茅葺き屋根と聞くと、岐阜県の白川郷が思い浮かびます。


白川郷の合掌造り集落の建物は、歴史的建造物としての価値が高く世界遺産に登録され、
世界中からたくさんの環境客が訪れています。


急勾配の大きくて茶色い茅葺き屋根は、多くの人が目にしたことがあると思います。

 

 

茅葺き屋根とは、草で葺かれた屋根のことで、茅とはその草の総称です。


茅の材料には、ススキが最もよく使われ、他には、ヨシ、カリヤス、カルカヤ、シマガヤ、チガヤといったイネ科の草が使われるようです。


茅という植物があるわけではないのですね!!

 

 

白川郷のような豪雪地帯でも使われているくらいなので言うまでもないかもしれませんが、茅葺き屋根の特徴はなんと言っても高い断熱性です。


茅は断熱性と通気性に優れた材料で、冬暖かいだけでなく、夏も涼しく快適に過ごせます。
また、吸音性や遮音性も兼ね備えた優れものですキラキラ

 

そんな茅のような材を、現代の建材に探し求めて、「木の繊維断熱材」は生まれました。

 

 


「木の繊維断熱材」とは

木の繊維断熱材は、北海道のトドマツ・カラマツなどの針葉樹のチップをプレート状に成型した、環境保全・環境負荷軽減・地球温暖化防止の観点に立った、地球に優しい断熱材です。
ドイツ発祥の木質繊維断熱材は、環境意識の高い欧州では広く用いられています。
原材料が木ですから、断熱性能に加え、蓄熱性能・調湿性能を持ち、日本の気候風土にぴったりの自然素材と言えます。
※手の物語ホームページより (詳しくはこちら

 

 

熱容量とは、熱エネルギーを貯め込むことができる容量のことですが、熱容量が大きいほど、屋根から受ける熱や冷気が室内に到達するまでの時間を遅らせることができます。


木の繊維断熱材は、熱容量が大きく外気温の影響を受けにくい材質なので、冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内空間を保つことができるのです。

 

弊社で建築した「びおハウス」シリーズでは、この木の繊維断熱材を採用しています。

 


自然素材にこだわり、木のぬくもりに囲まれた住まいだと、心も身体も健康に過ごせそうですね。

 

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください音符


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株式会社 藤原木材産業
http://www.fujiharamokuzai.co.jp
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