旧東海道の散策も逢坂越えをして、途中で適度に“鉄分”補給でき、本日ゴールとする大津市街地へ入っていきます。ゴール手前で神社に寄り道。
少し気になる神社の入口
2015年にその神社の前を通った時に、入口の雰囲気が気になり立ち止まりました。
踏切の向こうに鳥居が・・・
踏切で横切っている線路は、このシリーズで散々登場させられて(笑)いる、京阪電車の京津(けいしん)線です。
踏切の名前は、「蝉丸神社踏切」というそうです。神社の名前は(7)でも記した通り、「関蝉丸神社(せきせみまるじんじゃ)下社」となります。
2015年の時は入り口だけ見て終わってしまったこともあり、今回(2022年)の散策では境内までお邪魔しようと思ったわけです。
飛び出し●●
旧逢坂山ずい道東口より大津市街地へ分け入ると、すぐに神社入口になります。地図で確認しておきましょう。
神社の入口手前から、“路肩にたたずむ者”が立っておられます。
さすが滋賀県(笑)。
弊サイト「4年越しの念願果たす(ざ・ろかたりあん)」では東近江市にあるお寺の“飛び出しお坊さん”を紹介してますが、その神社版となるのでしょうか。
神社だからお坊さんじゃなくて、えーっと・・・
彼に導かれ、久しぶりの神社訪問となります。
なお、この飛び出し坊やは神社入り口横にある和食「佳山」さんが置かれたもので、琵琶を持つ姿から“飛び出し琵琶法師”だと思われます。
神様HELP!
踏切を渡り、鳥居をくぐり境内に進みます。
中央に「拝殿」が見え、その奥に「本殿」が見えます。本殿の屋根部分に違和感があり、この後見に行きましょう。
拝殿手前右に見えるのは、「関清水神社」というそうです。
神社の由来については「関蝉丸神社」サイトをご参照いただきここでは割愛するとして、同サイトのトップで支援要請が記されてますので紹介します。
関蝉丸神社クラウドファンディング
チャレンジのご案内
先ほど「本殿の屋根部分に違和感」と書きましたが、近づくと屋根がシートに覆われるという痛々しい状態になっていることがわかりました。建物の老朽化により雨漏りが酷い状態になっているそうです。その修理費用捻出のため、サイトに書かれている案内となったそうです。
筆者の懐事情より、お賽銭レベルでのご協力しかできませんが・・・
もう少し、境内を歩きます。
拝殿横にある貴船神社(画像手前)と天満宮(画像右奥)にもお参りしつつ、帰路に着くことにします。
締めも“鉄分補給”
当然ながら道へ出るのに、再びあの踏切を渡ります。
ちょうど、電車がやって来ました。
足止めされたことで、少し長めに神様の下にいることができたように思います。そして、最後まで“鉄分補給”できました(笑)。
電車が去っていったので、踏切を渡ります。
この後は旧東海道復帰もすぐ別れ、大津駅よりJRに乗車し自宅最寄り駅へ向かいました。
旧東海道はページ上部に掲載した地図の紫点線通り、途中で東向きに方向を変えて進みます。その道中に関しての紹介ページは作ってませんが、ルート上の話題について以下のものを紹介しておきます。
では、本シリーズはこれで終わりにします。長かったねぇ(汗)。
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