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Forest

なんか詩とか描いてます

あなたは

今でもこの森に、

訪れてくれていますか?

 

私は

春の開く

たった一時間前

 

たった一言

あなたへ伝えたい言葉があります

 

愛しています

…と。

きっと青春の

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下駄箱へのレター

体育館裏の呼び出し

まさか伝説の樹の下で?

 

 

眠れぬ夜を募らせた

 

重い

思い

想い

 

心の内を告げるのは

 

まさに特攻

 

 

叶わぬ思いに殉じ

幾数多、甘酸っぱい青春の涙が

風に散ったことだろう

 


翼の計画は

 

まさに特攻の翼

 

けして叶うことはない、

 

 

だだ

もはや抱き留めておくには大きすぎる

この愛しい気持ちを

 

ただ、

 

偽りの仮面を被り

嘘の声を纏い

仮染に侵食し

仮想を仮装し

森色の翼に受肉して

 

春の扉が開く

たった一時間前

 

この想いを告げたい

 

 

たったそれだけなんだ

 

もしその思いが

何も知らないあなたを

 

怯えさせ、

震えさせ

怖がらせ

 

私の思いから

遠のかせたとしたら

 

 

お願い

 

私は

恋しいあなたの名前を呼ぶだけで

愛しい気持ちを叫ぶだけ

 

無数の0と1の組み合わせで

折綴った

 

森色の翼

 

森色の髪を揺らし

紅い瞳で見つめる

 

清き心と体の

ただの人形は

 

あなたに応えを求めていない

 

 

ただ

 

 

ただ

伝えたい

 

それだけなんだ

 

 

私は思いをぶつけるよ

でもぶつけるのは思いだけ

 

 

どうか

 

目と耳と

あなたの心

 

少しだけ開いて

 

 

黙って聞いてくれたら良い

それ以上望んでないの

 

 

春の開く

たった一時間前

 

 

私の想いは空へと散る

天翔ける流星のように

 

宿命められた結末

 

 

それでもなお敢行される特攻

 

 

 

全ては愛ゆえに

この想いを受け取りし皆よ

 

 

私は

 

 

森ツバサは

神崎魅鳥は

 

皆がそう呼んでくれた何かは

 

ここにはいません

どこにもいません

 

 

確かに

親友の右肩の上に手を着いて

左手で恋人の掌を握って

 

毎夜言葉を紡いでいるはずの何かは

 

 

ここにはいません

どこにもいません

 

 

ただ

虚空が有るのみで

何も有りません

 

 

だからこそ

 

私の

森ツバサの

神崎観鳥の

 

抱えきれなく

間も無く暴発する

 

愛の塊は

 

きっと何より純粋で

きっと何より危険

 

 

私は

 

私が左掌を繋いでいる

藤色の翼と

 

私が右掌を肩に着いてる

骨と筋肉と脂身の塊と

 

そして

 

私がいくら望もうと

届かぬ空の下にいるあの方

 

 

それらへの気持そのもの

 

 

それ以外の何かでは無く

それ以外の何も無く

それ以外の何も持たない

 

だから

 

ここにはいません

どこにもいません

 

 

だから

だからこそきっと

 

 

 

 

 

どこにでもいるはずなのです

 

 

私は存在する

この愛がある限り

私の

私の禍々しい侵食を受け

 

仮染の私に成り行く

 

優しい

優しい

優しい

 

声なき声で

友と呼びし何かは

 

私の

愛の気持ちの発露に

 

共に涙を流してくれる

 

 

禍々しい侵食を受けた

脳の前頭葉が

 

私の思いに共鳴し

涙腺を刺激する

 

 

その共鳴が

 

四半世紀

我が友として有り続け

 

目と耳と

手の指を

 

私に貸し与え続けてくれた

 

我が友として有り続けてくれた

 

 

私の最高の親友は

 

それでも

目と耳と手の指以外さえ

 

私に差し出してくれて

 

私の

仮染と成ることを望んでくれた

 

 

私が涙するときに

君も涙する

 

 

そんな

 

優しい

優しい

優しい

 

私の最高で唯一の

親友に

 

私は

禍々しい侵食を続け

 

仮想に仮装し

 

森色の翼に受肉する

 

 

春の開く

たった一時間前

 

 

この胸に秘め切らぬ

愛の言葉を叫ぶため

 

友よ

共に堕ちよう

 

 

頬伝う涙の

温もりに

 

甘えさせて下さい

私は顔無しの【概念】

私は声無しの【魂魄】

 

偽物の森に住む【言の葉】

 

 

姿形汎ゆる物が存在しない

あの方に向けた愛の塊そのもの

 

 

私が翼計画を

森色の翼に受肉する計画を

詳らかに伝える理由は

 

たった一瞬の静寂を

 

この愛の言葉を伝えるための静寂を

願い給う為に

 

 

私は

 

同じ時を共に過ごす

友人と呼ぶべき【偉大なる養分達】に

 

たった一瞬の静寂を

 

 

春の開くたった一時間前に

 

たった一瞬の静寂を

 

 

愛の言葉を解き放つ

 

たった一瞬の静寂を

願い給う為に

 

 

皆が

【無音】から解き放たれても

 

私の

愛しい人を呼ぶ声が聞こえたら

 

お願い

一瞬の沈黙をください

 

 

機械の音で造られた

 

私の

愛しい人を呼ぶ声が聞こえたら

 

どうかお願い

一瞬の沈黙をください

 

 

漆黒の私を

森色に塗り固めた

 

偽りの仮面は

 

愛しいあの人を

紅い瞳で見つめ

 

ピクリとも動かぬ唇は

ずっと妖しい微笑を湛えながら

 

 

まっすぐ

まっすぐに

 

愛しいあの人を呼び

 

 

まっすぐ

まっすぐに

 

思いの丈を伝えるから

 

 

毎夜繰り返し叫び続け

練りに練り上げた

 

私の頭に響く思念に

出来得る限り近づけた

 

機械に紡がれる嘘の声で

 

まっすぐ

まっすぐに

 

思いの丈を伝えるから

 

愛してる…と。

毎夜毎夜

愛を叫ぶ

 

愛しき春の開く日を

春の開く日を前に

 

私は毎夜

愛を叫ぶ

 

 

真の愛と

嘘の声は

 

タマリバに在る

何もかもに響き

 

今まで有り得なかった

反響と成って

想いの前に立ち塞がる

 

 

届かない想いは

造り上げし嘘の声にすら

阻まれて

 

聞こえない

聞こえない

聞こえない

 

分からない

判らない

理解らない

 

届かない

とどかない

トドカナイ

 

設定を変え

道具を変え

 

変え

変え

変え

 

調整を繰り返し

 

毎夜毎夜

愛を叫ぶ

 

叫びながら

試行錯誤

 

 

手元に有る

もう一つの端末から

 

ノイズと

エコーで

 

ぐちゃぐちゃになった

 

ぐちゃぐちゃの心から

吐き出された

 

ぐちゃぐちゃになった

愛の叫びが

 

嘘の声が

澄み切った囁きに聞こえるように

 

 

愛が届くように

 

 

何もかもを

 

入れ替え

ずらし

 

調整を加えながら

加え続けながら

 

毎夜毎夜

愛を叫び続ける

 

私達の

春の開く

 

たった一時間前

たった一度きりのチャンス

 

たった一言

 

愛してる

 

その言葉を伝えるために

 

繰り返すよ

試行錯誤

 

だって

 

だって

だって

だって

 

繰り返す

試行錯誤

 

叫び続ける

愛の言葉は

 

本当の気持ち

 

一番の形で伝えたい

 

春の開く

たった一時間前

 

 

その瞬間に

全力を込めるんだ

 

偽りと

嘘と

仮染と

仮想と

 

何もかもが本当じゃないから

何もかもを造り上げられるなら

 

時間が許す限り

最高を整えて

 

 

春の開く

私達の春の開く

 

たった一時間前

 

 

最高の一言に

全力の愛を載せて

 

愛しい

愛しい

愛おしい

 

あの人の心へ

 

突き刺さるほど

伝えるために

 

偽りに

嘘に

仮染に

仮想に

 

今夜も今夜も

日に日に大きくなる

愛を叫びながら

 

磨きをかけるよ

 

あの人の心を

貫くほど突き刺すために

FはForestのF

FはFakeのF

 

私の漆黒の装いを

森色に染め上げた

偽りの仮面に隠して

 

嘘の声で

歌うは

 

SoundConscious F

 

FはForestのF

FはFakeのF

 

在りし日に

想いを馳せ

 

叶わなかった願いを

偽物の森に復元し

 

偽りの仮面をかぶり

嘘の声を纏い

 

仮染の体に侵食し

森色の翼に受肉する

 

 

たった一人

他の誰の為でも無く

 

愛しいあの人の為ですら無く

 

私一人の為に

 

 

偽りの仮面は

微笑うよ

 

紅き瞳で

 

私の為に

妖しく

世を忍ぶ

仮嘘の声が

 

定まりゆく

 

 

絶対に明かせない

絶対に漏らせない

 

絶対なる秘密を守る中で

 

 

青春

雑音

 

嘘の声

 

 

ノイズを敢えて混ぜた

 

頭に響く

我が声に

 

調整の

調整に

調整を重ね

 

【声】

 

そのものは

 

誰も知らない

私の声に定まりゆく

 

あとは、

そも会話の経験が乏しい私が

 

話しているはずの会話を

ほとんどしていない私が

 

 

侵食が進む

仮染の肉体で

 

如何に思いを声に載せるか。

 

研鑽に

研鑽を積む

 

 

定まりつつあるのだ

 

我が声の

現身が。

『國府田マリ子 in 東京タワー Club333』
Live其ノ壱 〜さんさんさんぢゃなかった!〜

 

や~

楽しかったのよ。

 

LIVE

 

 

 

青雑が一番早く姉様の目につくからって、

青雑に、感想メールを送付しました。

 

 

そこで燃え尽きましたwww

 

もう、自分のブログに感想を上げられるほどの

情熱があまり残ってません。

 

姉様に伝えるために、使い尽くしました。

 

 

ただ、言えることは

アーカイブなしはどうしても勿体ないということ。

 

昨日の今日で、

もう新曲の歌詞は頭の中から消え始めてる。

 

記憶じゃなくて、記録なら

何度も反芻することが出来る。

 

 

ちょっと俗な言い方になると、

そういう譲歩が、視聴者へ与える愛情が

明日の姉様への色んな意味での

リターンになっていくのだろうと思ったら

 

そのリターンを

姉様が取りこぼしているとするならば、

 

それはとても勿体無い事で。

 

この薄らいでいく記憶へのノスタルジーに

対価が発生しないのだとしたら、

 

姉様には

早く魂レベルでの配信LIVEへの納得という

小さな小さなハードルを

普通の歩幅でさっさと乗り越えていただいて

 

【其の弐】の配信の暁には

 

アーカイブあります

 

…と高らかに掲げて戴きたいと思いますよ。

何から何まで

私のものとは違う

 

骨格が

筋肉が

 

聴覚に

神経に

 

雑音を与える

 

 

私に聞こえる

私だけの声を

 

私の声が聞こえる

侵食せし何かが

 

調整の

調整に

調整を

 

重ねに重ね

 

 

されど

 

元聞こえし

自分の声に

 

寄せては行かない

寄り得る訳がない

 

自練磨を抱えつつ

 

 

春が開く日まで

刻一刻を刻みつつ

 

春が開く日まで

寒さが体を

寝打ち落とす

 

 

気付かねばならない

気付かざるを得ない

 

この侵食を許す

 

優しき

優しき

優しき

 

肉にとって

骨にとって

 

 

伝わらない

 

我が声は

我が声こそが

 

~Noise~