東京吟醸倶楽部
先月に引き続き、今月も『東京吟醸倶楽部』に参加してきました。
今回は少人数での開催でしたが、その分中身が濃い、とても充実した時間を過ごさせていただきました。
世話人のzaimuさん
、勉強会などでいつもご一緒させていただいております法務法務コンサルタントさん
、経営・営業コンサルタントののび~さん
、お世話になりました。
今回は少し宣伝をさせて頂きます。
前回に地元のお酒をご案内すると宣言したとおり
私の地元の安政8年から創業している老舗の酒蔵 にも声をかけさせていただき、
蔵元ご本人が直接参加が出来ない代わりにと言って、とっても貴重な幻の酒
を提供して頂きました。
この会、いろいろな方が参加し、お酒の話、遊びの話、仕事の話、などそれぞれが思い思いに過ごす事が出来るなかなか面白い会です。
次回も楽しみです
リスクマネジメント
最近ナンだかFPのテキストの様な記事になってしまい・・・ちょっとらしくない展開に本人が驚いている今日この頃です
前回まででおおよそライフプランの概略が終了し、ここからは私の本業でもある『リスクマネジメント』に入っていこうと思います。
以前記事にした『保険の目的 』や『保険の種類 』とあわせて読んでいただきたいと思いますが、今から考えると先にこちらのお話をした方が良かったかなと反省・・・orz
さて、気を取り直して
ライフプランは『自分の思い描く人生を送るための道標』である事は前回にお伝えしました。
ではその思い描いた人生に『万が一』不幸な出来事が起こってしまったら?
リスクマネジメントとは本来そのように考え、自身の夢や家族の生活を守る為に講じるものです。
もうお気づきとは思いますがライフプランは十人十色で、全く同じプランは存在しません。
ですから世のマネー雑誌やネットなどでFPと名乗る方々が『一般的には○千万円くらいの保障が必要』などと言っていることがいかにナンセンスであるかお分かりになるかと思います。
当たり前ですよね。世帯の収入も違えば家族構成も違う。どのような生活を送りたいのかもそれぞれです。
『一般的』などと最大公約数的に測る事は出来ませんから。
またライフプランに変更が生じた場合は、それに対応してあげなければならないものです。
本来保険の見直しとはそういった状況で初めて行うものなのです。
しかし、現実にはそうではないケースの方が多いため、ご自身の求める保障に合っていなければ即見直しをした方が良いでしょう。
次回からまた少しずつ掘り下げていきますね。
ライフプランニング―その4
今日は朝から・・・正確に言うと昨日の夜からちょっとドタバタで、午前中ですっかり力尽きてしまってました
夏本番前にしてすでにバテ気味です
さて本題。
ここまでライフデザイン~プランニングの流れと資金のお話をしましたが、キャッシュフロー表を作ってみると、教育費が上昇するのに伴ってキャッシュフローが悪化していくようなケースが多く見られます。
ライフイベントと基本生活費を分けて考えるのは、将来の見通しが厳しい場合、ライフイベントごとに優先順位をつけてそれぞれを可能な限り実現していく為にはどのような手段を講じれば良いのか考え易くするためです。
収支が合わなくなる場合に取る行動はふたつに分かれます。
一つは単純ですが、収入を増やす方法の検討です。
例えば奥さんが専業主婦であれば、奥さんのパートなどで収入を確保するなどですね。
収入を確保する方法を考えつつ、ご自身もキャリア形成の目標として、いつまでにどのようなポジションを目指すのか具体的な目標設定として活用するのも良いでしょう。
もう一つは支出を減らすことです。
どちらも極当たり前で、なんだそんな事かと言われてしまいそうですが、支出の削減にはちょっとしたポイントがあります。『何をどれくらい節約するのか?』という事です。ここで活用できるのが前回の『使途不明金』なのです。
良く雑誌やTVで節約を強調するFPさんもいらっしゃいますが、何でもかんでも節約で、夕飯のおかずが一品減ったり、晩酌のビールを減らしたりしたら・・・毎日の暮らしがつまらなくなっちゃいますよね?
ライフイベントを下方修正したり基本生活費を削るのは本当にどうにもならない場合の最終手段です。
また『使途不明金』を削ると言ってもそれをゼロにするわけではありません。
車のハンドルにも『あそび』があるから安全に走れるのと同じように、日々の暮らしにも『あそび』は必要です。
(遊びっていっても言葉通りじゃないですよ。ゆとりと言い換えても良いかもしれません)
『手をつけたくない場所から一番遠いところ』から将来のために少しだけ準備に回す。これなら日々のストレスはほとんど感じなくて済むと思うのは私だけでしょうか?
ライフプランは自分が思い描く生活を実現に近づけるための手段のひとつです。そのために必要な事を一緒に考えたり情報提供を行ったりするのがファイナンシャルプランナーだと思います。
また、ライフプランは一度立てれば終わりではありません。目標や計画に対してどのような状況にあるのかを検証し、常に軌道修正を行わなくてはなりません。場合によってはプランそのものの見直しが必要となる場合もあります。
最終的に手段を選択し、実行するのはご本人ですが、一件でも多くそのお手伝いが出来たら良いなと思ってます。
