尿検査でわかること4 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんばんは。

ふじわら動物病院、藤原です。

 

 

尿検査でわかることの話をしているけど

これからは、顕微鏡で尿を診て

わかることの話をするよ。

 

 

前回までの話はこちらから

尿検査でわかることはたくさんある

尿検査でわかること2

尿検査でわかること3

 

 

尿を遠心分離といって高速で尿を

回転させて、その沈んだものを

尿沈渣と言います。

 

 

その尿沈査を顕微鏡でみて

検査するんだ。

 

 

尿沈査をみることで、結石がないか、

感染がないか、どんな細胞が出ているか、

腫瘍細胞がないか、円柱がないか等

 

 

様々な情報があるので、それを

顕微鏡で見て確認するんだ。

 

 

細菌がいたり、結石があったり、白血球や

赤血球があったり、細胞があったり

するんだけど、更にそれを見分けるんだ。

 

 

こうやって、尿検査をするだけで

糖尿病、腎臓病、肝臓病、膀胱炎
溶血性貧血、膀胱腫瘍などなど

 


色んな病気を発見することが

できるんだ。

 

 

すごくねーーびっくり

 

 

尿検査は、膀胱に針を刺して尿を採取して、

検査することが基本になります。

 

 

これは、飼主さんにとっては、抵抗あるよね。

痛いんじゃないか、大丈夫ろうかなど

心配なことがあると思うけど

 

 

膀胱に針を刺すことは、ワクチンの時に針を

刺すのと同じぐらいの痛みなので、

膀胱穿刺がものすごく痛いということはないよ。

 

 

超音波を使って膀胱を確認して針を膀胱に刺す

必要があるので、ちゃんと画像で確認しながら

やるからまず大丈夫。

 

 

こんなにいろんなことがわかる検査なので、

是非、定期的に尿検査をして病気の早期発見、

早期治療につなげていきたいなーと思うんだ。

 

 

前回までの話も読んでほしいなー

尿検査でわかることはたくさんある

尿検査でわかること2

尿検査でわかること3

 

 

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