猫の品種は異系交雑が許可されている | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんばんは。

ふじわら動物病院、藤原です。

 

 

自分が獣医のくせに知らなかった

恥ずかしいシリーズの話。

 

 

すっかりシリーズになっとるやないけー

滝汗滝汗滝汗

こっぱずかしいーーー。

ゲッソリゲッソリゲッソリ

 

 

シリーズになるほど知らないことが

あるのはヤベーよなーと反省するが

まだまだある。

 

 

猫は異系交雑が許可されているのは

知っていたが、どの品種とどの品種が

許されているのかというところまでは

知らなかったーーー

 

 

これを知らないと問題になるのは

品種によって遺伝的な病気があって

その遺伝的な病気が起こる代表的な

猫の品種はわかっていても

 

 

その遺伝子を他の品種も持っていて

その猫の品種も同じ病気になりやすい
ということだ。

 

 

例えば、ペルシャは多発性嚢胞腎という

病気に遺伝的になる素因があるんだけど、

 

 

ペルシャと異系交雑が許可されている

猫の品種もこの病気になりやすいと
言うことになる。

 

 

ブリティッシュショートヘアー

 

アメリカンショートヘアー

 

セルカークレックス

 

スコティッシュフォールド

 

 

これらの猫腫はペルシャと異系交雑が

許可されているので、多発性嚢胞腎という

病気になるリスクが高いということだー。

 

 

これを獣医師である私が知っておかないと

その病気を疑って検査をしましょうという

話を飼主さんにすることができない。

 

 

これは、超音波検査で診断することが

できるので、これらの猫腫は

定期的に超音波検査をしましょう

と話をしなくてはいけない。

 

 

今のところ治療方法がない病気

 

 

早期に診断して、腎臓対応と予後の話を

飼主さんに伝えなくてはならない。


知らなかったでは済まされない

笑えない話である。

 

一緒に読んでほしい記事

最近、猫の品種がいっぱいでてきて覚えきらない

チンチラっていう種類の猫?

色素が作れない猫の品種

 

 

記事を読んで「いいね~」と思ったら
お友達にリブログ、シェアしてもらえるとうれしいです。

 

LINE@やってます。

獣医のこばなしを

発信してま~す。

友達登録をお願いします。

  友だち追加数

 

フォローしてくれたら

うれしいです。

フォローしてね…