久しぶりにひとり言―ある記事より
先日、とある誌面で『子供が生まれたら必要保障額が下がる』なんて記事を見つけてしまいました。
そんな話は初めて聞いたので、どういうことなのか思わず読んでみました。
20代後半から30代前半の子供が無い夫婦をモデルとしていましたが、それによると奥様が老齢年金を受け取る年齢までの生活費を考えると必要保障額は・・・とあり、子供が生まれると遺族年金が支給されるようになるので、その分保障を下げても良いというものでした。
なるほど、もし万が一があっても奥様が働く必要は無く、65歳までの生活費を保証しようと思えばその通りなのかもしれませんが、現実としてその様な考え方をする方って見たことありません。
まぁ一つの考え方とは言えますが、こんな人が本当にいたら、どれだけ奥さんLOVEって感じなんでしょ?
働かなくても一生困らせないと言う考え方自体は否定すべきものではありませんが。
しかし、若い夫婦にこのような保険設計をすると、一般的な収入からしても、保険料はかなり高額になってしまいます。日々の生活に対してどのように経済的な準備をするのかを考えるファイナンシャル・プランナーとしてはあまりにバランスが悪いと言わざるを得ません。
子の無い夫婦でお互いに万が一があったとして、よほど社会に適合できない場合を除けば働いて収入を得る事は十分可能ですから、実務としてはやはり『末子誕生の瞬間』が一番保障が必要ですし、そのように考えるのが一般的だと思います。
ビックリしたのはこの記事を書いたのは、名前は伏せておきますがCFP資格者であるということです。
CFPを受かっているのだから、それなりの知識は持ち合わせていることと思いますが、あまりに現実とかけ離れた考え方は、日頃どのようにお客さんにアドバイスしているのか疑問に思ってしまいます。
資格や肩書きでは判断するのは危険ですね。
少し変わった保険の使い方
タイトルはちょっと大げさかもしれませんね(;´▽`A``
終身保険を一時払したり、長期平準定期保険の短期払いを前納したりすると、数年後には払込保険料よりも解約返戻金が多くなってくる事があります。
(銀行金利が年利ゼロコンマ・・・の時代ですが、その10倍くらいになったりしますから)
銀行に預けていてもほとんど利息はつきませんので、貯蓄の方法としては面白いかもしれません。
もちろん保険商品なので、その間に万が一があれば払込保険料よりも高額の保険金を受け取れます。
また、殖えたお金は利子所得ではありません。一時所得になりますので税金面でも有利だったりしますね。
まとまったお金を銀行においておくよりはと言う事で、このような保険の活用をしているお客さんも結構いらっしゃいます。
一つ気をつけなければならないのは、短期の解約では解約返戻金は払込を下回る事があるということですね。
しばらく使う予定が無いお金であれば、このような方法も知っておくと便利ですよ![]()
子供手当て
先日『民主党の子供手当てのウソ 』でも書きましたが、少しずついろんな事が明らかになってきてるようですね。
日頃お世話になっている 税理士 田中健太郎さん もこのような記事 を書いてらっしゃいます。
中学生以下の子供を持つ親の支援と言いますが、教育費がかかりだすのは中学生以降の高校・大学の頃ですよね。
公立高校の授業料を無料化なんて話もありますが、教育費って授業料だけではありません。
現在は大学進学率が50%を超えるようになってきましたので、大学生の子を持つ親などかなりの増税になるのではないでしょうか?
どのような形でいつから施行されるのかはこれから決まりますが、いずれにしてもライフプランの大幅な見直しが必要になりそうです。
