香川県善通寺市善通寺町 宮が尾古墳・宮が尾2号墳 | 古墳探訪記

古墳探訪記

関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

香川県一人旅二日目に巡った古墳、続きですニコニコ

 

↑左奥に宮が尾2号墳、手前が宮が尾古墳

古墳公園となっています。午後3時過ぎ車宮が尾古墳に到着。雨雨も止んで晴れてきました照れ

 

 

 

↑宮が尾古墳、東側よりカメラ

有岡古墳群に属しています。直径約20メートル、高さ約4メートル、6世紀後半築造の円墳。後ろに見える山は我拝師山(このブログ、2度目の登場)

 

 

 

↑有岡古墳群と宮が尾古墳の解説板

 

 

↑「古墳時代」、「有岡古墳群」について

 

 

↑「装飾古墳」、「宮が尾古墳の線刻画」について

 

 

↑「宮が尾1号墳と2号墳が造られた時の様子」がとてもわかりやすいイラストで解説されています。

 

 

 

↑「宮が尾古墳と2号墳」、「保存整備事業」について

 

 

 

↑宮が尾古墳の石室開口部に近づきますラブ

 

 

 

↑鍵がかかっているので、中には入れないのですが、玄室に脚立があるなーガーン

 

 

↑天井石の様子

両袖型横穴式石室。全長約9メートル、玄室は奥行4.5メートル、幅約2メートル、高さ約2メートル、羨道の長さ約4.5メートル、幅約1.2メートル、高さ約1.7メートル。

宮が尾古墳が有名になったのは線刻画!壁面には武人、馬に乗った人、船団などが描かれています。出土品は耳環や刀子、須恵器など。

 

 

 

↑古墳公園内には、宮が尾古墳の横穴式石室が原寸大で再現されていますウインク

 

 

 

↑「葬儀の様子」の線刻画(レプリカ)

線刻画は石室が完成する前に描かれたものということが判明しています。

 

 

 

 

 

↑こちらは宮が尾2号墳

 

 

↑宮が尾2号墳の解説板

平成6年、宮が尾古墳を発掘調査中に発見された埋没古墳。古墳の築造当時、宮が尾古墳用の線刻画が描かれた石が壊れてしまい、その一部が2号墳の石室の一部として使用され、残りの石が宮が尾古墳の盛土内に埋められていたことがわかりました。宮が尾古墳と宮が尾2号墳、まったく同時期に築造されたことが証明されたことになります。

 

 

↑宮が尾2号墳、石室の様子

 

 

 

↑左奥が宮が尾古墳、右手前が宮が尾2号墳、写真左奥は大麻山

 

有岡古墳群、次回に続くウインク