尿検査と同じくらい大事な血圧測定 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんばんは。

ふじわら動物病院、藤原です。

 

 

尿検査はとっても大事という話をしたけど、

それと同じぐらい大事なのが血圧測定

なんだ。

 

 

前回までの話はこちらから

尿検査でわかることはたくさんある

尿検査でわかること2

尿検査でわかること3

尿検査でわかること4

尿検査で大事な尿蛋白クレアチニン比UPC

 

 

ただ、これが動物はうまく測定するのが

難しい。

 

 

血圧は、ちょっと興奮しただけでも

上がってしまうので、なかなかうまく

測定できない。

 

 

そもそも病院が嫌いな子が多いので、

病院の近くになると

 

 

「えっ、あそこ行くのいやじゃーーー」

ポーンポーンポーン

って血圧は上がる。

 

 

病院の待合室に入って待っている間も

「ヤベー、ここヤベーとこじゃん」

ゲッソリゲッソリゲッソリって

血圧は上がりっぱなし。

 

 

診察室に呼ばれると

「今日は何されるんじゃーー」

チーンチーンチーン

と更に血圧は上がり、

 

 

診察されている間に

「あいつヤベーやつ、ヤベーやつに

いろいろいじられとるーーー」

滝汗滝汗滝汗

って

 

 

もっと血圧は上がってしまうので、

診察室ではいつもと同じ環境ではないので、

まともな血圧が測定できない。

 

 

大概診察室では血圧が高くなっているので、

そうなると本当の血圧なのかどうなのかが

わからない。

 

 

人でも血圧が高いというのはよくないことと

同じで、ペットでも血圧が高いのはよくない。

 

 

心臓でも腎臓でもよくない。

 

 

腎臓が悪くて血圧が高いのは予後が悪い。

尿に蛋白尿が出ていて血圧が更に高いと

予後がもっと悪くなる。

 

 

これを確認したいわけだが、なかなか

病院で血圧を測定するのは難しいチーン

 

 

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