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東京都杉並区から FPそらです。

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日経新聞2020/08/15より抜粋

 

 

日経でも記事になっていましたが、

 

おひとり様の終活。

 

死後の事務

 

 

 

独身の方や、

離婚や死別によって、おひとり様に。

 

 

子供がいれば、

子供にお願いできる場合もあるでしょうし

 

一定の交流がある親族がいれば、

その親族にお願いできる

こともあると思います。

 

 

 

どんなことが想定されるのか?

 

 

 

松戸公証人役場のホームページから抜粋すると

https://matsudo-koshonin.jp/shigojimu/index.html

 

死後事務委任契約とは、

 

委任者(本人)が

第三者(個人、法人を含む。)に対し、

 

亡くなった後の

諸手続、葬儀、納骨、埋葬に関する

事務等についての代理権を付与して、

 

死後事務を委任する契約をいいます。

 

となっています。

 

 

 

死後事務の内容としては、

以下の内容が想定されます。

 

【1】    医療費の支払いに関する事務


【2】    家賃・地代・管理費等の支払いと敷金・保証金等の支払いに関する事務


【3】    老人ホーム等の施設利用料の支払いと入居一時金等の受領に関する事務


【4】    通夜、告別式、火葬、納骨、埋葬に関する事務


【5】    菩提寺の選定、墓石建立に関する事務


【6】    永代供養に関する事務


【7】    相続財産管理人の選任申立手続に関する事務


【8】    賃借建物明渡しに関する事務


【9】    行政官庁等への諸届け事務


【10】    以上の各事務に関する費用の支払い

 

 

 

 

日経の記事

(引用 鎌倉新書 

おひとりさまのソロ終活に関する実態調査)

によると、

 

自分の死後に

不安に思っていることを順番に並べると、

 

1.死後事務 50%以上 ※

2.遺品整理 50%以上

3.金融機関への連絡 30%

4.不動産 30%

5.葬式 30%

6.相続 25%

7.墓 20%

 

※公共料金の解約や役所への届け出など

 

 

 

死後の事務は、原則としては、

親族がいれば親族が行うことになります。

 

遺体を引き取ることを

拒否する親族もいるので、

警察でも困ることが発生しているとのこと。

 

身元が明らかであるが

引取人のいない死体を

市町村長に引き渡す際に

交付する書類について(依命通達)

 

https://www.police.pref.fukushima.jp/03.tetuduki/-jyouhoukoukai/reiki_int/reiki_honbun/u244RG00001006.html

(福島県警察本部より)

 

 

 

実は、ボクは、

死後事務の、経験があります。

 

 

僕が会社のシステムの責任者をしていたとき、

 

システム管理について、

業務委託していた担当の方が

 

昼過ぎても会社に

来なかったことがあります。

 

通常は10時過ぎに来るのですが、

13時になっても来ない。

 

 

年齢は40代後半。一人暮らしです。

 

 

連絡してもでないので、

システムの別の担当と一緒に

 

業務委託契約書(個人事業主)を探して、

住所を確認して

 

夕方、三鷹駅から徒歩で

家に向かいました。

 

 

マンションの1Fで、

呼び鈴押しても無反応。

 

外から窓を見ると、

部屋の電気がついていました。

 

 

マンションの管理事務所に

電話してもつながらず、

 

警察に連絡し来てもらいました。

 

 

警察が外から回り、

窓が開いていたので部屋の中へ。

 

その方は風呂の前の部屋で

倒れていました。

 

 

残念ながら、

死亡を確認。

 

推定死亡時刻は、

前日の夜中とのこと。

 

 

警察の方が、入っても良いですよ、

と声かけてくれて

部屋に入りました。

 

男の一人暮らしらしい、

散らかった部屋でした。

 

 

警察が検死するということで、

警察へ運ばれて行き、

 

翌日警察から連絡があり、

警察へ向かいました。

 

 

亡くなった方の親族は、

長崎におりましたが、

 

高齢のため、

東京まで来ることができないため、

 

対応をしてもらえないか、と頼まれたため、

会社の有志で対応しました。

 

葬儀手配

(警察の紹介・・)

 

葬儀

(焼き場で・・)、

 

部屋の片づけ

(通帳や大事な書類など確認・・)

 

廃棄業者依頼

(部屋にはたくさんのものが・・ 業者手配)

 

残っていた会社の

業務委託費の支払いと費用の清算、

 

公共料金や賃貸契約、

その他事務処理までは

全ては対応しきれないので、

一部を弁護士の先生に依頼。

 

 

お骨を長崎まで直接運びました。

 

亡くなった方の親族、

お父さんとお母さんでしたが、

お会いして、お渡ししました。

 

 

周りに誰かいて、

対応できればいいのですが、

相当の苦労や手間が発生しました。

 

 

本当に世話になった方なので、

有志でしっかり最後までできましたが、

 

このようなことを、

通常はできないな、と。

 

 

 

おひとり様。

事前に何かできること。

 

 

信頼できる人に、

しっかり依頼(契約で)しておくこと、

 

 

いない場合は、死後事務を扱っている

行政書士などの士業に

依頼して契約しておく必要があります。

 

 

契約して対応してもらうには、

それなりの費用が掛かります。

 

信頼できる人、

自分の財産を自分の希望する人に

しっかり引き継ぐことなど、

 

自分に万一のことがあったときに、

しっかりと自分自身で

コントロールできるように

 

親族や周囲の人に

迷惑をかけないようにしておくことが

大事かと思います。

 

少しずつ検討しておくことも・・

 

ご参考になれば幸いです。

 

 

 

https://ameblo.jp/fp-sora/entry-12578311832.html

 

 

 

 

 

 

 

 

https://ameblo.jp/fp-sora/entry-12618885384.html

 

 

 

 

 

 

 

 https://ameblo.jp/fp-sora/entry-12614347365.html