必要ない限り滅多に外出しない身にとって、

現実逃避できる数少ないお楽しみが、フリマサイトサーフィン。

 

家具などの大物は自分で引き取りに行かなくてはいけないので、

探す範囲が自宅から半径Xキロ、と限られてしまいますが、

お皿などは、出品者によっては郵送もしてくれるので、

ドイツ全土から好みのアイテムを探せ、

気が付くと何時間もフリマサイトを眺めていた、なんてこともしばしば。

 

先日、そんな熱心(?)な検索の末に購入したアイテムが、

頑丈に梱包されて届きました。

 

 

中も発砲スチロールや紙でぎっちり埋め尽くされています。

 

 

その下から出てきたのは、ジャーン。

 

 

Villeroy & Bochのディナー皿と、大き目のサラダボウル。

今は廃盤となった、オールドアムステルダムという柄です。

 

さすがドイツのメーカー、フリマサイトでも数多く出品されており、

日本にいる時は高級品なイメージだったのですが、

上記のセットも、ディナー皿8枚とサラダボウル2個で1万円もせず買えました。

 

今時はなかなか外食もできないので、

今度友人を招いて、この素敵なお皿でテーブルセッティングして、

ディナーパーティでもやろうかなあ……。

そんな想像をするだけで、少なくともちょっとは気分が明るくなるので、

いいお買い物をしたと思います。

 

 

 

なかなか収束しないどころか、オミクロンのせいで拡大の一途をたどるコロナ禍ですが、

先週、ついに小学校一年生の三男のクラスでも感染者が出ました。

 

ここまで感染者が増加していると、もう感染する・しないも

自己責任と言うよりは運のようなもので、

気を付けているからといって絶対に感染しないわけではありません。

特に、毎日登校して、クラスメイトと同じ教室で勉強している子供なら尚更です。

 

以前は、ワクチンは12歳からしか接種できなかったのですが、

いつの間にか5歳~11歳の児童も打っても構わないことになっていたので、

まだ小さいし、副作用がどうなのかな、と思いつつも、

6歳の三男もワクチンを接種することにしました。

 

おらが村ノイ=イーゼンブルクの小児科では

毎週水曜日にワクチンの接種をしているのですが、

なかなか順番が回ってこないなー、と思っていたところ、

さすが大都会のフランクフルトでは、オンラインで予約が取り放題。

先週金曜日のお昼に申し込んでその日の夕方のスロットが予約できました。

 

ワクチンセンターは、世界最大のブックフェアも開催される、

フランクフルト・メッセにあります。

以前はこの沿線に住んでいたので、(コロナ前は)毎日出勤時に通っていた駅なのに、

田舎に引っ越してから久しぶりに来てみると、高層ビルが見えて、大都会や~。

 

 

(とかいって、地元横浜に比べたら、まだまだ田舎ですが)

 

ワクチン接種自体は粛々と進み、三男が怖がるかも、と

注射の瞬間は針が見えないように頭を抱っこしていたのですが、

全然泣いたりしていませんでした。

 

終わってから、お医者さんに「大丈夫?」と聞かれて初めて注射が終わったことに気付き、

「痛い……。何だか病気の気がする……」

と言っていたのですが、

「じゃあ、ちょっと休んで、またお医者さんに診てもらおうね」

と言うと、

「嘘だった!ジョークだった!」

とすぐに元気に戻り、お医者さんから注射のご褒美にもらった

小さなグミのパックを手にすたすた歩いていました。

 

その後、家から連れ出す時に約束したとおり、

メッセの近くにあるスカイラインプラザというショッピングモールに立ち寄りポケモンカードを購入し、

特に気分が悪くなるということもなく、元気にアイスを平らげ、

2日経った今日では腕の痛みもなくピンピンしています。

 

ちなみにスカイラインプラザの隣には、

去年の春にはまだまだ絶賛建築中だった「ONE」というビルが

ほぼ完成しておりました。

 

 

本当に「1」の形をしている!

こういうところにドイツ人のダサさ……もとい、生真面目さが出ていると思います。

 

久しぶりのスカイラインプラザでは、以前はよく自分へのご褒美に買っていた、

フランクフルト一美味しいと思うバクラヴァも購入♪

 

 

土曜日には、長男と次男のブースター接種も済ませてきました。

こちらも、昨年はまだ確か18歳未満にはブースターは推奨しない、となっていたのに、

いつの間にか接種可能になっていて、

何だかなー、本当に子供にワクチン必要なのかなー、

ワクチン打っててもコロナに感染する人はするしなー、と思いつつ、

今のように子供が毎日学校へ行くという日常生活を送るためには、

できる人ができることをできる範囲でやっておいたほうがいいのだろうな、と判断しました。

 

週末はアイルランドに住むドイツ人の友人とオンラインでチャットしたのですが、

彼女もブースター接種に懐疑的でした。

が、彼女が疑問に感じているのは、ワクチンの効果ではなく、

先進国がブースター接種をするくらいなら、

後進国にその分のワクチンを分け与えるべきなのじゃないか、という人道的な観点。

なるほど……、その視点は自分にはなかったです。

 

ただ、アイルランドに備蓄されていたワクチンの一部は、

どのみちあと2週間で使用期限が切れるらしく、

廃棄処分になるくらいなら、と彼女もブースター接種をする予定だそうです。

 

国によっても、人によっても、ワクチンに対する考え方は違うと思いますが、

とりあえずコロナ終わって~~という気持ちはみんな一緒だと思うので、

色々と自由が制限されて辛い日々が続きますが、

粛々と各自、できることから頑張りましょう……。

五大調味料といって、昔家庭科で習ったのは「さしすせそ」。

つまり砂糖、塩、酢、しょうゆ、味噌ですね。

 

とはいえ、人によって多少の差は出てくるもので、

たとえば私の場合、特に出番の多い調味料を5つ挙げろと言われたら、

しょうゆ

みりん

5番目は・・・うーん、難しい、でも砂糖や味噌よりは、オリーブオイルかごま油かも。

 

という話をかつてアイスランドで一緒に働いていたドイツ人としたところ、

彼女の5大調味料は

コショウ

パプリカ

そしてなんと「玉ねぎ」だそうです。

 

「玉ねぎって調味料とは呼べないけど、でも味付けのために入れてるし、

やっぱり玉ねぎかなー」とドイツ人らしく延々と悩んでいました。

 

なんでこんな話をふと思い出したかと言うと、先日、お年始にと

かつての私の5大調味料のひとつ、塩昆布をいただいたから!

 

 

フランクフルトはドイツのなかでも日本食の充実度という意味では

デュッセルドルフに続いていると思うのですが、

それでも手に入らないのが、塩こんぶ。

 

2年前に日本に帰省した時は、こんなに日本に帰れなくなるとは思っていなかったので、

10袋くらいしか買ってこなかったのですが、それももう食べきってしまい、

今度日本に帰れたら、30袋は買っておこう……と思っていたので、

思わぬところでまた手に入り、とても嬉しかったです。

 

ごま油と合わせておにぎりにしてもいいし、

ベーシックにきゅうりの塩こんぶもみにしてもいいし。

何を作ろうか考えるだけで気分が上がってきます。

そんなわけで、在独邦人へのお土産には、塩こんぶがおすすめですよ~!!

 

ちなみに塩こんぶと一緒に写真に納まっているのは、カドヤのゴマラー油。

日本では見かけた覚えがなく、フランクフルトでもまだこのラー油を扱っているお店は

1軒しか知らないのですが、辛い物好きにはたまらない味です。

日本人だけではなくドイツ人やアイスランド人にも評判なので、

この前、年末の買い出しに行った際に、お年始に配ろうと10本くらい購入してきました(笑)。

 

 

 

 

 

冬休み明けの一週間、ヘッセン州の学校では毎日のコロナテストが義務になっていました。

 

そうしたら案の定、先週月曜日の登校初日、

さっそく三男の通う小学校の2クラスで感染者が出たとのお知らせが届き、

今朝は3クラスで感染者が出たとのお知らせが!

 

ちなみに次男のクラスでも昨日、感染者が出たらしいです。

こちらはもう中学校だからなのか、お知らせは特に来ないのですが。

 

我が家の長男といい、やはりクリスマス休暇中に

感染者と接触してしまった子が多いのでしょうね。

 

同じクラスに感染者が出た場合、どうなるのかというと、

基本的に学級閉鎖やクラス全員が自主隔離になるということはありません。

ただ、クラスメイトの感染発覚から14日間、同じクラスの子は

ワクチン接種の有無にかかわらず毎日コロナテストを行う必要があります。

 

ある程度年齢のいった子なら粛々と進むのでしょうが、

三男のように、まだ小学校一年生の子にとっては、相当な負担だろうなー、と思います。

というのも、昨年、三男を学校に送っていったときに、

「行きたくない~!」と入り口の前で泣いて駄々をこねている子がいて、

その子のお母さんに

「学校に馴染むにはまだまだ時間がかかりますよね、

うちの子も朝になると学校に行きたくなくて大変ですよ」

と話しかけたら、

「そうじゃないのよ、この子のクラスで感染者が出て、

毎日コロナテストを受けなくちゃいけないの」

と言われたことがあるのです。

 

学校で行うテストは、簡易テストで、子どもたちは自分で長い綿棒を鼻の奥に突っ込み、

15秒間ぐりぐりしなければなりません。

まだ小さい子には力の加減なんてわからないでしょうし、

そりゃー辛いですよね……。

 

自分自身、生活必需品の買い出しと子どもの送り迎え以外には

最近滅多に外出しないので、

会社の人や友人の感染状況はよくわからないのですが、

とにかく今は子どもの感染者の話をよく聞くようになってきていて、

今朝のhessenschau(ヘッセンシャウ)というヘッセン州のニュースサイトを見ると、

過去7日間に報告された感染者の半数近くが0歳から14歳までの子どもらしいです。

まあもちろん、就学児童はコロナテストを受ける頻度が高いので、

検出される確率も上がるのでしょうが、それにしてもやっぱりなー、という数字です。

 

子どもは感染しても重症化する例は大人に比べると少ないのですが、

要は子どもが持ってきたウィルスが大人にうつるのが問題なのでしょう。

 

そういえば大昔、コロナではないのですが、

長男が保育園でもらってきたアデノウィルスが私にうつり、

ひどいことになった経験を思い出しました。

 

あの時は5日間高熱で寝込み、抗生物質を飲む間断乳したせいで、

結局母乳が出なくなっちゃたなー、という苦い思い出がよみがえります。

 

まあ、子どもが3人もいて、全員が毎日登校している今の状況では、

気を付けるといっても限度があるので、

人事を尽くして天命を待つ……、というと大げさですが、

どうかわが子が、そして自分自身がコロナにかかりませんように、と

祈ることしかできません……って、

無神論者なので、祈りませんけどね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツでは1月10日(月)から新学期が始まりました。

 

それまでの冬休み、私は日本への帰省を諦めたものの(←いつまでも言ってる)、

長男はアイスランドへの一人旅をとても楽しみにしていたし、

ドイツ―アイスランドはシェンゲン協定内なので、

不測の事態が起きても国境が閉まることはないだろうと送り出したのですが。

 

1月7日(金)のお昼ごろドイツに帰ってきた長男が、

その日の夕方、「やばい、僕自主隔離しなくちゃ」と言い出したのです。

よくよく聞いてみると、6日(木)に会った友達がコロナに感染したことが

友達グループのチャットでわかったとのこと。

 

ひええええ~。

 

アイスランドで5日(水)に受けたPCR検査の結果は陰性だったのですが、

6日に会ったその友達がその時点で感染していたとしたら、

振り出しに戻る……というか、一気にデンジャーゾーンに突入です。


ドイツではこんなとき、どうすればいいんだろう、ととにかく様々なサイトを調べ、

自分に都合の良い情報に流されないよう自制しつつ、総合的に判断したところ

1.濃厚接触者かを判断する。

一番良いのは保健所(Gesundheitsamt)に連絡して確認すること。

2.濃厚接触者の場合はできる限り早く簡易テストまたはPCR検査を受ける。

3.陰性でも、5日間は自主隔離をして5日目にまたテストを受ける

(起点は濃厚接触があった日、つまり長男の場合は1月6日)。

という対応を取った方がいいようでした。

 

そこでまずは息子に、コロナに感染したことがわかった友達と

どんな感じで会ったのか聞いたところ、

「まずはショッピングモールで会って、みんなでO君の家に行って、

ビデオ見たりしながらおしゃべりした。時間にして8時間くらい。

家の中だからマスクはしてなかった」と言うので、

もうこれは、保健所のお手を煩わせるまでもなく、濃厚接触者でしょう。

 

そこで次は2.のテストなのですが、空港から家に着いたときに、

念のためすぐ簡易テストをしたのですが、そのときの結果は陰性でした。

 

あとは5日間自主隔離してもう一度検査を受けなければなりません。

 

家の中に濃厚接触者がいて、家族はどうすればいいの?

もう今から一歩も外出できないの?

10日から学校が始まるのに次男と三男も自主隔離するの?

と、頭の中がぐるぐるしたのですが、

このあたりはどこにも自主隔離すべし、という情報も、

自主隔離しなくても問題ない!という情報も見当たらず

(私の探し方が悪いだけかもしれません)、

結局、長男だけ自主隔離することにしました。

 

幸いなことに長男の部屋は家族の居住空間が1階・2階であるのに対して、

ちょっと別れた半地下にあり(パラサイト風)、

ティーンエイジャー真っ盛りなので帰って来てからも親兄弟と対して交流しておらず、

トイレも長男の部屋のすぐ近くのを専用にできたので、

座敷牢のように、朝・昼・晩と食事を部屋の前まで運び、

用事があるときは家の中でも電話で話して、接触を避けたのでした

 

念のため長男以外の全員は1月9日(日)にテストを受け、全員陰性。

長男も、10日は担任の先生に話して学校を休んだのですが、

午後にテストを受けたところ陰性だったので、無事に11日から通学を再開しました。

 

ドイツの学校は、冬休み明けの1週間は、コロナ対策強化週間ということで、

ワクチン接種の有無にかかわらず、

すべての子どもは毎日コロナテストをうけることになっていたのですが、

うちみたいに冬休みに濃厚接触しちゃった子が結構いるんだろうな……と思いました。

息子たち3人も、毎日テストを受けましたが、最終的には誰も感染しておらず、

本当に、本当にほっとしました。

 

その後、近所のショッピングモールで、予約なしでもワクチンを打ってくれるという

看板があったので、夫ともどもブースター接種を受けてきました。

 

 

大人はこうしてできる限りワクチンを打ち、在宅勤務を続け、

外食も控えて、たまの集まりにはテストを受けてから参加して、と

できる限りの注意をしていますが、

子どもに同じことを強制するのは難しいですよね……。

そもそも毎日学校がありますし、そりゃー友達と会って遊びたいですし。

 

これからしばらく、綱渡り状態で頭を悩ませる日が続きそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツの年末休暇は例年1月1日まで。

今年は2日が日曜日だったので、

ほとんどの人は3日の月曜日が仕事始めです。

 

我が家は夫も私も1月6日まで休暇を取っており、

まだまだぐうたらしているのですが、

昨日は近所に住む同僚が、ホームオフィスの合間を縫って、

ランチに遊びに来てくれました。

 

クリスマスに帰省していたスペインからのお土産、としてくれたのが、

エンサイマーダというパン。

最初、箱を出してきたときは、ピザかと思いました(笑)。

 

 

ブリオッシュのようなふわふわのテクスチャーで、

ほんのり甘味がついています。

 

 

上の写真に写っている銀色の小さな袋には粉砂糖が入っており、

これをふりかけて食べるのが一般的だそうです。

 

合わせてハモン(ハム)のパテもお土産にくれたので、

「じゃあエンサイマーダと一緒に食べてみるね」

と言ったら、

「いやー、そういう食べ方は僕らはしないけど、

……でもまあ、新しい味を発見できるかもね」

と、やんわりと反対されました。

 

外国人に大福とわさびをお土産にあげたら

「じゃあ大福にわさびを乗せて食べてみるね!」

と言われたようなものなのでしょうか。

それは確かに反対するかも(笑)。

 

というわけで、新しい味に挑戦するのはやめておき、

イタリアのチョコレートスプレッドと一緒に食べてみましたが、

とっても美味しかったです。

 

しかし甘じょっぱい味に馴染みのある日本人としては、

やっぱりハモンのパテを合わせてみたいかも……。

今度こっそり、一人で新しい味への冒険に繰り出しちゃうかもしれません。

1月2日は我が家で居残り邦人新年会を開催しました。

 

大人8人、子ども5人、4世帯という大人数だったので、

念のため2G+ルールにして、

朝から簡易テストを受けにショッピングセンター近くの検査所へ。

 

 

テストは青いのぼりの立っているプレハブ小屋で無料で受けられます。

オンライン予約必須だったので、朝10時10分のスロットで予約を入れたのですが、

10時に到着してみたらすでに10名以上の人が待っており、

寒空の下、30分くらい並びました。

 

結果は30分後くらいにメールで送られてきて、無事陰性。

幹事が陽性でドタキャンなんてことになっていたら目も当てられなかったので、

ちょっと安心しました。

 

今回はお正月ということで、白と金でテーブルセッティングしてみました。

この色の組み合わせはクリスマスっぽくもなるので、

あんまり和な感じは出なかったかも。

 

 

各自の席ごとのお皿はこんな感じ。

 

 

湯呑とお茶碗は、eBay Kleinanzeigen(イーベイ クラインアンツァイゲン)というフリマサイトで、

なんと6客セットを10ユーロでゲットしました。超お買い得。

売主は上品なドイツ人のおばあさんで、

ずいぶん前に手に入れたものの、使う機会がなくて棚にしまっていたそうです。

確かに、ドイツ料理で湯呑とお茶碗は使い途がないかも。

こういう掘り出しものがあるから、フリマサイトはやめられませぬ。

 

下に敷いた金色の紙は、大判の厚紙をデパートの文具売り場で購入し、

自分でちょうど良いサイズに切ったものです。

これなら気兼ねなく、汚れたらポイできるので、かなりおすすめです!

 

今回は1歳児が3人いたので、

ダイニングの横のサンルームにキッズコーナーも作ってみました。

 

 

自分の子がすっかり手がかからなくなって忘れていたのですが、

こういうスペースを用意しても1歳児がおもちゃでもくもくと遊ぶということはなく、

結局は親がついて見ていなくちゃいけないんですよね。

それでもみんな何とか食事は取れていたようで良かったです。

 

 

我が家が準備したのは右から

●アイスランドのクッキー・スールル(超絶作るのが面倒くさい)

●昆布巻き(芯はニシンではなく鮭)

●伊達巻

●鶏の照り焼き

●中華なます(母がお料理教室で習ってきたもの。

美味しいけどこれも超絶作るのが面倒くさい)

●紅白かまぼこ

でした。柚子の入れ物の中にはイクラが入っています。

 

基本的にはどれも上手くできたと思うのですが、

伊達巻だけははんぺんを入れ過ぎて、

伊達巻らしい卵と砂糖の甘味に欠けていた気がします。

 

おせちって、結局年に一回しか作らないから、

普通の人ならきっと生涯でも数十回しか練習することがないですよね。

そりゃ私のおせちもまだまだ味が定まらないわけだ、

と自己弁護してみたりして(笑)。

 

参加者も各自それぞれのおせちを持ち寄ってくれ、

テーブルがとても華やかになりました。

 

 

がちょう、鴨、筑前煮、タケノコの煮物、レンコン酢、黒豆などなど。

どれも優しい味で美味しかった~。

 

故郷には帰れなかったものの、

こうして異国の地で(特にいけずなドイツで!)頑張る日本人同士、

楽しく食べて話して盛り上がる機会が持てて、本当に良かったです。

 

例え今年の年末は日本に帰れることになったとしても、

また新年会はやりたいなー、と思いました。

新年明けましておめでとうございます!
 
といっても、昨今来の情勢でなかなかめでたい気分になれない年明けですが、
落ち込むところまで落ち込めば、あとは上るのみ。
今年一年かけて、徐々に色々と状況が良くなることを祈ります。
 
さて、森の中までさまよってアイデアを求めた新春のお飾りはこちら。
 

 
姉からは、「『外国から見た日本』的な、不思議な世界観」という感想をもらいました。確かに😂
 
お正月の朝はなぜかエッグ&ベーコンの朝食から始まり、
お昼にお雑煮を食べたあと、
去年のうちに終わらなかったおせち作りの続きをしました。
 
 
上から順に中華なます、昆布巻き、鶏の照り焼きが入っています。
巻いてあるのは伊達巻。
はんぺん好きなものではんぺんを入れ過ぎたら、
魚肉ソーセージみたいな味になってしまいました。
新年から教訓、過ぎたるは及ばざるが如し。
 
初詣に行くところもないドイツでの新年は、
普通の日と変わりなく粛々と終わりましたが(夜ご飯もプルコギ丼だったし)、
これも今年らしい始まりではなかったかと思います。
 
2日はいよいよ居残り邦人新年会。
みんなと食べるおせちが楽しみです!

いよいよ2022年が始まろうとしていますが、

2021年のことを少し書きます。

 

12月27日から遊びに来ていたアイスランド人の友人一家が

嵐のように去っていったのは29日。

いる間はいろいろとお世話が大変だったのですが、

旅立つときには泊まっていた部屋から子供たちのおもちゃまですべてきれいに片付けてくれていて、

もしや私の心の声が聞こえてしまったのでは……と、ちょっとやましい気持ちになりました(笑)。

 

そんな友人たちと食べた最後のディナーは手巻き寿司。

フランクフルトのVenosというイタリア人が経営する食料品店まで買い出しに行き、

お魚やらわかめサラダやら、色々な食材を買い込んできました。

 

ドーン。こんな大きなトロも売られていました。

 

 

友人家の20歳のお嬢さんは、「お寿司が好き」と言いつつ、生魚が食べられず、

「チキンのお寿司が好き(?)」と言うので、照り焼きチキンを作ったところ、

それとアボカド、マヨネーズを手巻きにして美味しい美味しいと食べていました。

 

 

生魚が食べられないのにお寿司が好きとはこれいかに、という感じですが、

まあお寿司といっても生魚がすべてではないですし(五目とか)、

そういえばうちの長男も生魚を食べられないのにお寿司が好きと言っていました(かっぱと卵専門)。

海外で育つと、お寿司の概念もちょっと変わるのでしょう。

 

その後は家でゴロゴロしていたのですが、

大晦日に最後の買いおさめにと、近所のショッピングモールへ行ってきました。

次男と三男は今年中ハマっていたバブルティーという、

ジュースの入ったイクラのような、大きなつぶつぶゼリー入りのドリンクを飲みおさめ。

 

 

私はなます用に買い忘れていた大根を無事に見つけ、夜ご飯の天ぷらの材料も買いました。

 

 

2021年最後の夜ご飯は、恒例の天ぷらざるそば。

えび、なす、ブロッコリー、えのき、コーンを結構大量に揚げたのですが、

親子4人で何とか平らげ、きれいな食いおさめになりました。

 

今回の年末は長男はアイスランド、夫と三男は早々に沈没し、

年越しの瞬間を一緒にお祝いできたのは次男のみという、少々寂しい状況でしたが、

これもまたのんびりできてよかったです。

 

2022年がどんな年になるのか、今の状況ではまったく予想もできませんが、

とりあえず健康には気を付けて、冬休み中にゆっくり今年の目標を考えてみたいと思います。

 

一昨年、12歳でドイツに引っ越してきた長男にとって、

新しい言語や友人の獲得はなかなかの困難です。

これがドイツに骨を埋めるつもりでの移住なら、

心を鬼にしてドイツに馴染むよう、特訓するところですが、

夫にも私にも別にそんな確固たる信念はないので、

長男の心の平安を保つためにも、長期休暇になると

一人でアイスランドに帰ることを許可しています。

 

冬休みは昨日からアイスランドへ旅立ったのですが、

コロナにも関わらずフランクフルト空港は活況で、

朝からたくさんのフライトが発着していました。

 

 

朝9時から11時の間だけでも、上の写真に写っているような大量の国際便が飛んでいます。

本当ならこの中のどれかの便で、私も日本に帰るはずだったのになあ……(←まだ言ってる)。

 

アイスランドではお友達の家にずっと滞在させてもらうという長男は、

満面の笑みで出国エリアへのゲートを通り抜けていきました。

これから年末年始にかけて、たくさん楽しい体験をしてくるといいね!

 

 

空港で見送りを済ませて家に帰ってから一息つく間もなく、

今度は夫の友人家族が4人で泊まりに来ました。

この友人は、いわば私と夫のキューピッド的な存在で、

アイスランド人なのですが今はカールスルーエに住んでいます。

 

そんな恩人に言うのもなんなのですが、

4歳の娘ちゃんの躾がとにかくなっておらず……。

 

 

こうして息子と静かにテレビを見ていたのは最初のたった10分で、

あとは家中をおもちゃのピストル片手に走り回り、

大声を上げ、お菓子を食い散らかし、いろいろなところで鼻をほじるという無法ぶり。

(このブログを書いている最中にも、牛乳の入ったコップをひっくり返し、

ひと片付けしてきましたよ。げっそり。)

 

そんなこんなで昨日は精神的にも疲れたので、

夜は三男を寝かしつけながら一緒に寝てしまったのですが、

ふと真夜中に目が覚めて、お水を飲もうとキッチンに行ったら、

夕食とその後の宴会の後始末が待ち受けていましたよ……。

 

 

まあ実は、一人でNetflixを観ながら黙々とキッチンの後片付けをするのは

嫌いではないのですが。

 

 

間違い探しのようにどこを片付けたのかいまいちわからない状態までキッチンを掃除し、

再び眠りに着いたのは夜中2時。

 

お世話がちょっと大変ではあるものの、

友人夫婦は話好きで、一緒にいると楽しいのですが、

明日彼らが旅立ったら、ちょっと私も家族からお休みをもらって

年末一人慰労会inタイマッサージでもやろうかと考え中です。

 

もちろん支払いは、ここぞとばかりに自分もお客さん気分になって、

家のことを全くやらない夫もちで!