気がつけば12日も更新していなかった・・・( ̄□ ̄;)


 というわけで、そろそろ更新します(笑)決してネタが無いわけじゃなかったんだけどね・・・。


 

 最近、自分の「過去」に触れる機会があった。触れるというより、過去の愚かな自分を見せ付けられたと言うべきか。


 ある時ふと、人のブログに書いた自分のコメントを見たのだ。それはかなり前の記事で、私がまだ以前のHNを使っていた頃の話。


 ・・・愕然とした。ものすごくイヤな女がそこにいた。思い込みや決め付けが激しく、一人で怒っている。或いは、何かを糾弾している。コメ欄で明らかに、浮いていた。私ってこんなにイタイ奴だったのか・・・。ガクリ


 正直、激しく落ち込んだ。いっそブログをやめてしまおうかと思ったくらいだ。匿名性のなせる業かも知れないが、HNを使って発言する時、私はかなり好き勝手な発言をしている。ネット初心者だった頃は、まだネット社会というものがよく分かっていなくて、実社会とは違うものだと思っていたから、無責任に言いたい放題でも別に何の良心の呵責も感じなかったのだと思う。


 しかし、自分もブログを開設してみて初めて分かったのだが、ネット社会って実社会と基本的に同じなのだ。ブロガー同士の横のつながりができてしまえば、当然「世間」が生まれる。「世間」に向かって発言する時は誰もがある程度の配慮をするものだ。誰かをいたずらに傷つけたりしないよう、気をつけてものを言わなければならない。やたらに挑戦的な物言いが実社会でも歓迎されないように、ネット社会でも同じことだ。発言内容がいくら正論でも、そんなものに耳を貸そうと思う人など誰もいないだろう。


 そのことに徐々に気づいて、恐らく今ではそんなに人の神経を逆撫ですることは(多分)無いような気がするが、分からない。私の書いた記事なりコメントなりに気分を害した人がいるかも知れない。


 もしそういう人いたら、予め謝っときます。ごめんなさい。m(u_u)m


 反省しているものの、果たして性格は直るのか・・・。一体いつになったら成熟するのか。過去の恥ずかしい自分に気づいたところで、将来恥ずかしくなくなると言う保証はどこにもない。実生活でも十分、恥ずかしい奴だから・・・。

 私はボクシングにも、亀田一家にも全然興味ないんだけど、ニュースで見た試合前の罵り合いがメチャクチャ頭悪そうで面白かったので、ふと亀2号に興味を持った。対戦相手の内藤選手に「ゴキブリ」と言ったり、「負けたら切腹する」とか、誰も本気にしないような与太事をほざいたり。「コイツ、負けたらホントに切腹するんかな」と、思わず笑ってしまった。あれが演出でなく天然だとしたら、色んな意味で本物だから、一体どんなボクシングをするのか見てみたくなったのだ。


 で、たまたま暇だったので、内藤大助選手と亀2号のフライ級タイトルマッチを見た。ボクシングのことは全く分からない私にも、亀2号のワンパターンな攻撃と卑怯ぶりはよく分かった。防御一方で攻撃しないもんだから内藤にどんどんポイントを取られ、判定で不利になると、今度は頭突きやら押し倒しやら目潰し攻撃やら、卑怯な反則技ばかり使って内藤を潰しにかかって来た。何しろ、ちょっと内藤が連打を始めると途端に体ごと体当たりをかまして、もつれ込んで押し倒すんだから。それもコーナーギリギリのところでやるので、内藤がよくコーナーポストに激突していた。(痛そうだった・・・)ボクシングってあんなにしょっちゅう倒れるもんなんだろうかと思って見ていたが、他の試合はそんなことはないだろう。(笑)


 最終ラウンドに近づくにつれ、亀2号の顔はどんどんヘタレ顔になって行き、11ラウンド以降は今にも泣きそうだった。逆転KOしか勝つ道のない亀2号は、しゃにむにパンチを繰り出すのだが、ポイントでリードしていてテクニックもある内藤には全部読まれており、通用しない。とうとう最終ラウンドには、亀2号は内藤を持ち上げて投げるという暴挙に出た。(プロレスか?)当然のことながら反則を取られ一気に減点3となり、更にポイントを失った亀2号は、そのまま雪崩れるように判定負けした。


 試合前にはいつものように「負ける気がしない」とか「歴史が変わる瞬間を見せてやる」だとか「オレのパンチは宇宙一」だとか、イタい大風呂敷を広げていたので、この惨敗っぷりはさぞ恥ずかしかったに違いない。親亀、亀1号もろとも、そそくさと会場を脱出した。案の定、報道陣から「切腹はしないんですか?」と突っ込まれていたらしい。(笑)


 勝った内藤選手は勝利の雄たけびを上げ、亀2号に勝ったことを堂々アピール。試合中は相当汚い反則技を使われていたらしく、よほど頭にきていたのだろう、かなりな興奮状態だった。彼は、一夜にしてヒーローになったと思う。不遜で下品な勘違い一家の正体を暴いたのだから。生意気でバカで口だけ達者な若造の鼻っ柱をへし折ったのだから。


 亀田一家はこの後、どうなるのだろうか?新聞・ネットやニュースでも亀2号のダーティーファイトがバッシングされており、親亀と1号の反則指示の音声まで流出してしまっているので、もう今までのように「人気者」ではいられなくなるのは確実だろう。亀2号は、「実は弱かった」ことがばれてしまった上に、最終ランウドでの投げ技反則が協会でも相当問題になっているらしく、「ライセンス剥奪」の声まで上がっているらしい。


 今まで亀田一家は、「言動は下品だがボクシングは強い」と言うことで、けっこう各方面からチヤホヤされてきたのだが、弱いことがばれてしまったらただのチンピラ一家である。一旦あのキャラで走り出してしまったからには、もう方向転換などできないだろうし。「驕れる者は久しからず」という言葉が、これほどぴったり来る状況もないなぁ。(笑)


 余談だが、亀2号がパンチを繰り出す際にいつも「シュッ!シュッ!」という音が聞こえていた。風を切る音が出るほど亀2号のパンチは速いのかと思っていたら・・・何のことはない、自分の口で言っていたらしい・・・ふーん( ゜∋゜)

 人間の記憶って本当に不思議だ。忘れたはずの出来事を、あるきっかけでふいに思い出すことがある。

 ドラマ「働きマン」を見ていたら、主人公が何者かに後をつけられ、怖い思いをするという場面があった。彼女は恋人に電話して助けを求めたが、生憎彼は出張中だった。しかし「今から車を飛ばして行こうか?」と言ってくれた。結局主人公は恋人の仕事に支障が出るといけないと考えて遠慮したのだが、その場面を見て私はある事件を思い出した。


 

5年ほど前、まだ今のマンションではなくアパートに住んでいた頃、我が家は空き巣に遭ったのだ。その日は私は朝から仕事に出かけ、夫は仕事が終わってから会社の慰安旅行に参加することになっていた。何だか一日妙なトラブル続きで、私が自宅に戻ったのは夜11時半過ぎだった。


 部屋に入ると、説明しようの無い違和感を感じた。ふと見るとダイニングのサッシが割れており、鍵が開いていた。それを見た瞬間、頭が真っ白になり、何とも言えない悪寒が、背筋を這い上がった。「空き巣だ!」直感的に悟った。


 家中の電気を点け、盗られているものがないか確認した。人から預かっていた現金約3万円の入った茶封筒が消えていた。「間違いない・・・」そう思ったら怖くてたまらなくなり、その場にへなへなと座り込んでしまった。お金を盗られたことよりも、この家に誰か見知らぬ人が侵入したという事実が怖かった。


 しばらく床にへたり込んでいたが、やや我に返って警察を呼ぶことにした。電話で110番をし、空き巣が入ったと通報した。どんなやりとりをしたか覚えていない。ただ、15分ほどで捜査員がそちらに向かいますと言われたことだけは記憶している。


 長い15分だった。警察を待つ間、やたらと心細くてアパートの他の家に空き巣が入ったことを知らせて回ったり、慰安旅行に行っている夫の携帯に電話をかけたりしていた。宴会の最中なのだろうが、夫は全然電話に出なかった。それでも何度かかけ続けていたら、ふと冷蔵庫に貼ってあるメモに目が止まった。


 ガラスが割れていました。泥棒だったら警察呼んでおいてね。


 私は愕然とした。なんと夫は、空き巣かも知れないと思いながら、何もせず慰安旅行に行ったのだ!どうも仕事を定時で上がって一旦帰宅した時、ガラスに気づいたらしい。しかし呑気にメモを残し、彼は旅行に出かけてしまった・・・。


 私は情けなくて涙が出た。夫は、もし本当に泥棒だったとしても、後の処理は全部私に任せるつもりだったらしい。私の帰宅が遅くなることを彼は知っていたはずだ。夜も更けてから何も知らずに帰って来て、空き巣に入られたと気づいた私の恐怖を、彼は想像できなかったのだろうか?


 私は、それこそ半狂乱になって電話をかけ続けた。怒りと恐怖で、頭がおかしくなりそうだった。しかし何度かけても、虚しく「留守番電話サービスセンター」のメッセージが流れるだけだ。絶望的な気持ちになった。


 そうこうしている内に警察が到着した。「奥さん、大丈夫ですか?」その言葉に私は初めて一人ではなくなったことを実感し、涙を流した。指紋を取られたり、被害状況を申告したり、一連の捜査が終わると、捜査員たちは帰って行った。なんでも、最近空き巣被害が多発していると言う。空き巣と鉢合わせしてしまった人もいるらしい。私や夫も一歩間違えば・・・と思うと、改めて恐怖が襲って来た。


 その日は結局、実家に泊めてもらった。鍵の壊された家で眠る気がしなかったからだ。夜中も夫に何度か電話してみたが、やっぱり応答が無かった。心配して、向こうの方からかけて来ても良さそうなものなのに。その夜は不安と興奮状態が続き、一睡もできなかった。


 翌日、夫が涼しい顔をして慰安旅行から帰って来た。私から事の顛末を聞くと驚き、電話に出なかったこと、帰って来なかったことを詫びた。しかし私は夫を許す気になれないでいた。旅行先は家から車で30分ほどの料理旅館だったのだ。帰って来ようと思えば帰って来れる距離だし、酒を飲んでしまったのなら、タクシーで帰るという手段もあったはずだ。空き巣に入られた家に私を一人残して、心配にならなかったのだろうか?夫のあまりの極楽とんぼぶりに、本当にあきれ果ててしまった。そして私はそれからしばらく、恐怖感がどうしても消えず、ダイニングのサッシの側に近寄ることができなかった。近寄ると吐き気を催すのだ。PTSDというヤツかも知れない。




 ・・・ドラマを見ていたらこの事件を思い出してしまった。5年も前の出来事なのに、あの時の衝撃と恐怖が生々しく蘇った。こういうことってあるんだなぁ。これが世に言う「フラッシュバック」か。人間の精神は複雑だ。そして、私は相当に不安定な人間であることが分かった。実は今も落ち込んでいる。突然噴出すマイナスの感情に、どう対処すれば良いのか、皆目分からない。


 

 

 昨日「ニュースZERO」の、貧困をテーマにした特集の中で「食パンだけを食べて生きる派遣OL」が取り上げられていた。


 福岡在住のその女性は35歳、事務職の派遣をやって生活している。家賃42000円のアパートで一人暮らしをしているのだが、手取りが11万ちょっとなので生活が苦しく、食パンしか食べられないほど貧乏なのだと言う。その人の家には洗濯機もテレビもなかった。一斤80円の特売食パンをまとめ買いし、冷蔵庫に保存している。食事時にはそのパンを1枚ずつ出し、冷たいままのを何もつけずにかじるのだ。飲み物ももちろんない。それでも一日二食しか食べられないと言う。


 彼女の一ヶ月の食費は6000円を切る。本当に食パンしか食べていないようだ。そんな食生活だからガリガリに痩せていて、顔色も悪い。35歳という実年齢よりも老けて見える。顔はボカシが入っていたので分からなかったが、多分化粧もしていないんじゃないだろうか。あばら骨が浮き出た体で朝早くから、3つ先のバス停まで30分も歩く。バス代を50円浮かせるためで、この50円が彼女にとっては貴重なのだ。


 彼女は大学を出て、大手企業に正社員として就職した。しかし上司のボスハラが原因でうつ病になり、退職を余儀なくされてしまった。仕方なく派遣に登録して、不安定な派遣事務職に身を落としたのだという。収入は正社員時代の半分以下となった。派遣先の企業の都合で契約途中でも首を切られる。正社員たちからは「所詮ハケン」という目で見られ、冷遇される。面接を受けて、ほぼ決まりかけた企業からドタキャンされる・・・派遣社員となってからの彼女の人生は不遇続きだった。そんな生活を何年も続けるうち、食パンしか食べられないような極貧状態になった。


 彼女の境遇には同情を禁じえないが、一つ疑問に思ったことがある。手取り11万、家賃4万ちょっとで、食パンしか食べられないほど余裕がないって、あり得るのだろうかってことだ。我が家の食費は一ヶ月3万である。(外食費は除く・・・でもうちはほとんど外食しない)これで朝昼晩3食まかなっている。夫の弁当ももちろん込みだ。しかしたまには牛肉も食べるし、そんなにつましくやっているわけでもない。一人暮らしだとムダが多くなるから、単純に半分にはできないだろうが、それでも2万を少し切るぐらいには押さえられるような気がする。


 家賃が約4万、食費が2万、光熱水費が2万ぐらいとして・・・ざっと8万だ。まだ3万残っている。貯金はできないにせよ、そんなに極貧というわけでもない。しかし現実に、彼女は洗濯機も持てず、まともな食事も取れないほど貧乏している。一体何故なんだろう?


 よく、節約上手な主婦がワイドショーに出て来るが、彼女たちは夫の手取りが20万そこそこで、家族4人が食べている。食費が一ヶ月2万とか、光熱水費が全部合わせても1万いかないとか、ありえないような節約術を駆使して、せっせと貯金に励んでいる。主婦向けの雑誌にも、「手取り20万で年100万貯める方法」とかいった特集がほぼ毎月組まれていて、料理や買い物の裏技がこれでもかと紹介されている。同じ貧乏なのに節約主婦たちはむしろ生き生きと節約に励み、貯金をし、件のOLは食パンを食べてギリギリの状態で生きている。両者の違いは一体何なのか。


 一つ思ったのは、食パンOLはもしかしたら生活費以外のところで、かなりお金を使っているのではないかということだ。洗濯機もないアパートだったがなぜかパソコンはあり、しょっちゅうネットをやっているような感じだった。このネット代がけっこうな額に上るのかも知れない。我が家はパソコンの接続料はマンションの管理費に含まれていて、24時間つなぎ放題で定額である。これは分譲の集合住宅だからできることで、賃貸の場合は個人が個別に契約しているだろうからやや高くつくだろう。私はよく知らないが、一ヶ月1万以上はかかっているかも知れない。


 彼女はネットで職探しをしていた。しかし職探しのためだけにわざわざパソコンを買ったとは考えにくい。無料の求人情報誌などいくらでもあるんだし。そうするとやっぱり、普段からネットサーフィンやブログなどでパソコンに親しんでいると考える方が自然だ。おそらく、彼女の唯一(?)の趣味なのだろう。ネットはお金もかからず、楽しいから気持ちは分かる。しかし・・・もしパソコンの接続料が生活を圧迫しているのだとしたら、少しネットから距離を置いた方がいいような気がする。


 ほんの10年前までは、パソコンなどなくても普通に生活できた。今だってできないことはないはずだ。ネットに費やすお金を食費にかければ、少なくとも食パンばかり食べる生活からは、脱出できる。もし彼女がそれを敢えてやらずにいるのだとしたら・・・完璧な「ネット依存症」だと思う。


 ネットは確かに楽しいが、ネットが与えてくれるものは案外少ない。全てはコンピュータのスクリーン上で起こっていることで、現実ではないのだ。そこをはっきり認識しないとどんどん依存症になり、現実的な生活感覚が薄れて行くと思う。


 貧困ゆえにネットに走り、そのネットが原因でますます貧困に拍車がかかっている・・・食パンしか食べられなくてもパソコンが維持できて、ネットもできるという社会の貧困問題は、一筋縄では行かないほどいびつで根が深いと思う。

 質問です。女性のみなさん、どんな風に口説かれたら「グラッ」ときますか?


 また、「こんな口説かれ方はイヤだ!」というのはどんなですか?


 実はまんざらでもなかったのに、口説き方が気に入らなくて断っちゃったこと


 ありますか?


 自分から口説いたことありますか?その時はどんな風に口説きましたか?


 男性のみなさん、タイプの女性だな~と思ったら、どんな風に口説きますか?


 また、一回や二回断られてもメゲませんか?


 「こんな風に断られたらヘコむ」というのはどんなですか?


 おしえてくだされ~(*^ー^)ノ

 ちょっと前の記事で、山口県光市の母子殺害事件の被告人の、勘違い発言について触れた。何をトチ狂ったか知らないが、件の被告人は検察側に「僕を舐めないでいただきたい」と発言したのだ。このあまりにも傲慢な発言の裏には、当然例の弁護団がいる。


 そう、死刑廃止を強硬に主張する、狂信的カルト弁護団のことだ。彼らは法廷を思想闘争の場にしてしまっている。事実を捻じ曲げて無理やりな弁護をするあまり、どう考えても妄言としか思えない発言が次々と飛び出した。「死姦は再生の儀式」とか「首にリボンをちょうちょ結びしてあげたらいつのまにか死んでいた」とか「押入れに遺体を入れたのはドラえもんが何とかしてくれると思った」とか・・・。これら一連の戯言の数々は、日本中を呆れさせ、震撼させ、死刑廃止弁護団の胡散臭さを余す所無く知らしめた。彼らの存在によって逆に、「死刑廃止論」自体が忌避されてしまうかも知れないほどに。


 死刑制度は必要悪である。残念ながら死を以て償うより他ないような犯罪があるから、仕方なく死刑は執行されるのである。死刑の是非を問う議論はあってもいいと思う。犯人が死んでも犠牲者が生き返る訳では無いし、それで遺族の気が済むという訳でもないかもしれない。遺族の中には「生きて罪を償って欲しい」と思う人もいるだろう。


 しかし、その償い方が問題だ。死刑に代わりうる刑罰は終身刑だが、被告人が刑務所の中を快適だと感じ、自分の犯した罪を悔恨も反省もせず、塀の中で天寿を全うしてしまったなら、それは罰ではなく保護であり、まったく償いにはなっていないだろう。当然、遺族の心が晴れるはずもない。


 もっと厳しい、残酷な刑罰が必要だ。ハンムラビ法典のように「目には目を」でもいいのだが、それでは余りにも野蛮だと言うのなら、こんな刑罰はどうだろう?受刑者に敢えて、「生きる喜び」を与えるのだ。


 例えば光市の事件のように、死刑になっても足りないほどの残虐な事件を起こした被告人の場合、もし終身刑を宣告されたら、刑務所の中で職業スキルを身につけさせる。一流の職人が先生となり、徹底的に技術を磨かせ、受刑者の作った製品が市場に流れるようにする。その作品が流通して、生じた利益は全額遺族の元へ行く。受刑者の手元には一銭も入らない。


 受刑者の作った製品が巷で評判となり、仮に受刑者が自分の仕事に誇りと生きがいを感じるようになっても、彼の名前も顔も、一切世間には出ない。罪を犯した者をそういう形で持ち上げることは絶対にしないのだ。受刑者はひたすら陰の存在として働き続け、お金を遺族に送り続ける。それは受刑者が死ぬまで続く。


 彼が生きる喜びと、一生自由になれない虚しさ辛さを同時に感じ始めた時、初めて刑罰が始まる。そして彼は自分が奪った命の重さを知るのだ。皮肉な話だが、刑務所の中でまず人間性を取り戻させることから始めないと、この種の刑罰は有効ではないと思う。


 自分の存在を愛おしいと感じ、生きる希望を抱きながら、完全に世間から抹殺された状態で日々を過ごすやりきれなさ・・・これ以上の残酷な刑罰があるだろうか?


 ただ、私はあくまでも「死刑存続派」だ。愛する者を理不尽に殺され。生きる希望を完全に奪われた遺族にとってみれば、どんな状態にせよ被告人が生きているだけで胸をかきむしりたくなる、という気持ちは理解できる。無残に命を奪われた被害者の無念を、自分のこととして感じられるのは遺族だけだ。遺族は被害者の代弁者と言える。


 もし被害者の魂が蘇り、自分の命を残酷に奪った人間が生きていると知ったら、どう思うだろうか?遺族だけがそこまで考えてしまう。世間はそこまで深い気持ちにはどうしてもなれない。だからしたり顔で「死刑は残酷で野蛮な刑罰」だとか「先進国は皆死刑廃止の方向に向かっている」とコメントする識者に、私はどうしても共感できない。遺族の前でそれを言うか、と思ってしまう。


 人間は愚かだから、同じ体験しなければ本当に共感することはできない。しかし人の気持ちを慮る想像力くらい、あってもいいのではないだろうか。


 


 

 私の血液型は、B型である。日本人の中では少数派で、確か20%くらい。5人に一人という計算になる。

血液型占いでは、大抵あまりいいことが書いてない。( ̄ー ̄; 「マイペース」「思ったことをはっきり言う」「空気が読めない」「だらしがない」などなど・・・。大雑把に言うと、あまり「キチンとした人」ではないらしい。


 「キチンとした人」の代表格(血液型占いによると、だが)であるA型が多数を占める日本社会では、生きにくいこと甚だしい。


 私はあまり血液型占いを信じない方だが、ぼんやりと「当たっているかも」と思うことがある。それは、「この人ちょっとクセあるな」と思った人は大抵B型なのだ。一口に「クセ」と言っても色々あるが、この場合は「エッジが効いている」ということだろうか。なんていうか、「キャラが立ってる」のだ。言動が個性的で、くっきりしている。そう、この「くっきりしている」というのが、B型人間の特徴だろうか?


 つい自分の感情に正直になるあまり、周囲からいつの間にか浮いている・・・好きなことに没頭していれば、一人でも幸せ・・・一人で行動するのがまったく苦にならない・・・以上は私の考えるB型人間の特徴だが、全て私に当てはまる。私以外のB型のみなさんは、どうだろうか?


 ところで、私にはB型の女友達がいない。ものすごく仲良くなるのは大抵O型だ。一説によると、B型とO型は相性がいいらしい。しかし、周りにB型人間が少ないのは何故だろう?一緒にいて一番ほっとできる、素になれるのは、B型の人のような気がするのだが、何故か縁がない。夫もA型だし。


 

 栄に「殴られ屋」がいた。


 「僕は殴られ屋です。僕を殴ってストレス解消して下さい。僕が怪我をしても失神しても、あなたには一切責任がありません。男性は一回3500円、女性は700円です。」


 と書いたプラカードを持って客引きをしていた。背ばかり高くてヒョロヒョロで、まだあどけなさの残る顔。年は22だと言う。


 一体何の因果でこんな危険な商売を始めたのか。とても気になって、思わず声をかけた。


 彼は元ボクサーだと言う。だから殴られることには慣れているし、グローブも付けるから大丈夫です、と言う。よく見ると後ろに簡易リングらしき物が作ってある。



 危険な商売だよ?まだ若いんだから、違う仕事すればいいのに。


 あ~してますよ。昼間は違う仕事してます。夜だけこれやってるんです。


 東京にも「殴られ屋」っていたよね。韓国映画化のモデルになった人。借金返すために殴られてた・・・


 ご存知なんですか?あの人殴られすぎて、頭がパーになったらしいですよ。


 え、そうなの?今どうしてるの?


 ホームレスになってるらしいです。結局借金も返せなかったって・・・


 そうなんだ・・・ねぇ、君は大丈夫?こんなことして・・・よっぽどの事情があると思うけど。


 はい、僕も借金あるんで・・・



 借金、と彼は言った。たった22歳で、殴られ屋までやって返さなきゃならない借金って、一体いくらなのか。相当切羽詰った状況であることは間違いない。


 何だか彼を見ているのが辛くなって、私はその場を離れた。歩きながら、何故か涙が溢れた。安っぽい同情心かも知れないが、彼のために何がしてやれるだろうと考えて、何もしてやれないことに気づき、自分の無力さが情けなくて涙が出た。


 おそらく私が彼のためにしてやれる最良のことは、700円払って彼を殴ってやることだ。しかし、そんなことはどうしてもする気になれなかった。


 私は偽善者に違いない。

 「僕を舐めないでいただきたい」


 例の光市母子殺害事件の被告人の言葉。











 いいからもう死んどけ。


 












世の中を舐めないでいただきたい。

 こないだ、映画を観に行った時の話。ちなみに観た映画はHEROだが、そんなことはどうでもいい。私の隣に座っていた二人連れの会話が耳に残って、離れないのだ。


 40代とおぼしき女性二人組。一人はメガネで地味な専業主婦風、もう一人は外見にお金をかけた、プチセレブ年齢不詳風。



プチセレブ(以下プ): あ~もう、こんなバケツいっぱいのポップコーンどうすりゃいいのよっ!


専業主婦(以下専):  けっこう量あるね~


プ: ほんとにもう!こんなに食べれないっつーの!・・・あれ、目のとこどした?


専: これ?昨日やられちゃった~


プ: ええ~彼に?○○くんに?


専: うん。ちょうどまぶたの、二重のとこざっくり切れちゃった。ハハ・・・でもそんなに腫れなかったよ。


プ: え~でも色変わってるよ~ちょっと腫れてるし!カワイソ~!なんで?


専: うん・・・ゲームやっててね、お風呂入るからってそのままテレビの前を離れたのよ。もったいないから私、電源切ったのね。そしたらお風呂から上がっていきなり・・・よ。どうもまだゲームやるつもりだったみたい。ハハ・・・


プ: え~カワイソ~ で、何日前にやられたの?


専: え?だから昨日。


プ: ふ~んそっか~ねぇ、警察呼んだら?


専: 警察ねぇ・・・アハハ・・・


プ: 警察っていえばさ~あたしこないだスピード違反で捕まったのよね。で、「奥さん!」って声かけてきたもんだから、「奥さんかどうか分からないのに奥さんって声かけるんじゃないわよ!」って怒鳴っちゃった。そしたら見逃してくれたよ!まぁ、実際奥さんなんだけどさぁ。


専: へぇ~・・・そうなんだ・・・


プ: こっちから強く出ればさぁ、けっこう見逃してくれるもんよ!




 二人の会話の調子は明るく淡々として、ちょっと聞くと何気ない日常会話のようだ。しかし・・・この内容・・・



 DVじゃないのか?( ̄Д ̄;;



 あと、プチセレブ風は専業主婦の話、きっとほとんど聞いていなかったと思う。