本当はどちらなのでしょう?
先日「変額年金保険 」のお話をしましたが、年金商品は定額ものに人気が集まっているようです。
住宅ローンなどもそうですが、手堅いものに安心を求める傾向なのでしょうか?
しかし・・・
住宅ローンを固定金利にするコトと、運用商品を固定金利にするコトは実は全く正反対、矛盾した行動になる事に気づいていらっしゃるのかどうか・・・
どういうことかわかりますか?
住宅ローンを固定金利にするという事は、この先の金利上昇を回避するということですよね?
という事は金利は上がると読んでいるわけです。
対して運用商品を固定金利にするという事は、金利上昇はしない、もしくは金利が下がるということ回避したいということになります。
金利が上昇するという考えであれば、運用商品は変動金利を選ぶのが普通ですよね?だって変動にした方が固定よりも運用益が期待できるわけですから。
このようなパターンはマネー雑誌などで良く見かけます。
それぞれのコンテンツを書いている方は当然別なのですが、住宅ローンは固定を勧めるけど、運用も固定金利を勧めるというのは実は矛盾した紙面づくりになるわけですね。
それを読んで参考にしている方は、そういう論理破綻には気づきません。
この先がどうなるのかは分かりませんが、しかし、「こうなるであろう」と予測はしていると思います。
さて、皆さんはどちらですか?