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その9 次のバブル

予想通りではあるのですが、北米景気の悲観論が強まってきました。
痛みを先送りするためには更に金利を引き下げて、金融緩和せざるをえないでしょう。つまり住宅バブルが弾けている現状をカバーするために新たなバブルを作りだすということですね。
資源・エネルギー、そして環境でしょう。

資源・エネルギーはインフレに直結します。環境は効率性、生産性の観点から当面は成長率の押し下げとなるでしょう。どうなることやら。

時間調整により痛みを吸収しましょうよ。しばらく我慢しましょうよ。大変だけど。

その8 出張

昨日は愛知・静岡に日帰りで出張していました。

昨日は調査主体でした。工場見学をメインにした出張を含めると年間30日くらいは出張していると思います。


特に工場見学は悩ましいんです。


やはり現場を見ることにより分かることは多いんですが、

なんにせよ、短期的な成果には結びつかないことが殆どなのです。

だから、日々の活動に追われていると、ついつい時間効率を瞬間的に悪化させる工場見学はさけがちになってしまいます。


ただ、行くと非常に得がたい経験を毎回するんですね。


バランスが難しい。

その7 財政と金融の分離

日銀総裁人事、もめてますねぇ。


中央銀行のトップとして今後5年間の日本の金利政策の舵取りをする方の人選ですから、議論は尽くしていただきたいと思います。ただ、政争の具となるのはもってのほかです。
財務省出身であることだけを理由に拒否するのは正にその表れです。



経済産業省事務次官がデイトレーダーをバカといったり・・・



鎖国をしないのであれば、日本は世界における自国のポジショニングの低下にもっと気を配らないといけないと強く考えます。

その6 運用の付加価値

企業調査を主体に投資をしています。これまでの7年間、毎年350~400社の調査・取材を行っています。

基本的に取材のアポイントを取る前段階で業態・業績・バリュエーション等から投資に結びつきそうな企業を選んでいるのですが、それでも実際に投資に至るのは10社に1社です。不思議なことにこの10社に1社の割合、中小型株のアナリスト、ファンドマネージャーは多くの人が同じような感覚を持っているんですよね。


冷静に考えればおかしな話です。ベンチマーク、平均に勝つことだけを強く意識すれば単純計算で50%の会社が平均に勝っているわけです。そして、最優秀のファンドマネージャーでも銘柄ごとの勝率は60%程度でしょう。70%勝てばその年は卓越した運用成績になると思います。


それなのに、ファンドマネージャーは大変な労力をかけ10社中の1社を選び出し、平均並みの成績となるのです。

決してそんなことはないのですが、この点だけを取り出すと付加価値のない仕事ですね。

その5 続・円高に関して

101円台まできましたね。


このような局面でいつも考えるのが、任天堂です。
任天堂は本社が日本(京都)にあり、日本で研究開発をし、中国で製品を作り、米国で最も売って利益を作っている企業です。
そこで得たドル資金をドル高局面で円に転換するというサイクルで事業を続けています。


これを考え方と、資金サイクルを少し変えるとかなり違った見方がでてきます。つまり、任天堂にとって最も多くのお客さんはドルで支払をしてくれるのですから、
彼らの基軸通貨をドルを考えるのです。そして、ドルを円に継続的に転換する必要性をなくしてしまえばいいと思うのです。


任天堂をアナリストとして分析していたときは、円換算の業績と同時に、勝手にドルベースでも業績を換算して分析していましたね。
そのほうが、任天堂の強さはくっきりと浮かび上がってきました。


自動車とかもそうなんだろうな。円でみるから間違えるんだろうな。今後はドルも基軸通貨としての存在感が薄れていくことを考えると、
通貨の見方はより難しくなりそうですね。仮想でも世界統一通貨のようなものがあるといいのかも。