急に冷え込んできております。
あなたの街はどうですか?
今日は久々に、
ヴェルヴェット・リヴォルヴァー(Velvet Revolver)のライブDVD、
"ライヴ・イン・ヒューストン"を観ました。
ちょっとサウンドをエディットし過ぎなカンジというか、
『綺麗にミックスし過ぎちゃった』っていう印象は受けるかも。
結果、臨場感にやや欠けるというかね。
とはいえ、このバンドの凄さは充分に伝わってきて、
スゴい楽しめる内容です。
どのバンドもそうだと思うけど、
ご多聞に漏れず、このバンドもボーカル探しにはかなり苦戦したとのこと。
ベースのダフが、
『バンドを組むときの問題はシンガーだ。いいシンガーを見つけるのは、世界で一番難しい。』
って言ってたけど、ホントそうなんだよね。
かくいう自分も、元々は 『歌は歌わない!!』って頑張ってたクチで、
ボーカル探しに明け暮れてた時期がありました。
(これが、ホントになかなか見つからないんだよね・・・)
どんなに演奏がうまいバンドでも、
どんなに曲がいいバンドでも、
"真ん中"がダメだと、もう"ダメ"だったりする。
ちょっとシビアな話だけど。
最終的にヴェルヴェット・リヴォルヴァーのボーカルになったのは、
元ストーン・テンプル・パイロッツのボーカル、
スコット・ウェイランド。
完全に個人的な好みの問題だけど、
このバンドは、やっぱりスコットが真ん中に立ってこそ!って気がするな。
それがあるから、こういう"危ない雰囲気"っていうか、
ゾクッ!とするような空気感も出たと思うし。
曲とボーカルがスゴく合ってる。
slashの実質的なソロ・バンド(スラッシュ・フィーチャリング・マイルス・ケネディ・アンド・ザ・コンスピレターズ)で、
凄腕ロックボーカリスト=マイルス・ケネディがヴェルヴェット・リヴォルヴァーの曲も歌ってたりするんだけど、
確かにメチャクチャうまいんだけど、
やっぱりなんか合わないかな・・・って感じちゃうのよね。
なんていうか、
『マジメでキレイ』
っていうカンジ?
もちろん、それ自体、悪いことじゃないんだけどさ、
正直、物足りなく感じちゃうかな。
なんだろうな・・・。
やっぱり、スコットの歌は、聴く人の胸にグサッ!と刺さるものだと思うわけ。
もちろん"好き嫌い"はある。
だから、単純に 『俺が』 好きだっていうのもあると思う。
でも、好きか嫌いかにかかわらず、
この人がいきなり目の前に現れたら、
たいていの人は、『ん!?』って振り向くんじゃないかな?
人と違うなにかを感じるというか。
そういうのがアーティストにとってはもっとも大きなポイントだったりするわけで。
それは、
その人の生きざまとか、
人間性とか、
そういう部分がモノを言うと思うんだよね。
そして、それは歌に出る。
やっぱり、『技術がどうこう』 とか、
そういう問題じゃないんだよなぁって思っちゃうね。
とはいえ、
これも個人的な考えだけど、
世の中にたくさんある表現方法の中で"音楽"を選んだということであれば、
最低限それが成立するためのスキルは必要だとは思う。
じゃないと"音楽"にならない=音楽じゃなくてもいいってことになっちゃうじゃん?
それはそうなんだけど、
その上で聴く人の心に響くかどうかっていうのは、
また別の問題だと思う。
スコットを観てると、
(他のメンバーにもそれは感じるけど、)
やっぱり、
『立ってるだけで なにかを感じさせる』
っていうのは大きいよなーと、
つくづく思うわけです。
Velvet Revolver。
短命だったけど、すげーイイバンドだった。
俺は今でも好きだね。
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