一昨年、12歳でドイツに引っ越してきた長男にとって、
新しい言語や友人の獲得はなかなかの困難です。
これがドイツに骨を埋めるつもりでの移住なら、
心を鬼にしてドイツに馴染むよう、特訓するところですが、
夫にも私にも別にそんな確固たる信念はないので、
長男の心の平安を保つためにも、長期休暇になると
一人でアイスランドに帰ることを許可しています。
冬休みは昨日からアイスランドへ旅立ったのですが、
コロナにも関わらずフランクフルト空港は活況で、
朝からたくさんのフライトが発着していました。
朝9時から11時の間だけでも、上の写真に写っているような大量の国際便が飛んでいます。
本当ならこの中のどれかの便で、私も日本に帰るはずだったのになあ……(←まだ言ってる)。
アイスランドではお友達の家にずっと滞在させてもらうという長男は、
満面の笑みで出国エリアへのゲートを通り抜けていきました。
これから年末年始にかけて、たくさん楽しい体験をしてくるといいね!
空港で見送りを済ませて家に帰ってから一息つく間もなく、
今度は夫の友人家族が4人で泊まりに来ました。
この友人は、いわば私と夫のキューピッド的な存在で、
アイスランド人なのですが今はカールスルーエに住んでいます。
そんな恩人に言うのもなんなのですが、
4歳の娘ちゃんの躾がとにかくなっておらず……。
こうして息子と静かにテレビを見ていたのは最初のたった10分で、
あとは家中をおもちゃのピストル片手に走り回り、
大声を上げ、お菓子を食い散らかし、いろいろなところで鼻をほじるという無法ぶり。
(このブログを書いている最中にも、牛乳の入ったコップをひっくり返し、
ひと片付けしてきましたよ。げっそり。)
そんなこんなで昨日は精神的にも疲れたので、
夜は三男を寝かしつけながら一緒に寝てしまったのですが、
ふと真夜中に目が覚めて、お水を飲もうとキッチンに行ったら、
夕食とその後の宴会の後始末が待ち受けていましたよ……。
まあ実は、一人でNetflixを観ながら黙々とキッチンの後片付けをするのは
嫌いではないのですが。
間違い探しのようにどこを片付けたのかいまいちわからない状態までキッチンを掃除し、
再び眠りに着いたのは夜中2時。
お世話がちょっと大変ではあるものの、
友人夫婦は話好きで、一緒にいると楽しいのですが、
明日彼らが旅立ったら、ちょっと私も家族からお休みをもらって
年末一人慰労会inタイマッサージでもやろうかと考え中です。
もちろん支払いは、ここぞとばかりに自分もお客さん気分になって、
家のことを全くやらない夫もちで!