手前味噌~ビジネス・家族・子育て・経営・仲間・お客様・恋愛等から気づく法則~ -6ページ目

手前味噌~ビジネス・家族・子育て・経営・仲間・お客様・恋愛等から気づく法則~

経営や企業として、また、父親、夫として、あるいは上司、仲間として取り組んできた結果や経験から気づく事を週一回程度UPさせて頂きます。

お役に立てれば幸いです。

先日行った創作料理屋さんでお会いしたマスターとのお話の中で、共感したお話を書きたいと思います。

京都の町屋を改造したビストロに、常々ご協力頂いている企業の取締役3名と、ご一緒させて頂いた時の事です。


20周年ということで、マスターが挨拶にこられました。
振舞い酒を手に、少し酔われている様子でしたが、随分陽気にお話をはじめられました。


20年間、レストランを経営している中で、ご苦労話やお客様が喜んで頂いた話、また、リピーターの方から紹介で食事にこられたお客様の話等、興味深いお話でした。


マスターが私に何のお仕事ですか?と質問をされたので、コンピューターのソフトウェアを開発していると話をして、サービス業の原点は飲食業ですねと言ったところ、こんな話をされました。


---マスターのお話


色々悩んだり、もうダメだと経営の中で思ったことは何度もあります。


サービスは味だけではなく、コミュニケーションが大事で、従業員はそのことを理解していなくて、お客様への料理を運ぶ事や呼ばれて注文を受けることが仕事と勘違いをしている人も少なくないんです。
灰皿を2~3本吸殻が溜まれば換えたり、飲み物が少なくなっていれば「お次は何をお飲みになりますか?」などと、お客様に接することをしない。
でも、本来のサービス業とはそこが大事なんです。


私は行き詰まった時、1ヶ月間休み無しで5時に起きて30食のお弁当を作り、オフィス街でお昼にお弁当を売りました。
自分の原点、初心はなんだったのかを、もう一度思い出すためです。

1ヶ月間やり遂げた時、自分自身が何故この商売を始めたのか、また、今までの事が整理されて、また自信が沸いてくるんです。
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私は思いました。


今、私達はソフトウェアの開発業務をSIとしてサービスしています。
でも、本当にサービスと呼べるものにまで達しているのかということに疑問もあります。

元来、サービス業とは違う研究開発という部分からサービスを融合させた業界ですので、定義そのものがあやふやだとは思います。


しかし、同じものでもサービスなし売り切りで500円と、サービスがついて600円という概念はこの業界でも同じだと思うのです。
これが付加価値の定義だと思うのです。


私達はその差額分の100円に対し、付加価値やコストパフォーマンスを生み出しているでしょうか。


今一度、原点や初心に戻り、自分自身が付加価値を生み出せているのか、また、どうすれば更なる付加価値を生み出せるのか
考え、取り組みたいと思います。

今になって改めて皆さんにお伝えすることでもないかもしれませんが、言葉の重みについて、考えることが最近ありました。

何も無い状況から事業を立ち上げてきた時に、皆さんに「こうします」と言い続けてきたことが実際に100名の体制まで見えてきたこと。
そして、今まで生きてきた中で人と出会うスピードが凄く早まってきたことなど、考えていました。

原因は何なのかということを知りたかったからです。


自分なりの解釈は以下となりました。
皆さんもこれを読んで頂き、自分なりに考えていただきたいと思います。


言葉の重みというのは、通常生活をしている中では、あまり意識していないものだと思います。

でも、契約書も言葉の羅列の書面ですし、プロポーズだって言葉です。
その結果、取引が始まって上場する企業もあれば倒産する企業もあったりします。
子供が生まれたり、親戚が増えたりするんです。


言葉には昔から「言霊」が宿ると文献などに書かれていますが
やはりそうなのかもしれないなぁと考えてしまいます。


自分が発信した言葉によって、人は動いたりするんです。
また、感動を与えたり、失望を与えたりもするんだと思います。


仕事でも生活の中でも、恋人に対しても親に対しても、友人に対しても、言葉は同じ言霊のパワーを持っていて、同じように感動や失望や怒り、喜び、期待などを与えているはずなんですね。


自分が対人で発した言葉の意味や、責任を持つことで信用になり、また、意味や責任を蔑ろにすると不信感から人は離れていくんだと思います。


誰に対しても同じように言葉に対して、責任や意味を考えることで、自分自身が発した言葉に対し決断し、有限実行になるんだと感じました。


人の人生も左右してしまう可能性や、自分の人生を変えてしまう恐れもある「言葉」をもう一度考えて、自分自身、責任を持とうと思います。


皆さんと出会った時、何らかの約束を言葉のやり取りの中で交わしました。

必ず、実現できるよう、約束を守れるように今後も精一杯行動しようと思います。

今まで生きてきた中で、全力で取り組んできたことはどれくらいあったのかということを、最近振り返ることがよくあります。

例えば採用面接で考えてみると、応募していただいた方は、出てきた面接担当者を通して会社を判断すると思うんです。

私がたまたまその日、体調が悪くて、満足にお話が出来なかったとすると、その方はウチの会社で活躍される人だったかもしれないのに私を通して会社を判断し、辞退されるということもありえます。

また、家族に対しても考えることがあります。
1週間のうち、2日間しかまともに話をしたり、対応に対してめんどくさがったり、家族のことを適当に考えたりしていると相手に伝わり、不信感を抱かせる要因となったりします。

会社の皆さんや取引先の方に対しても同様のことが言えます。

体調が悪かったり気が乗らないということは、自分自身の甘えであって、相手は常に聞きたいことや行った結果、また一緒に行動をすることに対して全力で答えを求めていたり、伝えて欲しかったりしていると思うんです。

つまり、対人関係というものは社外であれ、社内であれ、家族であれ、友人であれ、1対1の関係で共に何かを期待していたり、何かを求めていたりしていると思うんです。

それはどういう状況であっても、自分が常に全力で取り組まないといけないという事であるという事です。
自分の都合で相手の方の期待を裏切ることは、信用を失うことに直結するという事だと思うんです。

私は今まで全力で取り組めていたのだろうか、また、相手の方が納得の出来る答えや行動が出来ていたのだろうかと、最近特に振り返っています。

本当は一緒に仕事が出来たんじゃないだろうかと思う採用辞退された方。

会社で出会ってから、お願いした仕事に対して、きちんとミッションを説明できなくて成果が上がっていない方。

死ぬ思いで産んでくれて半生をかけて育ててくれたのにに恩返しも何もしてやれず、心配をかけたまま逝ってしまった母親。

その他にも反省することは山のようにあります。

私は皆さんと出会い、一緒に仕事をさせて頂けた事、感謝でいっぱいです。

でも、皆さんの期待や欲しいと思っている答え等、これからは落とすことのないように、その時々を大事にして、全力で取り組めるよう、体調管理、モチベーション管理等、細部に至るまで気をつけて、すべてのことに対して全力で取り組めるように精進しようと決意しています。

皆さんも全身全霊で私にぶつかって来て頂きたいと思います。
私も力を抜くことなく、全力で取り組んでいこうと、今まで以上に決断しようと思います。


1秒を全力投球出来るようがんばります。

この業界の仕事を初めて15年程が経ちました。
今の立場になって2年程度ですが、未知の領域に入ろうとしている自分がいます。


今まで、2年足らず、全力疾走してきました。
2年足らずで5億4千万まで、この時間軸で出来たのも皆さんのおかげだと思います。


現在、社長と話し合って、今までの実績から3年目の計画立案をしているところですが、イメージがしにくいところまで来ています。

たった3年間で10億を超える事業は、今まで経験がなく、また、計画を立案したこともありません。

各セグメント毎に詳細まで落とし込んで、シュミレーションを起こしているのですが、10億に達成するシュミレーションを作ると、どうしてもイメージがしにくい部分があります。


東京のインフラチームの体制確保のために東京へ週に1日か2日は行っていますが、移動や大阪へ帰って処理しなければならない仕事、また外資系ベンダーさんとのコンサルアライアンス契約の提案資料作成や、教育ドメインの営業、メーカー系SIさんへの東京体制の採用など、目が回るJOBの中で疲労や精神的にもきつくなってきています。


このごろ、朝起きると身体が動かないことがあります。
また、眠っている時に仕事の夢にうなされることも結構あります。
起きた時、「もうダメかもしれん」と心が折れそうになることもあります。


その時に突き動かされるように「やるぞ!」と思える一瞬があります。
その一瞬とは社員の皆さんの存在を再認識した瞬間、モチベーションが湧き上がってくるんです。
心が折れそうになった時、社員の皆さんの顔が目に浮かぶんです。
「私は一人じゃない」と思える瞬間です。


とても有難いことです。


どんなことも一人では何も出来ないと思います。

皆さんの存在が私に力を出させるんです。

私は周りの方々に生かされているんだという事をより深く知りました。

私にとっての心の支えは社員の皆さんの存在です。


みなさん、ありがとうございます。


これからも、どんな事も踏み越えて、皆さんと共に大きな目標に向かって、モチベーションを維持し続けられるよう精進しようと思います。

以前配書いた話の中で、元銀行員の課長さんのお話がありましたが、この方にまつわるもうひとつのお話をお伝えしようと思います。


私がまだ25歳くらいの頃ですが、グループ会社の貿易企画部の方でFさんという方がいました。
この方は京都出身で、同郷なので仲良くさせていただいてたんですが、ひとつ問題を抱えてらっしゃいました。

若い頃から自動車が好きで、改造をされていたそうですが、事故で廃車になり、ローンだけが残るという悲惨な状態になったそうです。
改造費も含めて400万くらい残高が残ったそうですが、複数の支払い状況が悪化し、サラ金で自転車操業をし始めて、みるみるうちに1000万ほどの借金になり、どうしようもない状況になっていました。

課長さんもその状況を心配されていて、いろいろ相談に乗ってらっしゃいました。

Fさんの実家は京都でパン屋さんを経営されていたんですが、息子の借金で、その実家の事業も倒れる寸前だったと聞いています。


課長さんとFさんは、その実家のパン屋さんで新たな商売をしようと、仕事の時間以外で、マーケティングやビジネスチャンスを探されていたんです。


そんな折、京都にある小さなラーメン屋さんが暖簾を200万で売るという話を頂いたそうです。(課長さんがネゴったんですが)

通常は暖簾は「売る」のではなく「分ける」ので、売上から何パーセントか上納する仕組みが通例ですが、そのラーメン屋さんも倒産寸前の状況だったようです。


両者とも藁をもすがる気持ちで、順調に話を進めて行きました。


しかし、パン屋さんでラーメンを作ることは出来ません。
暖簾代とお店の改装と運営費用が必要です。

約1000万円の融資を受けようと、Fさんと課長さんは銀行へ相談に行きました。


当然、1000万近くの借金のあるFさんに、さらに1000万融資する銀行はありませんでした。


しかし、課長さんはあきらめず、経営シュミレーションを作成して、返済シュミレーションまで緻密なものを作成し、銀行に掛け合いました。

結果、1000万の融資を受けることが出来て、ラーメン屋さんを経営するためFさんは会社を辞めて、京都に帰郷されました。

そして今。
そのFさんのラーメン屋は今も元気に経営しておられます。
そして、成功されています。

計画だけで融資を勝ち取り、人の人生を成功に導いたこの出来事が、私は改めて凄いことだと思います。

また、京都で現実に店を見て、結果を知った時は本当に感動しました。

そのラーメンを食べた時も大変おいしく、Fさんもご家族も幸せになってらっしゃいます。


暖簾を売ったラーメン屋さんも、藤井さんが用意した200万で経営を立て直し、今ではチェーン店を出店されるまでとなっています。


この一連の出来事の関わった方、全てが成功されたんです。
この事は、本当に凄いことだと思います。

私にとって計画することの大事さを、激しく認識した出来事となりました。


今、私は社員の皆さんと希望を持って事業を展開しています。

何年か経って、上に書いたように何人もの人の人生や家族を幸せに出来るよう、イメージして取り組んでします。

私もいつか課長さんを超えられるような人間になれるよう、また、皆さんの人生を良いものに出来る影響力を持った人間になれるよう、今まで以上に、前向きに臆せず取り組んで行こうと思います。