祓い屋さんたちが大活躍のエピソード。
第三話「とおかんや」で名取さんの揺らぎや夏目くんとの関係性、第六話「廃駅・ふたつの輪」で的場さんの覚悟と強さを描いた後にこのエピソードを持ってくるのが良いですね!
今回は前後編の前編です。
ここからネタバレ。
夏目くんと名取さん
貴志くんのお友達からの電話にはしゃいじゃう塔子さんかわいいし、塔子さんの勢いに負けちゃう名取さんもかわいい。
眼鏡をしていない名取さん、きらめきに気を取られてしまいがちですが、そもそも眼鏡は妖怪を見えやすくするためのものなので、眼鏡なしモードで夏目くんと話してるとちょっと嬉しいです。
妖怪のこと抜きで友人づきあいできているようで。
三春家の儀式にかかわって結局眼鏡かけちゃいますが、眼鏡なしでただ遊びにいく機会がもっとたくさんあったら良いのにね。
夏目くんから名取さんにも、一緒に色々つれていってもらえるのは嬉しいって伝えてるし、柊も「来てくれたのを、名取は喜んでいた」って言ってるし、お互いへの好意がちゃんと伝わっているの良いですよね。
柊が保護者で微笑ましいです。初めて会った時、名取さん子供だったしね……。
名取さんが友人帳のことを知ってるの、正直ちょっとハラハラするんですけど、夏目くんは「いつの間にか、ひとりで抱えこんでいたはずのものが」と好意的に捉えています。
夏目くんが良いならそれで良いよぉ……。
今回の「有無をいわせず追い出せたんだけどな」もそうですが、友人だろうが意見の違いはあって、でもその違いを変に隠すこともなく、違いを認めたままに付き合えるのは、強いなと思います。
的場さん
「廃駅・ふたつの輪」での夏目くんから的場さんへの警戒っぷりもたいがいでしたが、名取さんから的場さんへの警戒もなかなかに露骨ですね!?
夏目くんを的場さんからかばうように割り込む名取さん、かっこいいけども!
相変わらずそれをまったく気にしていない風の的場さんですが、儀式の邪魔をされたお小言はしっかり伝えてます。
舌打ちする一門の人々の苛立ち具合にはちょっと小物っぽさもありつつ、でもそれをぶつける機会と謝る機会をちゃんと作ってリカバリを申し出させるの、流石の有能さです。
「布をひろってここに名取さんをつれてきたのはおれですよ」
「夏目くんも手伝ってくれるのですか、それは心強い」
この言質とったぞ感ね……。
でも、「決めるのは彼自身なのだし」の言葉の通り、自分の希望は伝えつつも夏目くんの意思をちゃんと尊重してくれてるんですよね。
夏目くんに向かって「始末することになったら」と強い言葉を使うのも、たぶん夏目くんの覚悟を促すためなんでしょうし。
そこらへんをなぁなぁにしてごまかさないのって誠実さだと思うんですけど、いかんせん的場さん、自分の印象を良くしようみたいな感性がないからなぁ……。
そして夏目くん、始末せずに決着をつけることは始末する以上に難しいと分かったうえで、それをやると宣言します。かっこいい!
6期5話での先生の言葉「まぁるくおさめたいならしくじらないことだ」も彷彿とさせます。
的場さんがそれに対して何も言わないのは、それができるだけの力が夏目くんにあるからこそでしょうね。
力もないのに甘いこと言ってたらぼろくそ言われそう。
名取さんには「もっと使える妖怪と結べばよいものを」と助言し、甘さによって衰退した三春家の末路を語って聞かせています。
あれ、意外と言い方優しい……。名取さんには強い言葉でズバズバ言うより、理を説く方が伝わると思っているんでしょうか。
「術なら解いてしまえばいい」なんて力を見せつけるようなこと言ってますけど。
悪名を背負ってでも、強さを得ること、強者として人々を守ることを自らに課していて、そこに一切の迷いがない的場さん。
もう絶えた、でも一度は傘下に入った三春家のために、当然のように危険を伴う後始末に来るんですよねぇ。
「祓い屋を辞めたいと思ったことはありませんか」
「ありませんね、ただの一度も」
揺らぐことなんか許されない道を歩いていくと決めて、それができる自分の強さに矜持を持っているだろう的場さんから見て、名取さんの迷いはどう見えているんでしょうね。
あと、名取さんと依島さんがつるんでいることをちゃんと知ってるの、流石の情報網です。
先生と柊と一つ目の妖怪
ホラーなシーンも多い中、先生と柊が癒し枠なのめちゃくちゃありがたいです!!
柊の「私とねこが守ります」の台詞、ぞんざいさと信頼感が最高……。
柊には「足手まといになるなよ」とか言ってたのに、「祓い屋の屋敷内でこの私が役に立つと思うな」と開き直ってる先生が良い味出してます。
毬を差し出す妖怪のしゃべり方めちゃくちゃ怖い……。
これと会話を試みられる夏目くんすごいし、「夏目」の一言で夏目くんに冷静さを取り戻させる先生も、夏目くんにそれができると当然のようにわかってて相棒感がすごいです。
助けてくれた妖怪に普通に「ありがとう」が言えるのも良い子。
その他
・「お前車持ってないのか?」人間くさいこと言うね先生。
・「なかなかの高級品だろうが」人間くさいこと言うね先生!
・門柱から落ちる夏目くんを支えようとする名取さんのごちん可愛い
・「人の血が絶えることも理解できていない類のものか」この侮蔑、THE・的場さん!
・的場さんが椅子を投げるシーンの勢い!!
・お菓子買いに行ってると七瀬さんに思われてる的場さん可愛い
・先生のしっぽ、確かにつかみやすそうだけども!
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