Believe! Sea of Dreams (2024.5.20) | The Wonderful World of Disney

 

とある目的のため、1年ちょいぶりに東京ディズニーシーにインし、ビリーヴを鑑賞してきました。1年前に鑑賞した際は、フォートレス・エクスプロレーションの高台がバケーションパッケージ専有区画として設定されていましたが、注目度・人気度が落ち着いたことから、本記事投稿時点では待てば観れる場所となりました。ついでに観れれば良かったので、19:30からショー開始に合わせて18時過ぎにのんびり向かったところ、1人分のスペースが空いてましたのでそこから観ることにしました。

 

 

久しぶりのビリーヴ!と言いたいところですが、公演開始5分前にやってくる水上バイク6台が1台も来ず、スタンバイがないままショーが開始してしまいました。願い星不在のまま、ショーが強制進行していきます。ショーのストーリーがどうなろうと強行するんですね...。

 

 

 

 

プリンセスのシーン以降は、通常通り6台登場してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォートレスからの鑑賞ですが、やはりバケーションパッケージ専有エリアとして設定されていただけに、ホテルミラコスタへのプロジェクションマッピングの投影が鮮明に見えて、地上から観るショーとは別物でした。

 

結果的にパイロの打ち上がりは全てクリアだったため、ショー序盤の水上バイクだけがカットという個人的には納得いかない内容変更となりました。ファンタジースプリングスの開業が近づいている中、実際に開業してからも完全体で公演を開催する気はないのかもしれません。NTT docomoがスポンサーについているわけですから、しっかりして頂きたいところです。まさかと思いますが、ショー準備しているキャストが終わったら着替えて水上バイクを担当するわけじゃないですよね?(笑)

 

 

 

 

SNSを通じて情報を得られている方は、このタイミングでAKIRAがシーにわざわざ行く理由は何となくというか、理由は1つしかないことはお気づきかと思います。言い方はアレですが、正直ビリーヴはついでに観ただけです。

 

 

東京ディズニーシーでは現在、Dreaming of Fantasy Springsと題し、新エリアファンタジースプリングス開業に向けた前段階となるお祝いを兼ねたイベントが開催されています。園内、というよりは東京ディズニーシー・プラザとメディテレーニアンハーバーの一画に関連した装飾が施されています。また、装飾があるエリアにいるキャストに声がけするとオリジナルのステッカーがもらえます。

 

 

 

 

 

久々の東京ディズニーシー!はどうでもよくて、目的はここ↓

 

 

新エリア、ファンタジースプリングスです。今日は、テスト運営(スニークプレビュー)が実施されるということで、ワンデーパス最安値の7900円で堪能しに行きました。実際にオープンしたら、気軽に行けるまでは1年以上はかかることが予想されるので、早い段階で楽しむことにしました。

 

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ここからは、新エリアの内部の写真や情報を載せていきます。

ネタバレを踏みたくないという方はここで読むのを止めることを推奨します。

 

※ただの一般客なので、リアルな感想・コメントも述べていきます。

 あとプレビューにご縁がなかったのでスポンサー企業名には触れません。

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ファンタジースプリングスは、東京ディズニーシーの奥地にあるロストリバーデルタ(レイジングスピリッツ)とアラビアンコースト(ジャスミンのフライングカーペット)の間に設けられた通路の先に新たにオープンするエリアになります。

 

正式オープンは来月6日(木)で、開業以降は東京ディズニーリゾート公式アプリから取得できる「スタンバイパス」「ディズニー・プレミアアクセス」「ディズニー・モバイルオーダー」のいずれのパスを取得しないとエリア内には立ち入ることができません。詳細は、こちらの記事にまとめていますので、気になる方はご参照ください。

 

この場所まではエントランスから徒歩で10分、この日は午前中雨が降った影響で早歩きも危なかったため、普通に歩いてこの時間がかかっています。すぐに乗れるのであれば、メディテレーニアンハーバーのトランジットスチーマーラインを使うという手もありますが、乗降時間を含めると歩いた方が確実に早いです。

 

 

ファンタジースプリングス自体は、東京ディズニーシー7つの海(テーマポート)とは異なり、スプリングス「泉」がテーマになっています。昔々、はるか遠いところに精霊が住む魔法の泉があり、水の流れに乗って旅をした先で出会った数々の物語をその泉に刻み込んだと言います。泉から流れ出る小川をたどっていけば、さまざまな物語の世界を訪れることができる、その泉がファンタジースプリングスというわけです。時空が少し違うので、エリア内のキャストさんは東京ディズニーシーの他のエリア(海)の存在を知りませんし、ミッキーマウスなどのキャラクターも知らない設定になっています。(あくまでも設定なので、他のエリアへの道案内とかはしてくれます)

 

ファンタジースプリングス・エリアに進むとロックアートと言われる石像が出迎えてくれます。この通路は「ファンタジースプリングス・エントリーウェイという名前が付けられており、エリア出入口に当たる通路が左右に2つあります。ロックアートは、エリア内の施設テーマに合わせて、左から『ピーターパン』『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』の3種類です。

 

※開業以降はこのロックアートの手前までは誰でも立ち入ることができるようになるようです。2つある通路内で、パスの読み込みや宿泊等の確認が行われます。まだ正式に決まっている話ではないため、実際には運用が変わる可能性がありますが、ピーターパン側が入口、ラプンツェル側が出口の一方通行になるとのことでした。

 

 

 

 

エントリーウェイを抜けた先、エリアから出る側になりますが、こちらには『ポカホンタス』『バンビ』の2種類の岩が確認できました。水が流れ落ちる音が、東京ディズニーシーとは違う世界を広げてくれます。

 

 

 

 

 

ファンタジースプリングスは、エリア全体を8の字を描くような通路になっており、3つのエリアと1つのホテルで構成されています。最もエントリーウェイから近い順に「ピーターパンのネバーランド」「ラプンツェルの森」「フローズンキングダム」の3エリアと「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」です。ホテル周辺は、どのエリアにも属していないので、この周辺を含めると4つのエリアとも言えます。ホテル周辺を「魔法の泉」と呼ばれることがありますが正式名称かは不明です。

 

 

●ピーターパンのネバーランド

 

ディズニーアニメーション映画『ピーターパン』の世界が展開されたテーマエリア「ピーターパンのネバーランド」です。エリア内には、2つのアトラクションと1つのレストランがあります。世界のディズニーパークでは、ディズニーランドパリのアドベンチャーランドの一角にドクロ岩とフック船長の海賊船(ジョリー・ロジャー号)がありますが、ピーターパンだけにフォーカスが当たった単独のエリアとしては世界のディズニーパークでも初となります。

 

 

・ピーターパンのネバーランドアドベンチャー

 

仲間のロストキッズと一緒に、ピーターパンやティンカーベルとともにフック船長と海賊たちからジョンを救出する、ネバーランドを舞台にした3Dメガネをかけて楽しむアトラクションです。

 

アトラクションの内容説明がされる「プレショー」の部屋があり、右手手前の列が前方になるので「最初の部屋は右!」と覚えておくと良いです。また、プレショーの先で3Dメガネを受け取りますが、そこで列が3手に分かれます。施設の構造上、一番左側の列に進んでしまうと1シーンがスキップされてしまうので、分岐の列は「真ん中」または「右」に進むのがポイントです。この部分だけ唯一の欠陥と言われても仕方ありません。Twitter(X)の情報によると「真ん中」の列が当たりらしいです。

 

乗車した感想ですが、ファンタジースプリングス内のアトラクションでは1番乗る価値があると感じました。ライドが進みながら映像を見る流れになるので、人によっては酔う可能性があります。SNSの情報だと1列目が3D映像がぶれるので、酔いやすい傾向にあるようです。2列目・3列目の方がピントが合いやすく酔いにくいんだとか。個人差がありそうですが、私は1列目に乗車して少しぶれた印象を持ちました。技術としては、上海ディズニーランドの「カリブの海賊」の映像技術が応用されているように感じました。東京ディズニーリゾート内では、こちらのアトラクションが唯一のシステムが使われていると言っても過言ではありません。本日を含めた2回のテスト運営時間中にシステム調整で運営を見合わせており、システム調整になりやすい傾向があります。しばらく安定するまで時間がかかりそうです。キューラインは特に見どころが少なかったので、スタンバイパスでもディズニー・プレミアアクセスでもどちらでも大丈夫かなって感じです。初回であれば、課金する価値は大いにあります。

 

 

・フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー

 

ネバーランドにある妖精の谷「ピクシー・ホロウ」で、ティンカーベルが始めた新しいデリバリーサービスを手伝い、春夏秋冬4つの季節に分かれた場所をそれぞれ訪れ、いろいろな荷物や小包を妖精たちに届けるというアトラクションです。ティンカーベルシリーズにも登場するネズミの「チーズ」に代わって、デリバリーサービスのお手伝いをします。働き方改革ですね。

 

こちらのアトラクションは、スタンバイパスのみの運用となっているほか、乗り場以外が屋外にあるので雨天時は濡れるデメリットがあるものの、日中と夜で違った雰囲気を味わえます。東京ディズニーランドで例えると「ピノキオの冒険」の屋外版みたいな感じで、こちらは一度乗れば別に良いかなって感じの乗り物でした。乗ってからのお楽しみな要素が1つあるくらいで、最悪乗れなくてもSNS上の動画を見れば雰囲気は味わえます。また、最新のアトラクションという割には、4人乗りのライドなので回転効率が悪く、エリア内のアトラクション施設で待ち時間が発生しやすい傾向にあります。

 

 

・ルックアウト・クックアウト

 

ロストキッズたちが漂流した船の残骸などを集めてつくったレストランです。ディズニー・モバイルオーダーのみ対応しており、アプリ上から枠を取れないと入店することができません。今回は、こちらのレストランを利用しなかったのですが、知人情報によるとあまり美味しくない上に席が取れないと不評です。

 

 

 

●ラプンツェルの森

 

ディズニーアニメーション映画「ラプンツェル」の世界が展開されたテーマエリア「ラプンツェル」です。エリア内には、1つのアトラクションと1つのレストランがあります。3つあるエリアの中では最も小規模なエリアとなっています。フロリダ・マジックキングダムのファンタジーランドの一角にも同様のエリアがありますが、こちらは休憩所という立ち位置なので、独自のエリアとしては世界のディズニーパークでは初となります。

 

 

・ラプンツェルのランタンフェスティバル

 

映画にも登場する「年に一度のランタンフェスティバル」へと向かうボートライドのアトラクションです。フリン・ライダーと恋に落ちたラプンツェルが「今までで最高の日」を過ごす道のりをダイジェストで展開していきます。ランタンフェスティバルに参加する方に向けた貸しボート屋という設定で、キャストはラプンツェルの存在を知らない設定になっています。映画を観たことある方ならお分かりかと思いますが、ランタンが上がるシーンではまだラプンツェルは行方不明の少女でしたからね。

 

 

乗車した感想としては、「これで終わり?」という感想でした。アトラクションの乗り場には、船が通る航路を示す地図が飾られていますが、実際に航行するのは半分もありません。本当に映画のダイジェストって感じで、ラプンツェルというキャラクター人気に合わせて無理矢理作られたのかな?と思ってしまいました。映画の内容を踏まえれば、ここからが盛り上がりどころってところか!?ってところでボートは乗り場に戻ってきます。

ランタンフェスティバルのシーンは非常に見応えがあるのですが、メインはほぼここだけで、全体的に物凄く物足りなさを感じる内容になっています。正直、このアトラクションにディズニー・プレミアアクセスを支払う価値は個人的にはないです。日本語版ラプンツェルの声を担当された「中川翔子」さんが絶賛しており、期待値を高く構えていたのですが結果が結果だけに物凄く残念でした。「イッツ・ア・スモールワールド」のように前に進むだけのアトラクションなので、SNS上の動画を見るだけでも雰囲気は味わえるかと思います。乗車する際は、進行方向左側に座るとラプンツェルが見やすいです。

 

例えば、上海ディズニーランドのカリブの海賊のようなライドシステムを採用したり、アトラクション名にもあるようなランタンフェスティバルに参加して映画に出てくるキャラクターがちらっと登場するという流れであれば、そこまで違和感は無かったのかなと感じました。いずれにせよ、映画のストーリーに合わせたアトラクションにしてしまっているので、少し中途半端になっていたのが少しもったいない気がしました。唯一のメリットは、システム調整にはなりにくいだろうってところでしょうか。

 

 

・スナグリーダックリング

 

荒くれ者たちの酒場をテーマにしたカウンターサービスのレストランです。映画『ラプンツェル』にも登場する酒場と同じ名前になっています。メニューの内容としては、ハンバーガーなどのファーストフードが中心となっています。キャンセル拾いでたまたま枠が取れたので休憩がてら立ち寄り、大きなエビが挟まったフライドシュリンプバーガーを食べてみました。

 

 

モスバーガーのエビカツバーガーと比較すると、バンズがふにゃっとして、レタスのシャキシャキ感がなく、エビのプリプリ具合が半分くらいの食感ではありますが、こちらのメニューが最も評判が良いとされています。セットだとフライドポテトがついてくるのですが、作り置きされていたせいか冷めた状態で提供されたので、個人的な評価はマイナスです。

 

 

 

●フローズンキングダム

 

ディズニーアニメーション映画『アナと雪の女王』の世界が展開されたテーマエリア「フローズンキングダム」です。エリア内には、1つのアトラクションと2つのレストランがあります。香港ディズニーランドの「ワールド・オブ・フローズン」に次いで2番目となる「アナと雪の女王」をテーマにしたエリアです。「ワールド・オブ・フローズン」内のアレンデール城が飾りだったのに対し、フローズンキングダムでは「アレンデール・ロイヤルバンケット」というレストランになっていることが大きな違いです。

 

ファンタジースプリングス・エントリーウェイからは最も遠い場所に位置しており、上の写真でいう右手からエリア内に入ることになります。逆に、ファンタジースプリングスホテルからは最も近いエリアとなり、写真左手に写る橋を渡るか、右手に写る橋を渡ることでたどり着くことができます。キャスト談では、「アレンデール・ロイヤルバンケット」の右手に打ち上げ花火が上がるとのことでした。

 

 

・アナとエルサのフローズンジャーニー

 

ディズニー映画「アナと雪の女王」の世界を体験することができるボートライドです。ボートに乗って、「真実の愛」が凍った心を溶かす壮大かつ心温まる姉妹の物語を、映画の名曲とともに楽しむことができます。「カリブの海賊」ほどではないのですが、少しずつ段差を下っていく構造になっているため、乗車人員のバランスによっては段差を下る際に水がかかります。特に1列目や各列両サイドはかかりやすい傾向にあります。

 

座席が濡れている可能性があるという事前情報があったので、タオルを持ち込んだのですが、特に座席が濡れていることも水が大きくかかることもありませんでした。乗車する際は、進行方向右側に座るとアナやエルサが見やすいです。

 

 

香港ディズニーランドにも『アナと雪の女王』をテーマにした「フローズン・エバー・アフター」というアトラクションがありますが、ライドシステムこそ流用されているものの、途中追加されているシーンがあるため、ほぼ別物のアトラクションと言っても良いでしょう。マッピングの投影や細かいギミックが追加されていたりと、言うならば上位互換ですね。特にキューラインにこだわりが詰められているので、できればスタンバイパスを取得して乗った方が良いアトラクションですが、初回であればディズニー・プレミアアクセスで課金する価値はあると思います。一応、ディズニープレミアアクセスを使った人しか見れない部屋や演出があるとか。なお、アトラクション内部の構造上、複雑なシステム系統になっていることからも、ピーターパンに次いで2番目にシステム調整になりやすい傾向にあります。

 

 

アレンデール・ロイヤルバンケット

 

アレンデール城の中にあるカウンターサービスのレストランで、牛肉またはシーフードのパイ包み焼きがついた3500円のセットが2種類、お子様向けメニュー、アレルギー対応メニューの4種類のみの取り扱いです。専用のトレーで渡される関係で、食事をテラス席以外に持ち出すことができませんでした。

 

 

セットについてくるのは上の写真の5点+飲み物です。左のうきわまんみたいなやつがパンになっています。パンと一緒に食べるのであれば牛肉の方が合うのですが、個人的にはシーフードの方が食べやすかったです。レストラン内の装飾も良いので、入城料と捉えれば食事はタダみたいなものです。エリア内でも最も人気になるレストランな気がします。個人的にもリピートありです。なお、ダイニングエリアの各所に絵が飾られている関係で、色んな人が絵を撮影しにパシパシ撮っていくので、席によっては気まずい思いするかもしれません。壁側の席、というよりは絵の近くに座る際はその覚悟が必要です(笑)

 

 

・オーケンのオーケーフード

 

サウナ付きの山小屋の主人オーケンが経営するレストランです。評判がイマイチらしいので外観までに。こちらはモバイルオーダーなく、エリア内に入れれば誰でも利用できますが、5/20時点では飲み物なしのフード1種類のみの取り扱いでした。レストランのテーマだけに、シェイブアイスとか売ったら、人気出るんじゃないですかね。

 

 

 

●東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル

 

新エリア「ファンタジースプリングス」の開業に合わせてオープンするパーク一体型のディズニーホテルです。上の写真の建物よりも左側がすべてグランドシャトーという1泊最低30万円するランクの客室専用棟になっており、客室からパーク内が見下ろせます。ただし、岩山や木々が邪魔するので景色はそこまで良くはありません。高級ホテルの一面もありますが、1泊6万6000円から宿泊できる客室ランク「ファンタジーシャトー」も用意されています。該当の客室棟は下の写真の建物より右手側、フローズンキングダム側にある建物がすべてファンタジーシャトーの客室になります。

 

 

パーク側からホテルを見て左から順に施設を紹介します。

 

・ファンタジースプリングス・ギフト

 

ファンタジースプリングス内唯一のショップになります。テスト運営(スニーク)時は、発売前の商品のため購入はできず、展示のみでした。プレビュー対象者については個数制限ありで販売があったようですが、5/28(火)以降であれば誰でも購入できるとのことです。個人的には、これと言って欲しい商品はありませんでした。

 

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル内には、ディズニーグッズを扱うショップがなく、ホテル宿泊者向けのオリジナルグッズはこの「ファンタジースプリングス・ギフト」で取り扱いがあるとのことです。すなわち、オリジナルグッズを買うためにはホテルに宿泊した上でパークに入らないと買えないという二重トラップが待ち構えています。ホテルだけの宿泊を考えられている方で、ホテルオリジナルのグッズを買われる方は注意が必要です。なお、ホテル内にはコンビニエンスストアに近いショップが併設されているとのことです。

 

 

・グランドシャトー・ゲートウェイ

 

JR東日本の新しい駅名みたいな名前ですが、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルへ通ずる出入り口の1つです。1泊最低30万円するランクに宿泊した利用者だけが利用できる特別なエントランスで、パークの中からホテルに入る際は、客室のカードキーがないと扉が開かない仕掛けになっていました。今のご時世、ここにチケット確認のキャストと手荷物検査をするキャストを配置するんですからびっくりですね。噂によるとファンタジースプリングス・エントランスよりも早くゲートが開くようです。

 

 

・パークインフォメーション

 

東京ディズニーシーのエントランス付近にある「ゲストリレーション」の出張所的な立ち位置かと思います。主にベビーカーや車いすのレンタルなどの対応をしてくれるようです。ガイドツアーを申し込めるかどうかは不明です。

 

 

・ファンタジースプリングス・エントランス

 

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルのファンタジーシャトーに宿泊した利用者が利用できる専用エントランスです。この先にはベイサイドステーションがあるため、退園時は一般の利用者も利用できると良いのですが、まだ運用が決まっていないとのことでした。特にオフィシャルホテルやトイストーリーホテル利用者は、使えるようになると帰りがめちゃめちゃ楽になるかと思います。出れたら目の前ですからね。

 

 

↑ゲートからパークを見るとこんな感じです。右手に進むとファンタジースプリングス内の3つのエリアに進むことができます。左手に進むとフローズンキングダムの「アナとエルサのフローズンジャーニー」へ直行できます。稀に、ディズニープリンセスたちがお散歩に訪れるようです。登場するのは、ロックアートにある作品に関連したプリンセスのようです。

 

 

ロックアートにベルがいないのになんでいるのかな?って疑問に感じたのですが、美女と野獣に関するロックアートは、ホテル宿泊者だけが立ち入ることができるローズコートという中庭に設置されているようです。また、ジャックと豆の木をテーマにしたミッキーマウスとミニーマウスのロックアートも同じホテル内の敷地にあるとのことです。いずれも宿泊していないと立ち入れない場所にあります。

 

 

・ロックアート(ファンタジア)

 

ファンタジースプリングス・エントランスから入って左手に進むと見えてくる『ファンタジア』をテーマにしたロックアートです。ちなみにファンタジアのミッキーマウスはこのエリアでのグリーティングには登場しません。後ろに見える金色のタマゴのような大きな窓は、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル内の「グランパラディ・ラウンジ」というレストランになっています。プレスプレビュー時の情報によると、お昼から夜までの営業で、ファンタジースプリングスホテル宿泊者のみがプライオリティシーティング(予約)を入れることができるようです。いつかは行ってみたいですね。

 

 

・ファンタジースプリングスレストラン・エントランス

 

パークから見てホテルの一番右側に位置している3か所目の出入り口で、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル内の「ファンタジースプリングス・レストラン」に直結しています。「ファンタジースプリングス・レストラン」はブッフェ形式のレストランで、当面の間はホテル宿泊者のみが予約・利用できるとのことです。なお、館内からもアクセスすることができるので、パーク内を経由しないとたどり着けないというわけではないようです。

 

 

ファンタジースプリングス・エントランスの前に広がるエリアには、ディズニー映画をモチーフにしたロックアートがあります。

 

↑『眠れる森の美女』よりマレフィセントドラゴン、フィリップ王子、オーロラ姫

↓『シンデレラ』よりガス、ジャック、シンデレラ(シンデレラの左手付近にガラスの靴)

 

 

↑『白雪姫』より魔法の鏡(左下に白雪姫のシルエットがあることに気付きました...)

↓(エントランス右手側に立地)『リトルマーメイド』よりフランダー、アリエル、スカットル

 

 

 

↑(ファンタジースプリングス・ギフト側に立地)『不思議の国のアリス』よりあおいもむし、アリス

 

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの前に広がるエリアからは、打ち上げ花火が岩山や木々が死角となるため、エリア全域で鑑賞は難しいとのことでした。

 

 

さて、そろそろまとめましょう。あくまでも個人の感想です。忖度なしにいきます。

 

★全体的に

エリアまでの行きと帰りに東京ディズニーシーの園内を通る以外は全くの別空間でして、世界のディズニーパークを知らない人からしたら、東京ディズニーリゾートに第3のディズニーパークができた!と言っても過言ではありませんでした。海外パーク体験者からの視点からだと、ようやく日本にもこういう世界が降り立ったかと実感できる箇所が多数あるレベルです。テスト運営では一通りの施設を体験できたので、1デーパスポートで十分ペイできたのですが、開業以降は気軽に施設を利用できないというハードルがあるので、そこがどうしてもギャップになってしまうかもしれません。数年経てば、混雑も落ち着くと思いますし、スペシャルイベントの幅も広がるでしょうから、今後の展開にも注目したいところです。人のいない写真を撮るのは朝一に行っても不可能でしたので、そういった写真を見たい方は、プレスプレビューに参加された方が執筆したネット記事を参照頂ければと思います。鉄道会社がやっている有料撮影会みたいに、パーク内の風景を撮影できる機会があると良いんですけどね...。

 

★アトラクション

4つあるアトラクションのうち、「アナとエルサのフローズンジャーニー」と「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」については是非乗った方が良いという結論に至りました。現実的には前者をスタンバイパス、後者をスタンバイパス2枚目もしくはディズニー・プレミアアクセスで体験するのがベストです。残り2つのアトラクションについては、マストという程ではなく、一度乗れたら良いかなって感じで、内容からしても正直YouTubeやSNS等で動画で見ても十分です。むしろ、最新のアトラクションという割には期待値を超えてこなかったのが残念でした。

 

いずれのアトラクションに共通して言えることとしては、アトラクション内部(メインショー)の動画や画像は見ない方が施設を100%堪能できます。というのも、プレスプレビュー時に多くのメディアが内部の写真や動画を紹介していましたが、展開が分かってしまうと楽しさが半減します。上述した2つのアトラクションは、ライドシステムにも注目できるのである程度内容を踏まえていても違った楽しみができますが、残り2つのアトラクションについては内容を知った状態で乗っても、あまり楽しめないと思います。なぜ、オリエンタルランド広報がアトラクション内部を是非公開してください!としたのが非常に謎ですが、本当にもったいないなという感想です。映画の冒頭でコナンの犯人を教えるようなものです。初めて訪れる際は最低限の情報だけに留めておくことを強くお勧めします。一応、このブログでは建物内部の写真は控えました。SNSやテレビ番組等で既に見てしまったという方は、諦めましょう。私も極力アトラクション内部の情報は確認せずに体験しましたので。

 

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル宿泊者が購入できる「ファンタジースプリングス・マジック」というパスポートがあります。フローズンとピーターパンをリピートするにはもってこいのパスポートかと思いますが、個人的には2万円以上出してまで買った方が良いか?と言われると、そこまでする必要はないのかなと思います。もちろん、気軽に行けないという方にはお金を出してでも体験して頂いた方が良いですが、私がその金額を出すなら2~3回に分けてシーに足を運び、アトラクションやレストラン施設を少しずつ楽しんだ方が良いのかなぁと感じた次第です。時が経てば、季節などのスペシャルイベントをやるでしょうから、その時まで待つのも1つの選択かもしれません。

 

なお、4つのアトラクションはいずれも1番先頭をリクエストすることが可能でした。1台見送る形になりますが、初回は絶対1番目に乗った方が感動も増しますので、リクエストすることをお勧めします。今後運用が変わる可能性は否定できません。

 

 

★レストラン

全てのメニューを食したわけではないので、一概には言えない面はありますが、個人的には「アレンデール・ロイヤルバンケット」一択です。味付けも良いですし、何よりレストランの雰囲気が良いので、是非ともリピートしたいと感じました。1つハードルになるのが、「ディズニー・モバイルオーダー」での予約が必要になる点でして、お昼や夜のピーク時間帯になると席が確保できない事態が発生します。実際の運用においても、一般利用客とホテル宿泊者等で区別されることはなく、一律同じシステムでモバイルオーダーを取る必要があります。一度入ってしまえば、時間制限がないので、長居することができてしまいますし、スタンバイパスやモバイルオーダーのキャンセル拾いが取れるまで座席を専有する方が多く見受けられましたので、食事する時間帯はよ~く見極めたうえで利用する必要があります。もしかしたら今後改善される可能性は大いにありそうです。

 

モバイルオーダーに関しては、店頭でキャストによる予約確認と人数確認が行われます。そこから初めて入店できるので、あらかじめ席を確保してから食事をすることができません。人数が一致していないと入店ができないので、別々に入ることも誰かを共連れすることもできません。残り2つのレストランについてはキャンセルがボチボチ発生していたので、ドリンクだけやフード単品だけオーダーして入店し、そこでスタンバイパスなどのキャンセル拾いをするのが良いのかなって思います。今回利用したスナグリーダックリングでは、リアルに1時間キャンセル拾いと闘いましたが、キャンセルを拾うことができず、取得を諦めるまでは旅に出れませんでした...。周りにも同じことをされている方々が多くいらっしゃっており、ひたすら画面を更新し続ける人でなかなかのシュールな光景が広がっていました。これが運営が求めている姿なら、仕方ありません。

 

 

★ショップ

テスト運営で関連商品を購入できず、店内を撮影できるほど空いていなかったので、割愛します。個人的にも欲しいグッズはありませんでした。5/28から発売開始ですが、早くも品薄な商品もあるようですので、お目当ての商品の在庫があるかどうか、公式アプリのショッピングから確かめてから行かれることをお勧めします。発売日前に品切れる商品があったら笑ってあげましょう。いずれは、ダッフィー関連のグッズを置きそうな予感がします。

 

 

★グリーティング

フローズンキングダムとホテル前エリアで、突発的なグリーティングが行われていました。テスト運営期間中は、日中でもプリンセスたちがやってきていましたが、開業以降も実施されるかは不明です。というのも、一度エリアに入ってしまうと次のパスがないと再入場ができないため、時間潰しにグリーティングを待つ人が多く見受けられました。テスト運営ではエリアに出入り自由だったため、出たら入れないという状況に陥ってはいませんが、今後はエリア制限が入ってしまうとエリアから出るのが1つのハードルになってしまうため、このあたりは制限が入ってもおかしくないのかなぁと思います。なお、エリア内にはほとんどベンチがないので、長居するのは難しいです。あと草木・水源が豊富なせいか、蚊などの虫が多いので、虫除け対策は必須です。

 

 

★ファンタジースプリングス・エントランス

このエリア最大のデメリットとしては、パークエントランスから遠いという点にあります。まだ正式に発表されていませんが、今のところエリア内のエントランスを退場時に利用できるのは、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル宿泊者に限定されています。これが、オフィシャルホテル(要は一般利用客)やトイストーリーホテル宿泊者も退場時に利用できるとアクセスとしては非常に便利になります。

 

このエリアが最初から出来ると分かっていたのであれば、レイジングスピリッツやジャスミンのフライングカーペットのスペースを利用して、トランジットスチーマーラインの航路をファンタジースプリングスまで持ってきて欲しかったというのが本音です。移動手段が徒歩だけなので、非常に疲れます...。出口の目の前にリゾートラインの駅がありますが、パークからは出れません。

 

なお、トランジットスチーマーラインは、ハーバーグリーティング実施前後および夜のビリーヴのショー準備時間以降は、ロストリバーデルタからアメリカンウォーターフロントまでの片道運行に切り替わります。定員になり次第、最終便が出発してしまうので、閉園時間ギリギリまで遊ぶと徒歩で戻らざるを得なくなります。そこが注意点ですね。ポートディスカバリーまで行って、ディズニーシー・エレクトリックレールウェイに乗るくらいなら歩いた方が早いです。

 

 

今回はテスト運営が行われる前提で足を運びましたが、午後から夕方にかけて通路が人で溢れるようなことが発生しました。原因は簡単で、エリアへの入場制限をしていないためです。とはいえ、今回のテスト運営ではエリア内にどれだけの人数を入れたら運営上支障でるかを計測していたため、あえて制限をかけなかったと思われます。というのも、ファンタジースプリングス・エントリーウェイでOLC社員がスマホのカウンターで+ーを押して人数カウントしていたので間違いありません。正式オープン以降は、有効なパスを持っていないとエリア内に入れないので、フリー入場できたのは貴重な体験だったのかもしれません。

 

アトラクション・レストラン施設を利用しなくても、初めて訪れる場所であればゆっくり写真や動画を撮って回るだけで時間は潰せます。退場したら再入場ができないというロジックがある以上は、ある程度人の滞留が発生することは避けられません。今休止しているシアター系のショーを再開したり、ハーバーで水上ショーをやればある程度人を誘導できるはずですが、それでも頑なに再開させるつもりがないので、そこを訪れるお客さんから不満の声が出ても仕方ないです。仮にハーバーで水上ショーをやっても、ファンタジースプリングスからは10分以上歩かないと到達できませんから、やってもやらなくても変わらない気がします。時すでに遅しですが、もう少しプレビューの期間を伸ばして、オープン以降に人が分散する措置を取っておけばよかったのに...とプレビューに縁のなかった腹いせをしておきます。テスト運営に行かれた人の多くはプレビューに当たらなかった方が大半なので、そういった方々にもう少し事前の体験機会があれば、ファンタジースプリングスへの殺到は避けれたのでは?と思った次第です。それにせっかく1つのエリアを構成しているわけですから、ホテルのクロークを利用して携帯電話やカメラ機材を預かって中の様子を撮影させない工夫もできたはずです。それが株主優待であったり、浦安市民であったり、人を集めてテストする手段はいくらでもあったでしょうから、もったいないですね。余談でした。

 

実際にスタンバイパスがどれくらいで無くなるのか、取りにくくなるのかといった情報はオープン直前にならないと判明しません。オープン直前で運用方法が変わることも否定できないので、これから体験される方は、最新の情報を収集して確実に1つでも多くの施設を体験できるよう頑張ってみてください。

 

 

Fantasy Springs Hotel Preview

4/23(火):プレスプレビュー

 

Fantasy Springs Preview

4/11~5/6:キャストプレビュー(目撃情報のため開始時期不正確)

5/7(火):プレスプレビュー/ファンタジースプリングス開業記念ラッピングモノレール運行開始

5/10(金):招待(芸能関係者・インフルエンサー)

5/11(土):招待(芸能関係者・インフルエンサー)

5/12(日):スポンサー①(KIRIN、第一生命、新菱冷熱、ハウス食品、JCB、プリマハム、JAL)

5/13(月):スニークⅠ(大雨のため終日中止)

5/14(火):招待(浦安市内小学6年生招待・バケーションパッケージ当選者)

5/15(水):招待(千葉県内小学6年生招待Ⓐ・ウォルトディズニージャパン関係)

5/16(木):スニークⅡ(エリア入退場自由、スタンバイパス・モバイルオーダー運用)

5/17(金):スポンサー②(NTTドコモ、講談社、ヤマザキパン、UCC、スポンサー従業員プレビューチケット・FSエリア限定)

5/18(土):スポンサー③(スポンサー従業員プレビューチケット・シー入園可)/招待(ディズニーホテルキャスト)

5/19(日):スポンサー④(スポンサー従業員プレビューチケット・シー入園可)

5/20(月):スニークⅢ(エリア入退場自由、スタンバイパス・モバイルオーダー運用)

5/21(火):招待(千葉県内小学6年生招待Ⓑ・ディズニーホテル宿泊当選者・eチケット当選者)

5/22(水):招待(千葉県内小学6年生招待Ⓒ・eチケット当選者)

5/23(木):スニークⅣ(ゲスト殺到予測に伴う安全面に配慮し終日中止)/リーナベル関連グッズ発売日

5/24(金):スポンサー⑤(明治、JAL、ENEOS、BIPROGY、コカ・コーラ、スポンサー従業員プレビューチケット・FSエリア限定)

5/25(土):スポンサー⑥(大和ハウス)

5/26(日):スポンサー⑦(大和ハウス、富士フイルム、明治、コカ・コーラ、講談社、三井不動産、UCC、スポンサー従業員プレビューチケット・シー入園可)

5/27(月):予定なし(FSH プレビュー招待付きバケーションパッケージ購入者 エリアに入るのは2日目 5/28)

5/28(火):スニークⅤ(エリア制限あり)/先行体験販売枠(プレビュー招待付きバケーションパッケージ購入者、ファンダフルディズニー当選者)/FS関連グッズ発売日

5/29(水):スニークⅥ(エリア制限あり)/先行体験販売枠(プレビュー招待付きバケーションパッケージ購入者、ファンダフルディズニー当選者)

5/30(木):スニークⅦ(エリア制限あり)/先行体験販売枠(プレビュー招待付きバケーションパッケージ購入者、ファンダフルディズニー当選者)

5/31(金):スニークⅧ(エリア制限あり)/先行体験販売枠(プレビュー招待付きバケーションパッケージ購入者、ファンダフルディズニー当選者)

6/1(土):スニークⅨ(エリア制限あり)/先行体験販売枠(プレビュー招待付きバケーションパッケージ購入者、ファンダフルディズニー当選者)

6/2(日):スニークⅩ(エリア制限あり)/先行体験販売枠(ファンダフルディズニー当選者)

6/3(月):予定なし

6/4(火):予定なし

6/5(水):開業前セレモニー(ドローンショー・ライブ配信予定)

6/6(木):ファンタジースプリングス開業、オープニングセレモニー(ファンダフルディズニー当選者、開園時間前に実施)

6/7(金):ファンタジースプリングスホテル・ハッピーエントリースタート

 

(参考)

招待された千葉県内の小学校(PTAや学校のお知らせ等でインターネット上に公表されている学校あり)

※現地までの往復交通費(バス貸切)、FSエリア内のみの入場券、レストラン施設の食事券(お子様メニュー)をOLCが負担

 

※本記事投稿日以降の予定については、推測の情報が含まれます。予告なく運営内容が変更となる場合があります。