【3DCGリハビリ】

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1980年代後半から3DCGをやってて一世を風靡したものだが^_^; 鳥取ではニーズが無く封印して10年以上・・・

さすがに当時使っていたCGソフトは今のマシンでは動くわけもなく、シンプルだがAfterEffectsの立体文字をやり始めてみた。

 

数十年3DCGをやっていたのでまぁ基本的なことはすぐにわかる。

XYZの空間感覚も戻ってきた(*^_^*)

 

しかしこの程度のポリゴン数とはいえ、HD解像度で影や反射入れて半リアルタイムで反応するのは凄い進化だ。

もちろんクロマキー合成の背景素材用である。

 

ニューマシンでもやってみたがGPUが対応してないとのことでCPUの速度差2倍止まりだった^_^;

 

【背景分離照明実験】

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今までは被写体にまんべんなく光が回るようにとディフューズライトを被写体と背景両方に当てていた。

スタジオが狭いしこれしかないと思い込んでいたこともあり、今回いろいろシステムを拡張するにあたって新しい照明方法も探るべく実験してみた。

 

まずは被写体をスタジオ1/3くらいまで前に迫り出す。

そのラインより後ろに背景用のライトを持っていく。そして被写体に光が回らないよう遮光する。

すると左端のようなシルエットになる。理屈では分かっていたがこんなにくっきりなるとは予想以上だった(*^_^*)

 

この状態だと基本的に被写体は真っ暗の中にいるのと同じなのでシンプルなライティングを施すことができる。

つまり背景に合成する景色に合わせたライティングにすることで合成時の違和感を減らすことができるというわけだ。

ただ、この場合、立ち位置が迫り出している関係で足元までの全身は厳しいかもしれない。また、背景用照明器具が左右に迫っているので動きにも制限が出てくる。

 

昼間の背景というより夜だったり暗めの室内での微妙な演技などの合成に有効かも。

 

グリッドコンテナー

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今回6セット購入した。

何に使うか…

箱馬感覚ではいたのだがサイズ的にけっこういろいろ使えそうだ。

 

まず雪舟

30*30*60のサイズなのだが畳むと高さが10になる。

組み合わせてみると10cmステップで刻める。

もっと細かくという意味では30cm角のクッションマットがある。これを組み合わせることで1cm単位で微調整ができる。

 

組んだ状態で4段重ねると高さ180cmになりちょっとした壁として使える。クロマキーでの消せるセットとして座ったり横から出たり下から迫り出したりといろいろ使える。

 

物撮りのステージ。

左右に3段ずつ90cmの高さ、これに60×120の合板を乗せればけっこうしっかりした撮影台が出来上がる。

 

ハイアングル撮影

今ある三脚だと2m位の視点しか伸びないが脚にこの箱をかませることで天井すれすれのカメラアングルが可能になる。

また逆に被写体を高い所に乗せてハイハットにカメラを乗せて撮ればかなりのローアングルで撮ることもできる。

 

などなどいろいろ使い道は広がる。

このサイズは実に面白い(*^_^*)

 

ロケの大変さはいろいろある。

撮影に出かけると他の仕事が出来ない。

天気に左右される撮影だと延期やスケジュール自体予備日を取ったりしてかなり無駄が多い。

カメラ1つ持ち出して撮影できる案件も無くはないがほとんどがシネカメラ、レンズいろいろ、特機、照明、音声機材などワンマンではけっこう多くの機材を持ち出すことが多い。

 

などが主な理由である。

撮影が本業の人はこれを辞めると仕事が無くなるが自分の場合は本来撮影は本業ではないのでロケを外すことにさほど抵抗はない。

実際売上におけるロケの割合は1~2割程度なのだ。

始めたきっかけは外部にCM的動画を撮ってくれるカメラマンがほとんどいなかったというのがある。

フットワークはいいのだが映像がENGというか…^_^;

 

しかし時代は変わりやっと外部でもシネライクな映像を撮ってくれる人も増えたのでそろそろ力仕事は引退かなと…

その分、スタジオクロマキーに力を入れていこうと方向転換を目論んでいる。

もちろんある日「今日からロケやめます!」ということではなく、内容によってはお断りしていくという流れになっていく。

今までも大がかりな撮影などは断ってきているのでそれほど大きな変化ではない。

比較的小さめの規模でも手間がかかりそうな案件は断っていくことになっていくだけである^_^;

 

クロマキースタジオにしてから10年くらいは経過しただろうか。

その間クロマキーを使って撮影したのは50本くらい?^_^;

ということは年に5本程度しかニーズは無いわけだ。

ロケだと年間20本くらいはある。

編集だけの作品は150本以上あるからいかに撮影物が少ないかが分かる。

そもそもが撮影は専門外だったわけだし…^_^;

 

それでも素材作りという意味ではクロマキー撮影は普通の撮影とかなり違う。

あくまでも合成する相手がありそれとのマッチングで撮影する。

なのであまりカメラワークは無い。

動きのある背景に…といった合成は映画などの予算のあるものくらいだ。

また、背景を3DCGにしてカメラの動きに追従させるバーチャルスタジオなどもあるがリアルタイム合成なので抜けがいまいちということでCMにはほとんど使われない。

 

そんなクロマキー撮影だが、メリットが地味なのだ。

外ロケに対して天候に左右されない、現地の雑音などに邪魔されない…とか、

基本的には合理化によるコストダウンということになる。

クロマキーなりの企画をすればロケでは得られない映像も出来るのだが、合成やCGが蔓延している今の時代にあまりインパクトが無いのも事実…

つまり低予算にしては面白い映像が比較的簡単に作れますよ!というのが売り。飛びつくほどでもない…と言われればそれまでなのだ(笑)

食わず嫌いメーカー

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ネットでの情報で故障が多いとか対応が悪いとか…そんな噂を頻繁に聞くと嫌になる。

2チャンネルとか出所があいまいなものでなく、知り合いとか実在の(笑)人物が書いている記事がベースである。

 

逆に好きなメーカーというのもある。

昔はやはりSONYだった。

近年はSONYもいまいちな物、対応が気になるようになってもっぱらPanasonic派である。

 

で、嫌いなメーカーは…

Apple。初代のMACから仕事に使っているがウインドウズとの相性の悪さ、安定度の悪さから数年で完全winに切り替えてしまった。

それからはiPodもiPhoneもiPadも見向きもしなかった。

しかし世の中がiPhone一色になる中、スマホは仕事で必要だと泣く泣く手を出してしまった。

それでもやはりMACには手を出せない…トラウマが深く残っている(;一_一)

 

そして最近新興メーカーのBlackmagic Design・・・とにかく知り合いで使っている人の評価がひどい。

それでもだましだまし使っているのは、やはり安いからなのか…

僕はそこはケチらない性格だ。仕事しててトラブルなんてプロ機材でないと思っている。絶対とは言わないが頻繁にというのは論外である。

Red Oneはそこそこ高いのに安定してないという話をよく聞く。高性能なら故障しても我慢できるのか??

 

とにかく故障や不具合が頻繁に起こるメーカーには手を出さないことにしている。

 

ただ、今回Blackmagic Designのレコーダーに手を出してしまった。

仕事に使うことはほぼなく、せっかくスイッチャー入れたのなら出力を録画する機器が欲しいとなって最も安かったからである。

使ってみて安定度悪かったらそのままお蔵入りなのだが…^_^;

その昔、こんな機材を持っていた。

SD時代のリアルタイムクロマキーヤー。

記憶が曖昧だが中古で7万くらい、定価だと50万以上していたような…?

 

何のために買ったのか?

めっちゃテクニカルな内容ですが・・・(;一_一)

2005年、スタジオクロマキーをやろうということなのだが、出来るだけ綺麗に抜きたい。

DVカメラがあったのだが4:1:1と色情報が極端に少なく実に汚い。

RGBカメラがあったがもちろんRGB録画できるVTRなどない。

 

そこでRGBをこのクロマキーヤーを通してキー信号の白黒映像をDVデッキに収録。

同時にカメラのS出力をベーカムに収録。

この二種類の映像をPCにキャプチャーして合成に使っていたのだ。

カメラからのダイレクトなRGBをキーイングしているのでそこそこエッジは綺麗だった。

ただ、かなり手間のかかる作業ではあった。

 

その後HVX-200という4:2:2のカメラを導入したのでこのシステムを使うことはなくなったのだが…

 

この時、遊び半分だがリアルタイムクロマキーで遊んだりしていた。

適当な映像を背景に流し、クロマキーの中で人が動いてみる。綺麗に合成された映像を本人が見ると喜ぶわけだ。

テレビ局の見学コースなどで見かける光景ではある(笑)

 

そして時代は経て2018年。

やっとHDでのリアルタイムクロマキーヤーの導入である。スイッチャー機能も入れて12万円!

最近はプリントごっこでさえグリーンバックにして背景を合成できたりする。

それほど珍しいものではなくなったが、それでも実際に動画として合成されると一般の人はワクワクするようだ(*^_^*)

 

どうしてリアルタイム合成はお遊びかと言うと、ソフトウェアで合成するより若干画質が悪いのと、編集では背景とのなじみの色調整、位置関係などをシビアに行えるので仕上がりは比較にならないくらい綺麗になる。

なのでCMにリアルタイム合成は使わないが、YouTube用の動画など簡易に作る映像には変化があって面白い(*^_^*)

 

 

好奇心 スタジオ機材

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テレビ番組などのスタジオではかなり大人数が作業分担して働いている。

そんな現場を見るのは活気あって好きだ。

じゃぁ、自分のスタジオをそんな風に…?なんて一瞬思うこともある。

いや、人材ではなく機材面で。

 

ジブアームにリモートヘッド、レールといった大型特機をスタジオに置くと一気にテレビスタジオっぽくなる(笑)

カメラは3台あるので3カメ。

この時にスイッチャーが欲しいと思ってしまう。

今や放送クォリティーのスイッチャーが10万円ちょっとで手に出来る時代。ローランドV-1HD

オーディオミキサーなんかも見た目置いときたいと・・

しかしどう考えても使う場面が無い。

ワンマンオペレーションでスタジオワークといった場面をSNSで見たりはする。

ただ、何を撮るのか?内容に興味はあるのか?編集はどうする?

と、考えると全く興味がわかなくなる(;一_一)

 

つまり、機材に興味があるだけなのだ。

かといってレンタルスタジオをやるつもりもない。

他人に機材を雑に扱われてそれを地味にメンテするなんて考えられない(笑)

特にカメラマンは荒っぽい人が多いので危険である^_^;

 

というわけで妄想は膨らむが、やはり自分には今のスタイルで充分かなと・・・

 

クロマキー合成、映画のようにシチュエーションがはっきりしていてカラーグレーディングもある程度極端な場合はクロマキー撮影時にライティングをベースに合わせて撮っておくと自然な合成ができる。

しかしCMの場合背景になじませる必然性は少ない。タレントがメッセージ性を持って出演するので浮いてて問題ない場合が多い。

特にローカルCMの場合予算の関係で背景にもあまりお金を掛けられないわけでグラフィックベースだったりありものの景色写真だったりするわけだ。

 

ローカルCMの場合、タレントの存在感は薄いとも言える。全国版のように有名な女優や歌手を起用することはまずない。

タレントと言ってもテレビのレポーターであったりイベントMCなどカメラを向けても喋れるという方がタレントとして扱われる。

では何のために知名度の低いローカルタレントを使う意味はあるのか…

ナレーションベースのモーショングラフィクスだけでは昔のテロップCMがちょっと進化しただけという感じだが、少なくともタレントが顔出ししてメッセージを喋ると説得力が増す。もちろんその喋りとともにテロップなどグラフィック処理も行う。

 

例えば深夜の天気予報でアナウンサーが出てこない天気予報がある。やはりクロマキーでも画面の横に立ってじゃべってくれる方が伝わってくるような気がする。人は人が喋っている顔があるとそれを見てしまう習性があるのだ。

 

デジタル特殊効果、CGをやり始めて40年近くになる。

3DCGソフトはいくつか使ってきた。

合成ソフトもMatador、Illusion、Fusionとかなり高価な合成ソフトを使ってきてAfterEffectsになって20年くらいになるだろうか。

これら使ってきたソフトの共通ポイントは縦型編集。

ファイナルカットやメディアコンポーザー、エディウス、プレミア…これらは長手方向の編集ソフト。

長尺ものの編集を素早く行うのに適している。

縦型編集の特徴は上に何層も重ねて合成を主な目的にしているので長尺を編集するには向いてない。

高画質なイフェクトなども内蔵されておりデジタル特殊効果を専門に作れるよう設計されている。

 

ではうちはCM編集がメインなのだがどうして縦型編集ソフトを使っているかというと、3DCGをやっていたときに実写との合成用にと始めたのがきっかけ。そのまま縦型編集ソフトで15秒完パケを仕上げてしまうようになったわけである。

同業他社ではCMをEDIUSでやっているところは多い。

しかしうちでEDIUSやPremiereでやらないのはモーショングラフィックスやクロマキー合成、などの特殊効果の機能、性能が長手方向の編集ソフトではチープなところが多いというのがある。カラーコレクションなんかもそうである。

短いCMではワンカットずつ丁寧に加工をしていくのでどうしてもAfterEffectsのようなソフトでないと対応できないということがある。

 

ではPremiereは全く使わないかというと、実はXDCAMに収録する際のマスタリングだけに使っている。

タイムコードや音量調整などははやはり長手方向の編集ソフトの方がやりやすく設計されているようだ。