本当はどちらなのでしょう?
先日「変額年金保険 」のお話をしましたが、年金商品は定額ものに人気が集まっているようです。
住宅ローンなどもそうですが、手堅いものに安心を求める傾向なのでしょうか?
しかし・・・
住宅ローンを固定金利にするコトと、運用商品を固定金利にするコトは実は全く正反対、矛盾した行動になる事に気づいていらっしゃるのかどうか・・・
どういうことかわかりますか?
住宅ローンを固定金利にするという事は、この先の金利上昇を回避するということですよね?
という事は金利は上がると読んでいるわけです。
対して運用商品を固定金利にするという事は、金利上昇はしない、もしくは金利が下がるということ回避したいということになります。
金利が上昇するという考えであれば、運用商品は変動金利を選ぶのが普通ですよね?だって変動にした方が固定よりも運用益が期待できるわけですから。
このようなパターンはマネー雑誌などで良く見かけます。
それぞれのコンテンツを書いている方は当然別なのですが、住宅ローンは固定を勧めるけど、運用も固定金利を勧めるというのは実は矛盾した紙面づくりになるわけですね。
それを読んで参考にしている方は、そういう論理破綻には気づきません。
この先がどうなるのかは分かりませんが、しかし、「こうなるであろう」と予測はしていると思います。
さて、皆さんはどちらですか?
どんな方法が良いのでしょう?
先週の『お金を上手に貯めるには 』の記事のアクセスが結構多く、こんなご時勢なので少しでも手元のお金を多く持っておきたいとか、将来の準備に対する関心が高い事を実感しています。
ここで一つ質問です。
皆さん何の為に貯金しているのですか?
金融広報中央委員会の「家計の金融資産に関する世論調査」、貯蓄の目的の推移によると、「病気・不時の災害への備え」が最も多く、次に「老後資金」、「子供の教育資金」と続き、「特に目的は無いが、貯蓄していれば安心」というのが上位になっています。
このうち「子供の教育資金」などは『いつまでにどのくらい』という目標額を設定し易いことや、子供の誕生と同時期に学資保険などの準備をしている方も多いので、計画的な貯蓄が出来ていると言えますが、それ以外は『いつまでにいくら』という目標も立てにくい事もあるのか、なかなか難しい様ですね。
また日頃の生活にも結構お金がかかりますので、どうしても 収入-支出=貯蓄 という図式になりがちな様です。
貯蓄の方法は様々な選択が出来ますが、おおよその目標を持つためにも『ライフプラン』を立てるのは有効ですね。
ライフプランを立てるメリットは、ご自身の一生という時間軸の中で、いつ頃どのようなお金の準備が必要になるのかの目安が立て易いというところにもあります。
お客さんによっては教育費が嵩む時期に貯蓄があまり出来ないということで不安を持ってらっしゃる方もいらっしゃいますが、予め貯蓄が出来にくい時期がどのくらいの期間あって、それを過ぎるとどのような状況になるのかが分かっていればある程度不安は取り除く事が出来ます。
上手に貯蓄をするには 収入-貯蓄=支出 となるように計画的な貯蓄をするコトが望ましいのですが、ライフプランを立てることで貯蓄の推移も掴み易くなります。
中には『貯金は苦手だから強制的に引き落とされる方法が良い』というお客様もいらっしゃいます。
そんな場合には、例えば会社に『財形貯蓄』の制度があるのであればその制度も利用できますし、生命保険も短期払込で払った以上に戻る商品もありますので、その様な方法を使うのも良いでしょう。
また、運用にご興味がある方は小額からはじめられる『投資信託』なども選択肢にいれても良いと思います。
無理せずにできる方法で、しっかり備えていきたいですね。
