注意！　SAPIX　面積図と線分図、教え方が間違ってます！？

　面積図の省略形が線分図です。

　基本の基本、面線図はここから始まるわけだけど、学校の先生も塾の先生もまったくわかってない。　

　SAPIX(サピックス)も、他塾と同様、単元をぶつ切りにして詰め込んでいるだけなので、教え方がメチャクチャです。

　今、毎週土曜６時から授業をやって、その様子をそれぞれの参加者にブログで書いてもらうという実験を続けています。

　３回やりましたが、かけ算とわり算を、面積図⇒線分図に変換するトレーニンを繰り返しています。

　みんな、かなり力をつけています。

　特に新１年生の理解力が急上昇。面積図も線分図もフリーハンドでバンバン書いています。

　ついこなだいまで九九もできなかったんですよ。

　子どもたちの学力はすぐれた教材を使い、きちんと教えればいくらでものびるんです！

　　で、ばんさんのブログで面線図の学習状況を書いていくれたので、今回はこれをさらに詳しく解説しましょう（↓）。

　たぶお先生の特別授業では今は「線分図」でいろいろやってます

　線分図や面積図て、ただ文章の問題を「絵」に書いてわかりやすくするものだと算数不得意な私は漠然と思ってました

　確かにそうなんですが、「算数はパズルだ！！」の意味がよくわかりました！！

　　面白い！

　　ばんさんは、自分で問題をつくり、お子さんにやらせたようです。

　　明日の授業は、ばんさんのブログを教材にして、みんなで考えてみますが、それを、ここでちょっとだけ書いておきますね。

　　下は明日の授業で使うスライドです。

　　まず、ばんさんのお子さん（新３年生）が書いた面積図と線分図を紹介します。

　ばんさんのブログでは１つの問題を面積図と線分図の両方で解いています。

　まず、面積図から考えてみましょう。

　矢印を書き込みました。

　左は縦方向の矢印、右は左方向の矢印です。答えは同じなりますが、考え方は真反対です。

　これはかけ算の順番論争にもつながります。

　学校の先生も塾の先生もこのあたりがまるでわかっていない。だから、どこでも教え方がめちゃくちゃなんですよ。（以下、続く）

今日の雑談

　歴史の教科書には○年に◯○○が○○○したと書いています。だけど、それは記録があるから事実として書いてあるわけです。歴史の勉強とは、本来、原典の確認から始まるはずのに、年号や事項の丸暗記だけが重視されている。単元を輪切りにして詰め込んでいるのは算数ばかりでありません。バカと奴隷をつくるのが日本の教育です。

　まあ、それはそれとして、最近、気になっているのが『信長公記』です。

　織田信長がうつけだったとか、父親の葬式で線香をまきちらしたとかいう話はこの資料にしか書いてないんですよ。恥ずかしながら、つい最近知って、調べています。『信長公記』とはどういう資料なのか？

　この資料に関していろいろ、読みましたが、この本が一番、わかりやすかったです。