尿検査でわかること3 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんばんは。

ふじわら動物病院、藤原です。

 

 

前回までの話はこちらから

尿検査でわかることはたくさんある

尿検査でわかること2

 

 

昨日の投稿が中途半端のままで

投稿になってしまっちゃった。

ごめんなさいお願い

修正しましたー。

 

 

まだまだ、おしっこ検査でわかる

事が沢山あるよ。

 

 

尿に出てくるたんぱく質を確認する。

 

 

たんぱく質は、炎症や出血、腎臓が

悪くなっている時に見られるんだ。

 

 

腎臓が悪くなってくるとたんぱく質

の一種アルブミンと言うものが漏れ

てきてたんぱく質がでてくるように

なるんだ。


 

ビリルビンが、尿検査で出てくる時
は肝臓に問題が起きていないか
調べる必要があるね。

 

 

肝臓が壊れて黄疸がでてくると

尿中にビリルビンが出くる。

 

また、血球が破壊されても

ビリルビンが出てくるので、

血球が壊れているかもしれない。

 

 

そんな時は、血球検査をしなくちゃ

いけないね。


 

潜血反応は、尿路系からの出血

が起こっていることになる。

 

 

ただ、この出血が、腎臓なのか、尿管なのか

膀胱なのか、尿道なのか、陰部なのかは

潜血反応ではわからないので、

出血がどこからなのか調べないといけないね。

 

 

膀胱炎や尿道炎があったり、

結石があったりすると潜血反応

が出るね。

 

 

 

出血が起こればいいので、それだけではないね。

腎臓病、尿管結石、膀胱腫瘍、子宮、発情出血

などでも出血は起こるので、潜血反応は注意が

必要だね。

 

 

最近猫では、尿管結石によって血尿がみられる

ことが多くなっている。

 

 

尿管結石が超音波検査で見つかればいいけど

あまりにも小さいと見つけられないこともあって、

血尿が続くようならCT検査が必要なことも

あるんだ。

 


尿検査って結構いろんなことが

わかるでしょ!

 

 

尿検査からわかる話は、

もう少し続来まーす。

 

 

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