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foo-d 風土

自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に


豊田市美術館や豊田市民芸館へ行くときは豊田市で一番の手打ち蕎麦店 くくりへ行く。










土日は11時オープンで11時に行くともう満席。そうなると先客が食べ終わるまで待っていなければならないが、今回は10時50分に到着したがやはり出遅れて30分以上待たされた。

漸く順番がきて席へ。


いつもはカウンターが多いのだが、今回は一番奥のテーブルでした。


蕎麦前は

前菜三種盛り



生湯葉と蟹身 鰤叩き 蕪と白菜の浅漬け

どれも美味しい。



そして、この三種盛りの載っているまな板皿は中々いいね。


お酒

義侠 五百万石純米原酒

愛知県の酒といえばまず出てくるのが蓬莱泉と義侠だが、蓬莱泉はひなたの酒、義侠は燻し銀の様な醸造元。

 昔から味のある良い醸造元だ。 愛知県愛西市山忠本家酒造

義侠 五百万石純米原酒

 精米歩合:60% 酵母:協会9号 アルコール度数:16~17度

 表示は純米原酒だが、クラスは純米吟醸原酒だ。

義侠は山田錦が有名だが、五百万石で締めた味にしようとされたのだろう。

淡麗な日本酒を生み出す酒造好適米 「五百万石」に、華やかな香りと高い吟醸香を出す「協会9号」酵母の組み合わせで、

サラッとしながら厚みのある旨味に酸が生きている。刺身やスモークビーフ等にはよく合う酒だが、

今日の鰤に最適だった。


生湯葉に蟹身にもいい感じです。


蕎麦は、二種類

蕎麦三昧





●二八蕎麦で出汁が三種

ざるつゆ、くるみつゆ、とろろつゆ 1300円


●天ざる蕎麦1700円


これは十割に変えていただく。


辛味大根も頼む



二八蕎麦はぼっち盛りだ。

ぼっち盛りは戸隠そばの盛り方。

たしか 戸隠で蕎麦修行された様だった。

十割もニ八も20本切り位

食べ比べ

蕎麦は生き物。

明日はわからぬが、今日のこの蕎麦はぼっち盛りの二八が美味い。

 二八はプリっと元気で出汁絡みも良かった。その点今日の十割は、少し値段の高い十割蕎麦なのに香りも味わいも二八とそれ程変わらなかった。

こういう事も時々起こる事。

次回はわからない。




蕎麦湯の入っている土瓶 麦わら手が生きて取手も可愛いこれもいいね。

帰り際に蕎麦を尋ねたら、八ヶ岳産の蕎麦粉だと言われた。

八ヶ岳産産で安定して良い蕎麦粉を販売しているのは高山製粉だが、この味にあまり記憶がない。

 銘柄を聞いたら「蓼科」と言われた。高山製粉の蕎麦粉は15種類位あり、一通り使ってみてはいるが、

私の場合は、年末の年越し蕎麦用以外は、蕎麦粉で仕入れずにそばの実を仕入れて自分の石臼で手挽きをしているので、この蕎麦粉は随分前に一、二度度試しに使った位だが、綺麗目でややさらりとした上品な蕎麦だったが。

となりの客が、温かい蕎麦を十割に変更されていたが、なんでも十割が良いってものじゃないです。

蕎麦は冷たいものが基本であり、旨みのバランスも良い。

更に、蕎麦は熱に弱く、すぐ伸びて腰もなくなり、味も飛んでしまうから、温かい蕎麦は小麦粉が入っている二八蕎麦に限ります。

十割はあくまでも味と風味にこだわる蕎麦であり、喉越しを求めるのであれば、二八の方が綺麗な喉越しが出ます。この為、喉越しに拘る蕎麦屋は十割蕎麦はやらないで、二八や九一などの小麦粉入りに拘ります。

(十割を売りにしている店でも十割の良さが全く出ていない蕎麦屋も多いので十割だからといって二八より美味しいとは限りません)

晩秋の白山の前宮、洲原神社と大谷田神社へ行く途中 蕎麦屋を探し

評判は良さそうなので寄ってみた店。道の駅のすぐ横だからそう大した事はないだろうが行ってみた。

道の駅「美濃にわか茶屋」には車がどんどん入っていく。

 






お店も混んでいる。

 別のメニューにセット物があり、来ている客はそればかり頼んでいた。

 その中に天丼セットというのがあり、天丼ともりそばのセットで1100円とびっくりするくらい安いものがあった。

こんな値段で蕎麦は美味しいだろうか?っと思ったら、メニューにあまり見かけないとても珍しい蕎麦が載っていた。

「板そば」だ。 これは山形独特のものだが、なぜここに?

山形県出身か山形で修行された方のお店なのだろうか?

もしそうなら不味くはないはず。

 (随分前になるが、山形に蕎麦を食べに行ったことがある。山形県はそば産地であり、そば生産量は、北海道、長野に次いで3位である。そば街道も3箇所もあり、なかなか味わいのある蕎麦が食べられる県である。)

 普段はセット物など食べないのだが、なんとなくたまには天丼もいいかなっと思い、びっくりするくらい安い天丼セットを大根おろし80円を加えて注文した。

天丼の具は値段から想像するよりはるかに良く、タレは甘過ぎず、いい感じ ご飯は少し固めでタレが絡まり中々美味しい。

 蕎麦の太さは17本打ち(1.8mm)位、粉は丸抜きの100~80メッシュの微分に粗めの鬼殻を少しミックスした感じで、腰があり、ほどほど甘みもありいい蕎麦だ。

産地を訪ねたら山形だと言われた。

 という事は山形に関係する方なのだろう。

なかなか良いそばで、安くて美味しいお店でした。

支払いの時に聞いてみたら、山形で修行をされたとのことでした。

 

 隣の道の駅 「美濃にわか茶屋」を覗いてみた 買い物客がとても多くビックリ‼️

柿がこれでもかっとばかりにたくさん売られ、大型スーパーよりも広い野菜売り場に新鮮な地物野菜がとても安く販売されている。

これなら客がたくさん来るはずだ。

野菜を買い、洲原神社で垢離取祭(こりとりさい)を拝見し、大谷田神社で、今年最後の紅葉を楽しむ

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 山形県は「そば王国」としても有名で、特に最上川流域にある山形三大そば街道とよばれる「尾花沢・大石田・村山」の街道がある。

山形の蕎麦は信州そばよりもやや硬く太くコシが強く玄そばは、パサパサせず喉ごしが良く、豊かな風味を楽しむことができます。

 食べ方は、「ざる」や「せいろ」ではなく、大きな長い板や木箱に2~3人前のそばを豪快に盛りつけた「板そば」は、山形県独自の食べ方として知られています。

洲原神社(すはらじんじゃ)

岐阜県美濃市にある神社。創建1300年 全国に四十九社ある洲原神社(または須原神社)の本山。正一位洲原白山ともいう。白山登頂に至るまでの美濃馬場からの前宮であり、長瀧白山神社・白山中居神社とともに白山信仰の対象である。豊作、厄除け、夫婦和合、子授けなどに利益(りやく)があるという。現在でも田畑に蒔く御砂や田畑札を受けに遠方より代参者が訪れ、祀られている神々を総称しお洲原さん、洲原大神様として親しまれている。

旧暦12月1日に近い日曜日には垢離取祭(こりとりさい)という白山大神をお迎えする特殊神事が行なわれる。

祭神

中央本殿 伊邪那岐命  東本殿 伊邪那美命  西本殿 大穴牟遅神

大矢田神社

岐阜県美濃市にある神社。旧社格は郷社。

本殿は江戸時代初期の1672年(寛文12年)、拝殿は1671年(寛文11年)再建であり、ともに重要文化財に指定されている[1]。また、楼門は1723年(享保8年)再建であり、美濃市指定文化財である。 大矢田神社のひんここまつり。

もみじ谷といわれ、紅葉の名所。祭神 建速須佐之男命 天若日子命

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蕎麦茶屋 まきぼう

岐阜県美濃市曽代城下2023

営業時間

11:00~14:30

日曜営業

定休日

火曜・第4月
 

京都で蕎麦屋といえば、ノミネートされるお店の一つです。

そば前と酒を楽しみ蕎麦を待つ そんな江戸時代から続く蕎麦文化を 今の楽しみ方で味わっていただける蕎麦屋です。

 ここは元ソムリエのお店。ですから置いてある日本酒も厳選されてていますし、ワインが充実していて、蕎麦前は美味しい洋風主体。

今回で3回目の訪問です。

 

 

まずシャンパーニュ

 

 ニコラ・フィアット ブリュットNV

ピノ40%シャルドネ20%ムニエ40% 200mℓ2400円

やや辛口のサラッとした感じ

 

次は

エフラノール スクラヴォス モスカトラ ヴロスティリディ  ギリシャ グラス1000円

高貴で華やかな香りでありながらビターな余韻と説明されていたが、

椿の花びらに似た香りと微かに椿の苦味っぽい味を感じさせる中にビター感も微かに感じるまずまずの味わいワイン

 

料理の注文

お料理3品盛合わせを2種類

 京鴨のロースト

 平目の昆布締めと冷製かぶら蒸し添え

 鳴門金時ブルーチーズ・パンチェッタ ポテトサラダ

 柿ときのこの白和え

 しめ鯖カルパッチョ

 蒸し鶏の明太子ソース掛け

 平目の昆布締めと冷製かぶら蒸し添えは、蕪の葉の塩漬けの歯応えが良く、蒸し蕪の柔らかさとのアンバランス感がよく合ってなかなか良い。

 鳴門金時ブルーチーズ・パンチェッタ ポテトサラダはおそらくゴルゾンローラチーズの辛味が生きていてこれも美味しい。

 

ここで日本酒を。

 

新政 天鷲絨 美郷錦 生酛木桶純米(きもときおけじゅんまい) ヴィリジアン

  半合で注文1100円

熟成しているが辛口でまったり感がある旨味酒

 

次の注文は

蕎麦味噌



 胡瓜が添えてあるが、とてもよく合う。

味噌の中に何か胡瓜か瓜系が入っているのだが味噌が強くてわからないが、全体の旨さはいい感じ 日本酒によく合う


追加注文

 鴨の生ハムと柿の白和え

 新蓮根とセロリのきんぴら

 そばがき


新蓮根とセロリのきんぴら

歯ごたえがとても良く いい感じで 旨い


そばがき


そばがきは30メッシュ位の中粗挽きで、

トロトロでしっとり微かザラという感じ。湯に浸けて出されているから、更にトロトロ感が出ている。


ざるそば


石臼粗挽き十割蕎麦

 茨城県美和町契約農家産の常陸秋蕎麦 十割手打ち蕎麦

蕎麦粉の粒子は30メッシュ位の中粗挽き。

(10メッシュとは1インチ(約25mm)の間に10本線があるという意味です。ちなみに、私の蕎麦は粒子はザラザラもっちりの、ここの蕎麦粉の10倍位 10メッシュ位のものから入った丸抜きの挽きぐるみで超々粗挽き手挽きです。)

太さは1.7mm位の並。

粗塩は付かず 蕎麦つゆと薬味。

きれいな切り ねっとりとした食感と旨味 美味しいいい蕎麦です。

洋風蕎麦前でワインと共にいただく美味しい蕎麦屋でした。

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* 蕎麦屋にこら

* 京都府京都市上京区智恵光院通五辻上ル五辻町69-3

11:30~14:30(Lo.14:00)/17:30~21:00(Lo.20:30)

*

* 定休日:水曜日

いいものがあり

素晴らしいものあり

?があり

??があり

!があり

!!があり

嫌いなものあり

駄物もあり

微笑むものあり

勉強するもの多し

ただ 今回も欲しいものなし

ちょっと良いものがあったが、値段が折り合わず、結局今回も何も買わず。

一番良いのは、骨董市や骨董店では、わからないことを質問ができる事。

過去に日本の各地の骨董店、骨董祭、ソウルの仁寺洞、上海の豫園、浙江省杭州市、タイのバンコク、チェンマイ、その他、インドネシアのジャカルタ、ジョクジャカルタ等、ほんの少しでも時間ができれば1分でもアンティークショップをみて周り、ちょっと良いものがあると尋ねて、聞き、何か購入していた。

 古く多少でも良いものは各国に流通しているので、その物がその国のものとは限らない。

そのため、どこで手に入れたものかどこ産なのか忘れているものもある。

 今回も 私の持っている20年以上前に手に入れたどこで購入したものかわからなかった茶碗に形と釉薬のよく似たものものが出品されていた。

 早速その店の主人にこれはどこのものですか?とお聞きした。

白い釉薬の掛かった使いやすそうな碗で、李朝よりは中国だと思っていたが、李朝だと言われた。

 普通よりちょっと違う感じだが、なるほど。 

また勉強になりました。

 李朝は結構好きな器だが、1392年から1897年の500年続く王朝で前期と後期では作風も随分変わっていておもしろい。

名古屋骨董祭 2022 12月

会場

名古屋市吹上ホール

名古屋市千種区吹上2-6-3

会期

2022年12月3日 (土) ~4日 (日)

10:00~17:00

 

ゲルハルト・リヒター展
 豊田市美術館


 先月初めに行きましたが、とても素晴らしい展覧会でした。久しぶりの豊田市美術館のヒットですね。
現代アートですが、最近の「わざわざ能書を読まないと理解できない面白くない美とはかけ離れすぎている感動のない」現代アートとは全く違う、とても素晴らしく味のある大作揃い。

 画家であり画家でもない でもやっぱり画家だ。
 しかし一般的な意味の画家ではなく、イメージというか心の中で描いている、なかなかいいんですよ。
これもまた、会期中にもう一度、再訪したい展覧会です。

これは見逃せません 是非観てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter, 1932年2月9日 - )は、ドイツの画家。現在、世界で最も注目を浴びる重要な芸術家のひとりであり、若者にも人気があり、「ドイツ最高峰の画家」と呼ばれています。

豊田市美術館では1960年代の〈フォト・ペインティング〉から初公開となるドローイングなど
あわせて約140点による、日本では16年ぶりとなる待望の回顧展です。
リヒター90歳を迎える年に開催される本展は、身近な写真を拡大して描く 〈フォト・ペインティング〉、ガラスや鏡を用いた作品、巨大なカラーチャート、そして抽象絵画など、彼が大切に手元に残してきた作品を中心に、60年にわたる画業を紹介します。
なかでも、自国ドイツの第二次世界大戦時の暗部であるアウシュヴィッツの強制収容所でひそかに撮影された写真を出発点にした《ビルケナウ》は、2014年にようやく取り組むことができたと画家が語る集大成的な作品です。
 東京会場と豊田会場でのみ展示される作品を加えた構成で、「20世紀後半の最も重要な画家のひとり、そして21世紀の最前線の探求者」(パンフレットより)。
自らを「画家」だと語るときもあれば、絵画はあくまで補助的なものに過ぎず、自分は「イメージメイカー(Bildermacher)」だと半ば諧謔的に言う場合もある

豊田市美術館
ゲルハルト・リヒター展
2022.10.15~2023.1.29
開館時間 10:00~17:30 (入場は17:00まで)
休館日 毎週月曜日(祝日は除く)、年末・年始2022.12.28(水)-2023.01.04(水)

 

 

京都国立博物館

 

 

 

 

 

 

 

 

特別展

 

 京(みやこ)に生きる文化 茶の湯

 



〈紹介文より〉
国宝23件を含む名品の数々や、千利休がプロデュースした「わびの茶室」と「黄金の茶室」の復元展示などで、京都そして日本を象徴する茶の湯文化が通史的に紹介されています。
 茶の湯の茶碗の最高位とも呼ばれ、大井戸茶碗の要素をすべて兼ね備えた国宝「大井戸茶碗 銘 喜左衛門」や、国宝「圜悟克勤
(えんごこくごん)
墨蹟 印可状(流れ圜悟えんご)」、国宝「曜変天目」(龍光院蔵)など、茶人憧れの名品の数々にただただ圧倒されます。
 …………………………

 様々な展覧会に行っていますが、いつも会場で一度見終わってもまた2、3度くらい全作品を見て回るのですが、今回はとても沢山のブースを使い、これでもかと言う位余りにもたくさんの素晴らしいものが陳列されていて、観終わったかと思うとまだ次の部屋があると言う感じで、午前11時に入館して午後4時半迄 5時間かかってようやく1回観ましたが、 深い内容のものばかりで疲れてしまって、ただ1回だけでこれだけの時間を費やしてしまいました。
 それ位充実した展示でじっくりと観たということですが、もう疲れてしまい、もう一度見ようと言う気持ちも失せて諦めて退館しました。 しかし、翌日もう一度観たいと思いました。
 本当に素晴らしい作品が多く、3日までですが、皆様も是非ご覧になってください。

 余談
展示作品は全て撮影禁止なので、残念ながら何もありませんが、
入場してすぐに裏千家 今日庵 所蔵 辻与次郎作の万代屋(もずや)釜が陳列されていました。
(今日庵とは裏千家の呼び名ともなっており、千利休の三代目宗旦が京都市の裏千家家元邸内に建てた茶室で、同家の最も代表的な茶室です。)

 この万代屋釜は利休好みと言われる代表な釜ですが、私が恵那の野山の 蕎麦懐石でお客様のおもてなしで使う万代屋釜とそっくりです。


 一般的な鉄の茶釜は黒っぽいのですが、今日庵の万代屋釜は赤みを帯びています。
これは漆を掛けて焼く独特な製法ですが、私のものも赤みを帯びていて同じ製法。
 また、今日庵の万代屋釜は、全体感が少し荒々しさがあり、私の者の方が少し丸っぽいですが、
形も鐶付(かんつき)(釜の胴の両側に付けられた鐶を通す耳)も鬼面鐶付(きめんかんつき)でよく似ていて、羽落(はおち)(茶湯釜の胴と底との間の羽を金槌などで叩き落とし、羽を落とした跡や断面を見せたもの)も、ちゃんと付いています。蓋の摘みも金色で同じです。

とてもよく似ていますが、名品ゆえ多くの釜師が作っている万代屋釜
与次郎なら何百万円ですが、私のものは釜師・須藤浄義作です。
制作年代も与次郎の何代後かの弟子か、また後世の作家なのか何もわかりませんが、とても気に入っていてもう20年ほど使っています。
 お茶碗は河井寛次郎や濱田庄司、その他作家物や拙作など様々ありますから、ご自由に選んでいただいて、私の万代屋釜で、利休へ思いを馳せながらお茶を立ててみてください。

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ウイキペディアより
万代屋釜(もずやがま)は、茶の湯釜の形状のひとつで、横の鐶付が鬼の顔をかたどった鬼面鐶付(きめんかんつき)で、肩及び腰に二本の筋があり、その間に擂座(るいざ)がある釜です。
(擂座とは、茶の湯釜の釜肌の装飾技法のひとつで、釜の口や肩などに鋲のような半球形の粒が並ぶ文様のことをいいます)
素朴で力強い造形を特徴とする鋳物である天明作を千利休が好んで辻与次郎に作らせ、女婿の万代屋宗安に贈ったといい、そのことからこの名があります。

鬼面鐶付(きめんかんつき)とは、鐶付の形状の一つで、鬼の顔にかたどった鐶付のことです。ただ、いわゆる日本の「鬼」の顔ではなく、獣面や龍に類する顔立ちで、漢時代の鍑(かま)の饕餮(とうてつ)から変化したものと考えられています。

辻与次郎(辻與次郎、つじ よじろう)は、安土桃山時代から江戸時代初期(16世後半から17世紀初頭)の釜師、鋳物師。
。当代随一の釜師として天下一の称号を名乗ることを豊臣秀吉から許され、天下一與次郎とも呼ばれる。

千利休の釜師となり、室町時代に盛行した釜とは異なる利休の好みの丸釜・阿弥陀堂釜・尻張釜・雲竜釜・四方釜など、新しい形・文様・肌合の釜を創始し、鋳上がった釜を再び火中に入れて釜肌をしめる「焼抜き」という仕上法を創始し、本来炉に掛けるための釜の羽を鋳造後故意に打落して古作の釜のような古びた味わいをだす「羽落」釜を得意とし、また鬼面鐶付(きめんかんつき)を好んで用いた。

 

 

 

考えれば
 考えるほど

  愚かなる
 そなたの名は
   人類なりや

 

燃えゆきて


 燃え尽きるほど
    燃える寂

京嵐山 宝筐院 二尊院 常寂光寺

純白の
 季節の前に

   深き燃え

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恵那の野の
 四季七十二節
    一皿に込め

 


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 一皿の素朴な料理

 残秋

あれだけ赤く映えた
 恵那の紅葉も
  もう終焉を過ぎていく

 先日の事。
来られるお客様に恵那の晩秋を感じて頂こうと山に入り、紅葉を手折ってきましたが、もう晩期。
葉の散る季節 用意してもその多くは枯れてしまって飾れません。
また山へ出かけ、残り紅葉を見つけて手折って来ました、なんとか蕎麦懐石の日まで保ってくれと思っても、一日置くと多くの葉が散って飾れる状態ではありません。
 また山に行き手折ってきた3回目、何とかようやくお客様のお皿に飾ることができました。
 たかが飾るための枝
  ひと枝に3日も費やしましたが、今はこの紅葉がなければ表せません。
さて、この紅葉を使った三番目にお出しした料理

  恵那の情景
『月明かりに映える恵那の郷』

満月の月明かりの中、静かに眠る恵那の里山の情景。 

この季節 梢にはまだ枯れる前のもみじ   
 その枝のそばには早咲きの山茶花が夜風になびいています。

 その傍らには 山栗や椎の実、萱の実などさまざまな秋のみのりがころがり 恵那の野山のおだやかな情景を
 古いナルミのボーンチャイナを満月に見立てて表してみました。 (人参以外は全て自然の山の幸)

◎モミジの人参仕立て
 晩秋の紅の山々への誘い 
無農薬有機栽培の人参を何も味付けせず、ただ50倍の水で1時間煮て養分全てを抜き出して冷まし、また5時間かけて湯がき、水を蒸発させ人参の養分をすべて元に戻しただけ、これだけでビックリする甘味と旨味がでてきます。 市販の慣行栽培の人参では出せない味です。
 ここにも小宇宙 素晴らしき大地の味、人参の本当の美味しさをお楽しみ下さい。 

「余分に手を加えないで食材の良さを引き出しただけで美味しくなる」 という私の料理の原点です。  

◎走りの味 先紅の白い山茶花に苺ソース添え 
木枯らし吹く頃に咲く山茶花が早くも咲いていました。 椿と違い山茶花は花びら一枚づつ散りますが、その花びらを一枚づつ集めて冬の走りの初物といたしました。 
 自然に咲くその花は、一本ごとに味が異なりますが、この花は独特の渋味も少なく微かに甘味を含んでいました。これに、自家製無農薬路地栽培のいちごジャムに一滴醤油を混ぜたソースを付けました。隠し味に醤油を使う事で、甘味は締まり、旨みが少し上がります。

◎ 恵那の山栗
たれひとり
  採る人もなき
   山栗は
    いにしえ人の
      いのちのささえ 

  縄文時代からの秋の重要食物 
恵那は山国 山の至る所に自然に山栗が生っています。山栗は12000年も続いた縄文時代から日本人が食べ続けた重要作物。とても美味しいのですが、小さいので今は誰も拾いません。忘れられたふるさとの味。 籠を持ち山に入り 栗のイガに刺されながら小さな幸を一つずつ拾い集めてきてすぐに冷蔵庫へ。  数日間氷温貯蔵して冬を経験させ、春の芽吹きの為の甘味をたっぷりと作らせます。それを蒸気が触れないように蒸し上げました。 

◎椎(しい)の実
 この地方では珍しい縄文時代からの秋の重要食物 縄文時代は栗に次いで重要な主食の一つでした。 真っ白い実で、渋い皮もなく生食が出来る貴重な山の幸。50年ほど前までは子供はおやつ用に山に採りに行っていました。東濃地方は寒冷で少ないです。 

◎萱(かや)の実
恵那の南にそびえる笠置山の麓で見つけた木の実  皮を剥いて炒り上げた、ほろ苦く香ばしい山家の味をお楽しみください。この苦さは生薬でも使われ、消化吸収を増進するといわれています。

◎棗(なつめ)の実
 奈良時代以前に薬として中国から日本各地に広まり今は野山にも生えています。夏に芽を出すことから万葉人は夏目と 
名付けました。秋にたわわに実った一粒一粒をもいできた秋の幸。初冬の喉を守り弱っている胃腸を守ってくれる生薬です。強壮・鎮静作用

◎ナツハゼの実
 ハゼの仲間ではないのですが、夏にハゼノキのような紅葉が見られることから名づけられました。野性味があって 
甘酸っぱい実は和製ブルーベリーとも呼ばれます。
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 私の料理は、いわゆる高級素材をふんだんに用いた華やかな料理とは一線も二線も画した素朴すぎる料理
 全て恵那の大地の恵みです。
農薬や化学肥料などで甘やかされて育った物とは違い、厳しい自然の中で病害虫にも負けずに懸命に育った濃い味の食材達は、甘味、酸味、渋味、旨み、それぞれ特別な個性を持っています。
そういう魅力たっぷりの食材は、その持てる旨味をただ最大に引き出して上げるだけ。それだけが良いのです。

 どんな食材にも生まれてから今までの歴史があり物語があります。 どんな食材にも心があり生きています。
料理にも
 器にも
  食空間にも
すべて心があり生きています。
 彼らを人のように思い、人と同じように遇してその心を引き出して上げると皆が自分の魅力を最大に出して食の場が完成し美味しくなります。

 
日本の季節は四季七十二節
 皆様が来られる頃 恵那の野山はその折々の幸をくださいます。 また新しい物語のある料理をお楽しみください。

 

赤く燃え

 恋も散りゆく

    小倉山

 

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  京 小倉山 常寂光寺