私はボクシングにも、亀田一家にも全然興味ないんだけど、ニュースで見た試合前の罵り合いがメチャクチャ頭悪そうで面白かったので、ふと亀2号に興味を持った。対戦相手の内藤選手に「ゴキブリ」と言ったり、「負けたら切腹する」とか、誰も本気にしないような与太事をほざいたり。「コイツ、負けたらホントに切腹するんかな」と、思わず笑ってしまった。あれが演出でなく天然だとしたら、色んな意味で本物だから、一体どんなボクシングをするのか見てみたくなったのだ。


 で、たまたま暇だったので、内藤大助選手と亀2号のフライ級タイトルマッチを見た。ボクシングのことは全く分からない私にも、亀2号のワンパターンな攻撃と卑怯ぶりはよく分かった。防御一方で攻撃しないもんだから内藤にどんどんポイントを取られ、判定で不利になると、今度は頭突きやら押し倒しやら目潰し攻撃やら、卑怯な反則技ばかり使って内藤を潰しにかかって来た。何しろ、ちょっと内藤が連打を始めると途端に体ごと体当たりをかまして、もつれ込んで押し倒すんだから。それもコーナーギリギリのところでやるので、内藤がよくコーナーポストに激突していた。(痛そうだった・・・)ボクシングってあんなにしょっちゅう倒れるもんなんだろうかと思って見ていたが、他の試合はそんなことはないだろう。(笑)


 最終ラウンドに近づくにつれ、亀2号の顔はどんどんヘタレ顔になって行き、11ラウンド以降は今にも泣きそうだった。逆転KOしか勝つ道のない亀2号は、しゃにむにパンチを繰り出すのだが、ポイントでリードしていてテクニックもある内藤には全部読まれており、通用しない。とうとう最終ラウンドには、亀2号は内藤を持ち上げて投げるという暴挙に出た。(プロレスか?)当然のことながら反則を取られ一気に減点3となり、更にポイントを失った亀2号は、そのまま雪崩れるように判定負けした。


 試合前にはいつものように「負ける気がしない」とか「歴史が変わる瞬間を見せてやる」だとか「オレのパンチは宇宙一」だとか、イタい大風呂敷を広げていたので、この惨敗っぷりはさぞ恥ずかしかったに違いない。親亀、亀1号もろとも、そそくさと会場を脱出した。案の定、報道陣から「切腹はしないんですか?」と突っ込まれていたらしい。(笑)


 勝った内藤選手は勝利の雄たけびを上げ、亀2号に勝ったことを堂々アピール。試合中は相当汚い反則技を使われていたらしく、よほど頭にきていたのだろう、かなりな興奮状態だった。彼は、一夜にしてヒーローになったと思う。不遜で下品な勘違い一家の正体を暴いたのだから。生意気でバカで口だけ達者な若造の鼻っ柱をへし折ったのだから。


 亀田一家はこの後、どうなるのだろうか?新聞・ネットやニュースでも亀2号のダーティーファイトがバッシングされており、親亀と1号の反則指示の音声まで流出してしまっているので、もう今までのように「人気者」ではいられなくなるのは確実だろう。亀2号は、「実は弱かった」ことがばれてしまった上に、最終ランウドでの投げ技反則が協会でも相当問題になっているらしく、「ライセンス剥奪」の声まで上がっているらしい。


 今まで亀田一家は、「言動は下品だがボクシングは強い」と言うことで、けっこう各方面からチヤホヤされてきたのだが、弱いことがばれてしまったらただのチンピラ一家である。一旦あのキャラで走り出してしまったからには、もう方向転換などできないだろうし。「驕れる者は久しからず」という言葉が、これほどぴったり来る状況もないなぁ。(笑)


 余談だが、亀2号がパンチを繰り出す際にいつも「シュッ!シュッ!」という音が聞こえていた。風を切る音が出るほど亀2号のパンチは速いのかと思っていたら・・・何のことはない、自分の口で言っていたらしい・・・ふーん( ゜∋゜)