尿検査でわかること2 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんばんは。

ふじわら動物病院、藤原です。

 

尿検査でわかることの続きの話をするね。

 

前回の話はこちらから

尿検査でわかることはたくさんある

 

今回は、pHと尿糖の話をします。

 

pHというのは、理科の実験の時に

リトマス試験紙に液体をつけて

酸性とかアルカリ性とかを

みたのを覚えているかな。

 

 

pHは、中性は6で、

アルカリ性が7とか8で

酸性が5とか4になる。

 

 

pHは、6という値が正常値です。

pHが7、8と高くなりますと

膀胱結が見られるようになりますし、

pHが5と低くなっても膀胱結石が

できます。

 

 

pHをみることによって膀胱結石が

出来る環境になっているどうかが

わかります。

 

尿糖は、まさに糖尿病になっている

かどうかがわかります

 

 

尿に糖が出ていると糖尿病の疑いが

ありますので、血液検査をして

糖尿病かどうかを調べていくこと

ができます。

 

 

ケトン体は、糖尿病の時にケトン体

が出ているのと出ていないのでは

病気の重さが変わってきます。

 

 

ケトン体が出ている糖尿病は

状態が悪いので、かなり注意が必要

になります。

 

 

糖尿病性ケトアシドーシスという

状態になるのですが、亡くなって

しまうこともあるような重い病気に

なります。

 

 

まだまだ尿検査でわかることが

ありますので、続きは次回に

致します。

 

 

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