夢インタビュアーのファニーです。
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前回のブログ
- 「実は『人生で○○を経験してた』だけなんだ!」
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https://ameblo.jp/fmk110/entry-12350407313.html
の続きです。
人生で「経験しているだけなんだ」と思うと、
人生を俯瞰してみるようで、ふっと心が軽くなることができた!
と書きましたが、それでもどうしても残る想いがありました。
それを、ようやく先月の平昌五輪中に出すことができた、
その経験です。
それは、やはり仕事での報われない想いや憤りでした。
実は、3年前の異動(転勤)の際、騙し討ちのような目に合いました。
私自身の希望ではなく、(今の職場で)ポストが空くからその穴埋めでの異動だったのですが、
私自身はこの異動は何らメリットがなく、
友人も知人も多い関西にいることがあらゆる面で良かったのですが、
管理職である上司からは散々と
「異動すると上に上がるから」
「自分の都合で異動を断ると、次チャンスはしばらくない。あなたの年次は沢山いるから上がれない」
と言われ、最後には業務命令だとまで言われ、泣く泣く異動を受け入れました。
すると、内示の日
「同じ役職のまま」異動!! と判明。
異動を散々説得し続けた上司がバツが悪そうな表情を浮かべていたのを今でも覚えています。
そして新年度、全国の異動情報が公開されると、同期や下の期の人は、転勤も無く昇進していたことが判明!
確かに上がりました。「仕事の内容」は!(笑)
昇進せず役職は同じまま、上席の仕事をすることになりました。
そして、昨年度から組織改編となり、仕事もポストも下がりました。
ちなみに3年前転勤せず昇格した人達は、そのまま「課長(室長)補佐」に鞍替えってます。
そのことを、ず〜っと、悶々と抱えて過ごしてきました。
昨年の12月に全国から職員が集められた集合研修があり、
その時同期から、
「あなたの人事はおかしいと思う。組合に訴えられるレベルだと思う」
と言われ、
「第三者が見てもおかしいと思う人事だったのか」と思い、
この納得がいかない想いを、自分の中から出してみようと思ったのです。
組合は「人事は非介入」というところなので、
職員の大元の相談機関である人○院に相談文書を出すことにしました。
でも、日々の仕事で疲れてしまったり、新年から落ち込んで精神的に動けなくなったりで、
文書を書き始めることができませんでした。
そうこうしているうちに、平昌オリンピックが開幕。
無理矢理、この人の力を勝手に借りることに!
羽生結弦選手です。
在り方や考え方など、羽生選手に惹かれていたのですが、
羽生選手は大怪我後の復帰戦がいきなりオリンピック!
「羽生選手のショートプログラムを全力で応援するには、このモヤモヤした想いを出しておかないと!」と思い込むことにし(笑)
まさに、ショートプログラム前日夜に文書を書き上げました。
書き終えた段階で、かなりスッキリしているのが自分でも良く分かりました!
スッキリしたけど、それで「実際これを送付するのか?」と自分に問うてみたら、
やはり 「この人事を無かったことにされたくない」との思いがあったので、翌日郵便で発送しました。
ただ、その段階では、もうその人事をした者をどうにかしてやりたいというような感情は消えていました。
例えるなら、自宅の庭に落ちてきた隕石がずっとあって、
時折外に花が咲いたり鳥が来たりで、隕石から意識が外れたりはするものの、
やはり目の前の隕石に意識が向いてしまう。
それを、ようやく人の手も借りながらも、庭から隕石を運び出した。
そして、隕石が無くなって、ようやく意識が隕石に向かなくなった。
そんな感じなんです!
「執着を手放す」とは、そんな感じかもしれません。
やはり、報われない想いや、心の底に押し込めた想いは時間が経ったとしても、消えてなくなるものではなく、
何らかの形で外に出してやらないと、そこに意識が引っかかり続けたり、恨みになったり、前に進むことができなくなってしまいます。
セクハラで世界中に「#Me Too」が拡散したのも、
ずっと心の奥底に押し込まれていたセクハラの被害者の想いは消えていなかった ということかもしれません。
私は、庭の隕石が無くなって、今まで意識の視界が遮着られて見えなかったものが、
これから何が見えてくるのか(何に意識が向いていくのか)、楽しみなところです。
まるで、砂袋が切り落とされた熱気球のように、軽くなりました。
心の中で残っている想いは、直接ぶつけるでも、
また(出さなくても)手紙など文書で書いてみる、
本人外の人に話す
など間接的でも、心の外に出してみてはいかがでしょうか?
夢インタビュー、またはコーチングも
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