保険屋FPひろのお金の教室 -290ページ目

リスクマネジメント―その7

あっという間に気がつけばもう8月目


最近時が経つのが加速度的に速くなってる気がします・・・



ココまでリスクに対する備えのお話をしましたが、民間の生命保険は社会保障の補完をするものなので、大前提として『社会保障とは何か?』と言う事を理解しておく必要があります。


今回この話をしようと思ったのは、先日『国民年金保険料の実質納付率』が発表され、納付水準の低さ=制度理解の低さではないかと思えたからです。


衆院選が近づいてきており、mixiやその他参加しているコミュニティでもいろんな話題で議論がなされていますが、そこでも50代の方など年金受給開始が近づいているのに制度そのものを知らない方が結構いらっしゃいました。


理解していないのに『年金はもうダメだ』とか批判するのもどうかと思うので、ここで一度おさらいしておいた方が良いかと思います。


まず、社会保障・民間保険とも前提となっているのは『相互扶助』という事です。

簡単に言うと『皆でお金を出し合って、必要としている人に分配する』という事です。


なので、支払った保険料は自分が使うために積み立てていると言う事ではありません

今必要としている方のために使われているのです。

逆に自分がそのお金を必要とするときは、自分が払ったものからでは無く、皆で出したお金から支払われるのです。

この辺の大まかな仕組みは公的な保障・民間の保険とも変わりはありません。


また年金積立金は


〇年金積立金管理運用独立行政法人

〇財投債の引受け

〇財政融資資金への預託


で運用されています。


先日も昨年度の運用結果が発表されましたが、新聞をはじめメディアは年金破綻を煽るような書き方をし過ぎですし、そもそも報道機関ですら制度を全く知らないのでないかとさえ思いました。


ちなみに『年金積立金管理運用独立行政法人』のHPはこちら


少し話しが逸れましたが、次回からは年金制度のお話をしていこうと思います。


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リスクマネジメント―その6

天気が良くなったのは嬉しいんですが、この暑さは・・・汗

夏場の外回りは堪えますね。ついつい冷たいものを飲みすぎてしまいます。。。

体調管理が大切と言っていながら、当の本人が一番出来てなかったりして・・・(;^_^A


さて、本題です。


これまでの流れでは、『万が一』→死亡のケースでしたが、今回は『もし病気になったら?』と言う事で


『医療保険』


の考え方をもう一度お伝えします。



医療保険の考え方 』は以前にも書いてますので参考にしてみてください。


私は医療保険の考え方はシンプルな方が無駄を少なくすると考えていますので、

巷のCMなどでよく見かける『女性のための 』保険や、アレコレと『無駄な特約 』をつけることにはあまり賛成いたしません。


何にリスクを感じるかは人それぞれですが、基本的な考え方を良く理解し、その上で本当に必要なものを選ぶ事が大切だと思います。



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リスクマネジメント―その5

前回は少し話が脱線してしまいましたね。


ここからはキチンと元に?戻しますので引き続きよろしくお願い致します。


さて、前回までは遺族保障のお話でしたが、


「まだ結婚してないし」とか「一生独身だから」という方もいらっしゃいますよね。

私の身内や、極親しい方にも生涯独身という方は確かに数名いらっしゃいます。


このような方々は「経済的に支えるもの(家族)が無いのだから保険は必要ない」と仰います。

コレはある意味で正しいです。だって万が一の時に保険金が無ければ生活に支障が出るような方がいないのだから。


とは言え、天涯孤独でもない限り万が一の場合は誰かのお世話になりますよね。

大体はお身内の誰かです。


お葬式の準備やらいろんなものの整理には家族の有る無しに係わらずお金はある程度必要ですよね。

預貯金で遺してあるから大丈夫なら保険は必要ありませんが。


しかし若い方の場合、そもそも十分な貯蓄が出来るような環境でない場合が多いです。

せめて自分の葬式くらい身内の負担にしないで済むようにしなければなりませんよね?


だとすると、やっぱり何某かの保険に加入した方が良いかもしれませんね。

葬式をはじめとした諸々の必要額・・・これらを死亡時整理資金(整理資金)と呼びます。

これはいつまでと期限を切ることは出来ませんよね?

だって自分は〇〇歳までしか生きないなんてそんな予定立てられますか?

自分の寿命は自分では決められません。

であればいくつになっても保険金が『使える』環境の方が良いと思いませんか?


そのあたりは以前の記事『保険の種類 』『保険の目的 』も参考にしてください。


整理資金は期限を限定しない『終身保険』で備えるのが合理的ですよね?

なぜなら、保障として一生持ち続ける事が出来る。保険に頼る必要は無くなったので現金化してしまう。など保障の確保と資産形成を同時に行えるなど使い道はかなり広いですから。


整理資金は独身限定ではありません。どなたにも必要な基本的な保障です。

ただし保障金額はそんなに高額にしなくても大丈夫でしょう。


少しだけデメリットと言うか知っておかなければならない事があります。


まず、保険料払込が終了する前、特に早期の解約は返戻金も払った分に比べて少なくなります。

もう一つはインフレには対応できません。

将来、今の100万円が10万円分の価値しかなくなっても、支払われるのは100万円です。

とは言うものの、インフレをそれほど気にする必要は無いと個人的にはそう思ってますけど。


なぜ?


インフレが起きて貨幣価値が半分まで下がったとしても、将来の収入は相対的に見てさほど変わらないだろうと思えるからです。つまり負担感は全く変わらないか上がったとしても相対的に見て倍にまで上がる事は考えにくいからです

今の保険が頼りなくなったら、必要な分だけ追加すれば簡単に解決できるじゃないですか。

そのとき間違っても全て入れ替えるなんて事はしないでくださいね。

保険料は年齢で決まりますので、今より下がるという事は基本的に考えられないからです。


仮に30歳の男性を例とすると


A=1000万円の保障が月3000円くらい。

B=1000万円の保障が月10000円くらい。


貴方ならどちらを選びますか?1000万円という保障は同じです。


皆さん同じ保障なら安い方が良いとか思っちゃいますよね?


ところが


Aは10年更新型の定期保険。 確かに『今』は安いけど、将来は10年ごとに保険料の負担が増えていきます。

また最長で80歳までで保険は終了してしまいます。


Bは終身保険。今は少し負担が大きくなりますが、更新がない分将来の家計に対するダメージは定期保険と比べて小さくなりますよね。また先日の平均寿命 でも書きましたが寿命はまだ延びるかもしれません。長生きするのも一つのリスクなんです。終身保険であれば、保障の役割を果たした後に現金化が出来るという利点があります。

もう一度聴きますね。貴方ならAとBどちらを選びますか?ニコニコ



また長くなりましたので続きはまた明日


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