まだまだ、私がソフトモラハラの渦中にいるとき。



何年も前の話になるけど。




夫の価値観の押し付けが、
本当に耐えられない!



っていう愚痴をママ友にしていたときに、




そのママ友に



「我慢するほうが悪い」


と、はっきりと言われたことがあって。




その当時は「ま、確かにそうだよね」「私が悪いよね」って返したんだけど…




そう返事した自分に対して、


「本当に自分が悪いって思ってるの?」


って、ずっと引っかかってて。




何が引っかかってるんだろ?ってちょっと最近また気になって考えてみた。
(我ながら本当にしつこい。)









確かに、嫌だったら断ればいい、やらなければいい、無視すればいい、夫の言うことなんて一切きかなければいいのかもしれないけど、



そうしたところで、簡単に納得する相手なら私だって悩んでないんだわ。



っていうか、


嫌だって言ったし、文句もいったし。話し合おうとしたさ。



それでも、相手がさ、



・不機嫌になったり

・歩み寄ろうともせず

・またさらに価値観をかぶせてきたり

・あなたは間違ってると指摘してきたり

・自分は正しいと主張してきたり

・理解不能な意味不明なことを言ってきたり

・なんとも言えない不気味な雰囲気を醸し出してきたり



そんなんが日常茶飯事で、言っても言っても分かってもらえず、まともに相手をしてたらこっちが頭おかしくなるわって。




でも、

 


そんな相手でも、夫婦仲良くいたいわって、心の底では思ってて。
 


そんな父親でも、やっぱり家庭の雰囲気壊したくないわって思ってて。




いつか、私の気持ちを理解してくれるんじゃないかって。

 


私が我慢したことに対して、感謝してくれる日がくるんじゃないかって思ったりもしながら。




もし、夫婦仲がこれ以上悪化して、離婚することになったら子供が悲しむから、今は自分が黙って我慢しておこうって。




そんなふうに、考えて、我慢することを選んだ私に対して、




それを




「我慢するほうが悪い」




と、サラッと否定されたら、そりゃ悲しくなるよって話。




(そのママ友とは、今も普通に仲良しだけどね。)




わたしはママ友にそう言われて、結局は悲しかったんだなっていうところに行き着いた。





もちろん、そのママ友に「あの時、悲しかったんだよね」と、話をむし返す気もないけれど。







でも、じゃあ、なんて言って欲しかったんだろう?って考えてみたら、




「強い人」だね。




って、言ってもらいたかったなって。






自分のことより、他人や周りのことを優先できて、えらいね。強い人だねって。






強くないと、人に優しくなんかできないよって、前にどこかで聞いたことあるし。






ママ友には、
自分の味方になって欲しかったなって。







もちろん、分かってる。






そんな言葉をかけてもらったところで、何も解決しないってことは。






でも、






我慢に我慢を重ねて、日々の生活に疲れてるときに正論なんて聞けないよ。






正論なんて、
自分が一番、実はよく分かってるし。






分かっちゃいるけど、
それができなくて悩んで愚痴ってるわけだからさ。






だから、今、ものすごく我慢してる人は、






自分は強い人なんだって思ってください。




誰かのために、我慢できる人は強い人だよ。




だから、





あんな人に負けちゃダメだよ。
あなたは強い人だからね!





ゆっくり考えていこう。
応援してますニコニコ











中学生になる娘とわたしは、よく喋ります。



娘の意見を全て肯定してあげようと思いながらも、親心でついついアドバイスしてしまうこともあって、



そうすると「アドバイスは聞いてないから!」と娘に一喝されるたびに反省するのだけど、




そんな時間が、有意義で心の底からありがたく思うのです。





というのも、
わたしは母親に、思ってることを言えなかった子供時代を送っていました。



言えなかったのは「どうせ話を聞いてもらえない」とか「どうせ冷たくされる」と思っていたからで、自分から話しかけようという選択肢がなかったのだけど、



当然、母親からも「最近、学校はどう?」なんて話しかけられることもなかったから、会話らしい会話がなくって「わたしに興味がないんだな〜」ってなんとなくいつも寂しかったんですよね。




「興味がない」ということは、


わたしがいても、嬉しくないってこと?
生まれてこなければ良かったってこと?


って、子供ながらに思ってたんだと思う。

(その当時はそこまで深く考えていなかったけれどね。)




そんな寂しさを抱えたまま、大人になっちゃったもんだから、


目の前の人に好かれるためには、
自分の感情を出さないで、
相手に合わせていればいいのだ!



という、大きな勘違いをしたまま、人生を過ごしてきてしまった。



そんな大きな勘違いが、自分の人生に大きな影響を与えていたと知ったときの衝撃と、



単なる「母親との会話」がないだけで、人生にそんなに影響ある?!っていう驚き。



兎にも角にも、子供にとって、親の影響って必ずあるし、



親から子へ、ありとあらゆるものが連鎖するって考えると、子育てって怖いと思った。




でも、親としての責任があって、自分に何ができるのだろう?と考えたとき。




「自分がされてイヤだったことはしない」という反面教師なやり方で「自分がしてほしかったこと」をしてあげればいいんだと思ったのです。

 

それが「いつでもあなたの話をちゃんと聞きますよ」という姿勢でいる母親でいることでした。



わたしが思う「いつでもあなたの話をちゃんと聞きますよ」という姿勢というのは、毎日楽しいねって、気楽に笑ってるお母さん。



いつも機嫌が良く、にこにこしてるお母さんの姿です。



そして、自らも話しかける。
なんでも話してくれるお母さん。



それだけで、子供は安心すると思うし、安心できるから、子供もどんなことでも話をしてくれるんですよね。



それに日頃から会話があれば、一人で悩むことも減るだろうし、いつでも味方がいるって感じることができれば、子供はそれだけで心強いと思うのです。



子育ての正解はないけれど、


自分が子供のときに「されてイヤだったこと」を思い出して、自分が「してほしかったこと」をしてあげる反面教師なやり方は、理にかなってるなぁと実感しています。




昨日の夜ごはん。おでんの季節ですね。




 

 

 

前回、投稿したこちらのブログの感想をいただきました。↓

 

 


モラハラの渦中にいる人

別居中の人、離婚成立した人からも、

 


「被害妄想だったのかも…」と考えてしまうことがあるとメッセージをいただいたのですが、

 

 

 

間違いなく心に傷を負って、

被害にあっていたし、

その事実をなかったことにする必要は

まったくもってないよねって、

改めて思ったのと同時に、

 

 


自分の「こうしたい」というぼんやりな理想でもいいから




その理想に向かって行動することは、

後にも先にも、

絶対に必要だよねと

改めて考えさせられました。

 

 


だって、わたしたちは、

相手を優先する大人の対応と引き換えに、

何年も我慢に我慢を重ねてきたわけだけど、

 

 


でも、




人の気持ちを考えられない人間に対して

「優しさの無駄遣い」みたいな、

生産性のないことをし続けても、

意味がないことだって、



自分が一番よく分かっていたりすると思うんですよね。

 

 

 

そう考えると、別居や離婚をした人が

「被害妄想」と思えるってことは、

やっぱり、良いことだと思うのです。




被害にあったのは「まぼろし」だったのかと思えるくらい、相手の存在が薄れているっていうことで、その分、自分に意識が向いているわけだから。

 

 

 


モラハラの渦中にいる人は、

被害妄想と思わずに、

しっかりと被害者意識をもって

「なにくそ根性」を発揮して、




自分の「こうしたい」を想像して

その理想を叶えるための行動をしていく必要があると思う。

 

 

(別居か離婚かっていう単純な話ではなく)




とはいえ、

どちらの立場にしても、

自分の「こうしたい」を知るには

自分と向き合うことは必要不可欠で、

それに行動が伴っていく必要があるわけだけど、

 

 

 

誰もが、自分らしく生きるスペックを持ち合わせているわけだから、

それを使うことを諦めてはいけないねって思う。






昨日の夜ごはん↓



肉を切るのがめんどくさくて、そのまま鍋に投入。ちなみに料理はあまり好きじゃありません。






 

 

 

 

モラハラだ!

全部、相手のせいだ!と、

被害者意識がちゃんとあったからこそ

「逃げる」選択ができたのだと思う。

 

 

 


でも、別居4年目の今。


「あれは被害妄想だったのかもしれない」と

ふと思うことがあるのです。

 

 

 





 

モラハラという言葉って、

被害者と加害者がいて成り立つ言葉だけど、

 

 


被害者側が、

自分を正当化したり、

相手を責めたりするために使う言葉ではなく、

 

 

自分の追い詰められた精神状態を、

客観的に把握するためのもの


と、思うのです。

 

 

 


モラハラされてる(被害を受けてる)

渦中にいるときって、

洗脳されてるし、

慢性的なストレスで、

物事を深く考えられなくなるんですよね。

 

 

 

 

自分では考えてるつもりでも、

何を考えているのか分からない状態で、

考えている、みたいな。

 



でも、

モラハラという言葉があるおかげで、

自分は被害にあってるんだ!!という

自覚をしっかりもつことができたし、

 

 


 

相手を悪者にすることで、

自分を「えん護(敵から守る)」しながら、



そこから這い上がろう!という意識が芽生えたのも事実で。

 

 

 

逆に、



わたしにも悪いところがあるし。。。

相手には良いところもあるし。。。



と、被害者モードが弱かった頃は、

解決策を見つけられなかったというか、

見つけようともしてなかった気がします。

 




正直いって、

モラハラのことを調べれば調べるほど、

知れば知るほど、

分からなくなりました。

 

 


 

被害妄想だったのかもしれないと思うのも、

正直ちょっと、どうかと思うけど。(苦笑)

 




でも、

 

  

 

万が一、被害妄想だったとしても、




被害妄想で苦しんでいる自分の気持ちは本物だと、自覚することに意味があると、わたしは思う。

 

 

 

 

自分の心の傷は

自分にしか自覚できませんもん。





どんな事をされたかよりも、

まずは自分がどう感じたのかが重要だと思う。

 



モラハラという言葉は、

自分の追い詰められた精神状態を自覚するためにあるのだと思う。


 



今、ここに書きながら、

被害妄想だったと思える自分に対して、

「完全に覚醒できたのかもね」と思っています。

 



 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モラハラは「曖昧(あいまい)」だなと思う。

 



曖昧だから、

いくら考えても、

スパッと結論が出しにくい。



それでいて、

理解してもらいにくい。


 

とても厄介な問題だなと思うのです。


 






モラハラって、

 

「言葉」や「態度」等によって、

相手の心を傷つける精神的な暴力。

 

 

 



とはいっても、

 

 


そもそもの話で、

 

 


「言葉」や「態度」って、

 

  

無限にあるというか、

 

 

受け手側によって、

 

 

感じ方も捉え方も



違うわけだから、



「言葉」や「態度」によって、



と言われても、



人それぞれじゃん?って思うのです。





例えば、



夫から



「こんなこともできないなんて、母親としてどうかと思うよ」




と、冷静に言われたとして、





・カチンときた人


・モラハラだって思う人


・ただムカつくって思う人


・なんとも思わない人


・相手にしないようにしようと思う人


・ブチギレる人…etc

 

 


と、その人次第だと思うのです。






でも、



妻側が「心が傷がついた」と、



「これはモラハラだ」って思うなら、



それはモラハラになるわけですよね。




(「彼氏いるの?」って上司に聞かれて、それが不愉快と思えばセクハラになるっていうのと一緒。)





とは言っても、




それが裁判で

モラハラと認められるのかはまた別の話で、





認められるためには、



・モラハラされていたという事実の証明

・精神的なダメージを受けた証明




が必要になりますので、

証拠がとれる方は、

しっかり証拠をとっておきましょう。


 




ちなみに、わたしは、




ほとんど証拠が残せなかったので、

弁護士からは、




「インパクトがあまりないから、

単なる弱い妻と、

裁判官に思われてしまうかもしれません」

  


と言われてしまいました。

 

 

その時は


 

「え?!分かってもらえないか…。」


 

と、ちょっと悲しくなりましたが、




仕方のないことだよなと、

受け止めました。






なので、

「モラハラ」という言葉は、

夫には一度も使わずに、

調停をすすめていました。






でも、そのとき弁護士に言われたのは、

3年別居という既成事実を作れば、

夫婦関係が破綻しているとみなされて、

離婚できると言われたので、



証明することが難しいって人は、

とにかく別居を続けることです。




私はやっと、別居4年目になりました。


また、進展ありましたら、報告しますね。




 



◇まとめ◇



・モラハラの概念は曖昧




・夫の「言葉」や「態度」で自分が傷ついたなら、それはモラハラってことでいい!




・裁判で認められるためには、

モラハラの事実になる証明と、

精神的にダメージを受けた証明が必要。




・3年間の別居で、

婚姻関係が破綻しているとみられ、離婚できる。

(3年というのは諸説あり)








お互い、がんばりましょうね。






ということで!

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