お盆も近いことだし、夏らしく怪談話でも。・・・といっても私には霊感がまったく無いので、大して怖い話はないのだが。それでもいくつか不思議な体験はしているので、紹介したいと思います。
その1 子供の頃
幼い子供は誰でも少しは霊感があると言われているが、私もそうだったのかも知れない。5,6歳の頃は、よく耳の中で変な音を聞いた。「ドン、ドン、ドン、ドン・・・」という、遠くで太鼓が鳴るような、誰かが迫って来るような・・・。
親に訴えても、「耳鳴りだろう」の一言で片付けられていた。今はその種の音は、全く聞こえない。あれは一体なんだったのか、今でも分からない。
その2 高校生の頃
母が離婚してすぐの頃に住んでいたアパートでの出来事。確か高校2年の頃だと思ったが、風邪をひいて学校を休んでいた。そして何故か自分の部屋ではなく、居間に布団を敷いて寝ていた。お昼過ぎに急に眠気が来てウトウトし始めた頃、誰かが足元に乗る感触があり、次の瞬間体が動かなくなった。いわゆる金縛り状態である。更に、足元の感触がだんだん上の方へ移動し始めた。誰かが私の体に覆いかぶさろうとしているかのようだ。その「気配」はついに顔の上まで来た。今目を開けたら絶対に目が合ってしまうと思い、私は固く目をつぶっていた。しばらくすると、ふいに体が軽くなった。おそるおそる目を開けたが、そこには誰もいなかった。ほっとすると、いきなり「バキバキバキッ!」という生木を裂くような音が、天井付近から聞こえた。
何年か経って母にこの体験を話したら、「実は、私もあそこでお婆さんの霊らしきものを見ている」と告白された。(母には少し霊感があるのだ)心底ぞっとしたのは言うまでもない。
その3 22歳の頃
当時四国の大学に通っていた弟の所に、休みを利用して遊びに行った。弟の大学は「出る」ことで有名で、市内でも有名な心霊スポットになっていた。そんな所によく4年も通ったものだ。
そのスポットの一つ、飛び降り自殺のあった校舎に、実際行ってみた。自殺する前に校舎の壁に、「さようならー」とメッセージを書いたらしいのだが、それが消しても消しても浮き上がって来ると言う。・・・実際見たら、ホントに浮き上がっていた。「さようならー」の「ー」の部分が妙に怖かった。そのメッセージの前は駐車場になっていて、普通に車が停まっていた。
弟の大学には他にも怪談話がいくつかある。4階の食堂の窓から覗く二人の子供とか、あるはずのない寮室を開けたら、部屋中に無数のろうそくが置いてあったりとか。弟自身もいくつか奇妙な体験をしている。どんな大学だ・・・。
その4 今のマンションを買った頃
最後は最近の話。今のマンションを買って住み始めた頃、色々と奇妙なことが起こった。まず、寝室の外から聞こえる「カラカラ」という音。ウチはエレベーターのまん前なので、その関係の音かと思ったが、どうも違うようだ。砂利が落ちるようでもあり、何かのスイッチが切り替わるようでもあり。とにかくそんな音聞こえるはずないのに、という音が始終していた。・・・今でもたまにする。寝室ではけっこう変な音を聞いている。夜中に誰かが耳元で囁くような音を、夫も私も聞いている。怖かったので「気のせい」で済ませた。
これは霊かどうか分からないが・・・。真夜中2時ごろ、外で子供が激しく泣く声が聞こえた。マンションの隣は喫茶店で、その前はそこそこ広い駐車場になっているのだが、声はそこから聞こえて来るらしかった。室内からだったらもう少しくぐもった感じで聞こえたと思う。そうではなく、すぐそばではっきりと聞こえたのだ。虐待か幽霊か分からなかったが、怖くて窓を開けて確かめる気になれなかった。
新築のマンションは、けっこう色んなことが起こるらしい。子供の声を聞いてから、玄関に盛り塩をした。今の所何も悪いことは起こっていない。
みなさんも無いですか?不思議な体験・・・