冬休み明けの一週間、ヘッセン州の学校では毎日のコロナテストが義務になっていました。

 

そうしたら案の定、先週月曜日の登校初日、

さっそく三男の通う小学校の2クラスで感染者が出たとのお知らせが届き、

今朝は3クラスで感染者が出たとのお知らせが!

 

ちなみに次男のクラスでも昨日、感染者が出たらしいです。

こちらはもう中学校だからなのか、お知らせは特に来ないのですが。

 

我が家の長男といい、やはりクリスマス休暇中に

感染者と接触してしまった子が多いのでしょうね。

 

同じクラスに感染者が出た場合、どうなるのかというと、

基本的に学級閉鎖やクラス全員が自主隔離になるということはありません。

ただ、クラスメイトの感染発覚から14日間、同じクラスの子は

ワクチン接種の有無にかかわらず毎日コロナテストを行う必要があります。

 

ある程度年齢のいった子なら粛々と進むのでしょうが、

三男のように、まだ小学校一年生の子にとっては、相当な負担だろうなー、と思います。

というのも、昨年、三男を学校に送っていったときに、

「行きたくない~!」と入り口の前で泣いて駄々をこねている子がいて、

その子のお母さんに

「学校に馴染むにはまだまだ時間がかかりますよね、

うちの子も朝になると学校に行きたくなくて大変ですよ」

と話しかけたら、

「そうじゃないのよ、この子のクラスで感染者が出て、

毎日コロナテストを受けなくちゃいけないの」

と言われたことがあるのです。

 

学校で行うテストは、簡易テストで、子どもたちは自分で長い綿棒を鼻の奥に突っ込み、

15秒間ぐりぐりしなければなりません。

まだ小さい子には力の加減なんてわからないでしょうし、

そりゃー辛いですよね……。

 

自分自身、生活必需品の買い出しと子どもの送り迎え以外には

最近滅多に外出しないので、

会社の人や友人の感染状況はよくわからないのですが、

とにかく今は子どもの感染者の話をよく聞くようになってきていて、

今朝のhessenschau(ヘッセンシャウ)というヘッセン州のニュースサイトを見ると、

過去7日間に報告された感染者の半数近くが0歳から14歳までの子どもらしいです。

まあもちろん、就学児童はコロナテストを受ける頻度が高いので、

検出される確率も上がるのでしょうが、それにしてもやっぱりなー、という数字です。

 

子どもは感染しても重症化する例は大人に比べると少ないのですが、

要は子どもが持ってきたウィルスが大人にうつるのが問題なのでしょう。

 

そういえば大昔、コロナではないのですが、

長男が保育園でもらってきたアデノウィルスが私にうつり、

ひどいことになった経験を思い出しました。

 

あの時は5日間高熱で寝込み、抗生物質を飲む間断乳したせいで、

結局母乳が出なくなっちゃたなー、という苦い思い出がよみがえります。

 

まあ、子どもが3人もいて、全員が毎日登校している今の状況では、

気を付けるといっても限度があるので、

人事を尽くして天命を待つ……、というと大げさですが、

どうかわが子が、そして自分自身がコロナにかかりませんように、と

祈ることしかできません……って、

無神論者なので、祈りませんけどね!