Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~ -5ページ目

FC Bayern München gegen 1.FC Nürnberg

そろそろ石版集めが終わりそうで現実逃避策を模索中。

ともです。


さて、今回はすでに史上最速で優勝を決めてしまったバイエルン・ミュンヘン
とアシストランキング10であのラームとかと並んでトップタイの清武が所属する
ニュルンベルクの対戦。
バイエルンはすでに優勝を決めてモチベーションをどう保つのか
CLの組み合わせもバルサに決まりすでに照準はそこなのか気になるところ。

注目のメンバーはCLユベントス戦があり
さらにドイツカップ準決勝のヴォルフスブルク戦を控えていることもあり
多少のメンバー変更はあるかと予想できましたが・・・・・

メンバー落としすぎ。



ゴールキーパーはノイヤーではなく、シュタルケ。
DFもアラバ、ラームを温存し、コンテント、ラフィーニャ。
守備的MFには、シュバイニー、マルティネスではなく
ティモシュクとエムレ・カン。
前線こそ、ゴメス、ピサーロ、シャキリ、リベリーとなっていますが
リベリー以外は普段ベンチの方たち。
ベンチには、マンジュキッチ、ロッベン、マルティネス、アラバ、ダンテなど
のスタメン組はおくもののシュバイニー、ラーム、ミュラーはベンチ外。
スタメンは来季どれだけ残るのかっていう感じの方たちです。

ニュルンベルクはほぼいつものメンバーで、清武は左のMFでスタメン出場。
金崎はベンチでした。

試合は、これだけメンバーを落としてきたバイエルンに対して
ニュルンベルクはチャンスかと思われましたが
開始早々5分でCKからボアテンクが先制ボレー。
ニュルンベルクは出鼻をくじかれた形となる。
その後もバイエルンが控えといえど質の高いクオリティーを見せ
華麗なパス回しからニュルンベルクゴールへ襲い掛かる。
ニュルンベルクは特にリベリー、シャキリの個人技の対応に追われ
ボランチまでもが釣り出される。
それでも止められない。
中央があいているためセカンドボールも拾えず
バイエルンに好き放題される始末。
ほぼハーフコートゲームになっていました。
象徴的なのは2点目でボールをハーフ付近でセンターバックの
ボアテンクが奪いそのまま縦へ。
ゴメスがうまく受けてそのままゴールへ流し込む。
センターバックまでもが高い位置を維持できるくらい押し込まれてる感じです。

清武もボールをあまりもらえず、さらには攻撃に人数が少ない分
どうしても個人技に頼る周りと、ワンタッチのコンビネーションで
崩したい清武との呼吸が合わずいいところなし。
おまけにラフィーニャに初ゴールを決められ3点差をつけられた後はなすすべなし。

後半初めに清武のパスが起点となりPKを得るものの
これを止められ得点チャンスを逃す。
後半は清武が中央に回り、パスをチラシはじめ多少はよくなったが
すでに3点差ついていることもあり引き気味のバイエルンを崩すことはできない。

結局この後シャキリに追加点を奪われ
さらにはセカンドチームから上がったばかりの選手まで投入され終了。

バイエルンの層の厚さとクオリティーの高さを見せつけられた試合となりました。

ただ、バイエルンが特質してよかったわけではなく、ニュルンベルクが悪かった。
特に1対1では、攻撃でも守備でもほぼ勝てておらず
簡単にボールを奪われてしまっていた。
2,3人がかりでもリベリーからボールを奪えないシーンなどが多々。

もう少し清武の思うようにパスで揺さぶることができればよかったかな。

Eintracht Frankfurt gegen FC Bayern München

ドイツに戻ってきてまだやっぱりさびしい感がぬぐえない。
石版探しの旅に出ます(違)

ともです。

さて、再渡独翌日にも関わらずやっぱり行ってきました。
すでに優勝をほぼ手中に収めているバイエルン・ミュンヘンと
何としてもEL圏内を維持したいフランクフルト。

そしてフランクフルトはホームだけに目の前で優勝させるのだけは避けたい。
バイエルンは引き分け以上、または2位ドルトムントが引き分け以下でも
優勝が決まってしまう好条件。

フランクフルトはキャプテンのシュベクラー、チーム得点王のマイヤーを
負傷で欠く苦しい状態。乾はいつも通り左のウイングでスタメン。
バイエルンの方は、クロースが怪我で離脱中。本来のメンバーは
マンジュキッチ、リベリー、ファン・ブイテンが入るが
マンジュキッチはベンチ外でほかはベンチ。
ミッドウィークのCLに備えてだろうが、温存、メンバーを落とすとは言い難い
ゴメス、シャキリ、ボアテンクを起用。

開始直後からやはり個人能力で上回るバイエルンがボールを支配し
ゲームをコントロールする。
フランクフルトはしっかり守って前線のスピードある選手の
カウンター狙いといった感じだった。
大きな守備の破たんはないが、バイエルンの個+パスワークは
やはり脅威となり立て続けにチャンスを作られる。
9分にはシャキリのポスト直撃のシュート。
そして25分にペナルティエリア内でミュラーを倒しPKを献上する。
キッカーはアラバだったがこれをまさかの失敗。
バイエルンは先制のチャンスを逃す形となった。

フランクフルトのチャンスがないわけではなく
カウンターから何度かチャンスを作る。
しかし、最後のところで精度であったり
コンビネーションであったりとうまくかみ合わず得点にはならず。

フランクフルト側は29分の早い段階で
この日マイヤーの代わりに入っていたラニッヒを交代。
アイグナーとマトムーアの2トップにし、乾がトップ下で
中盤はダイヤモンドのような布陣に変更。
しかし、流れはあまり変わらず常にバイエルンペース。
逆に乾がボールを持つ機会が減り始めた印象。


そのまま両チームとも決め手を欠き後半へ。


後半入ってすぐの52分。右サイドのラームからの低いクロスを
上がってきたシュバインシュタイガーが技ありのヒールキックで
ついにバイエルンが先制する。
しばらくは、バイエルンのポゼッション重視かつ
無理に攻めない展開にフランクフルトはなかなかボールが奪えない。
しかしながら、乾が再び左サイドにポジションをとるようになり
そこから何度かチャンスを作る。
61分には、ドリブルから4,5人抜き去りシュート。
66分にもシュートを放つ。
チャンスはフランクフルトが増えてきたがなかなか決まらず。
どうしても点が取りたい、せめて引き分けに持ち込みたい
フランクフルトは74分にマトムーアに代えてラキッチを投入。

直後にアイグナーが相手左サイドをきれいに突破して
絶妙のクロスをラキッチに送り、ラキッチがシュートを放つが
ノイヤーのビックセーブによって阻止される。

さらには、再び相手左サイドを突破したところで
ダンテの明らかなハンドがあったが見逃されてしまう。

80分過ぎにはコーナーのこぼれ球をダイレクトで
乾がシュートを放つが惜しくもサイドネット。

結局このまま試合は終了し、
バイエルン・ミュンヘンがブンデスリーガ史上最速で最多23回の優勝を決めた。

浦和レッズ vs 全北現代モータース

さて、1か月ちょいあった春休みも終わり明日ドイツへ戻ります。
(ドイツって打つつもりがなぜか日本と入力していた・・・・)

春の夕日がなんだか寂しさを倍増させます。

ちょっぴりセンチメンタルなともです。

さて、今回の日本でのサッカー観戦は昨日が最後。
アジア・チャンピオンズリーグ

浦和レッズ VS 全北現代モータース
Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~
Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~


でした。

結論から言うと、チャンスで決めておかないとこうなるよ
っていう典型的な試合。
週末の新潟戦から先発を4人入れ替えて臨んだ浦和ですが
今回も開始6分に原口が先制点。

槙野が囲まれながらもドリブルで強引に中央を抜け出し
原口へ。フリーの原口が落ち着いて決めた形。
その後は、しばらくレッズのペースが続き両サイドの
関口、平川らが積極的にサイドを攻めこむ。
それに加えて、槙野、坪井も積極的に上がり分厚い攻撃。
リーグ戦に出ていないメンバーであるにも関わらず
まったく遜色のないプレーをしていました。
しかしながら、原口、マルシオが決定的なシーンで
決めきれない。今シーズン高いラインを保っていたDFラインも
徐々に後退し始め、さらには無理に責める必要がないことで
GKを含めたDFラインの危険な位置でパスを回し始める。
本来ならばこれで相手を釣り出してカウンターを狙うのだが
この日はDFと前線のバランスが悪く、前に人数が固まり
DFも下がるのでバイタルエリアが大きく開いてしまう。
そうこうしてるうちに相手の前線のプレッシャーが
激しくなり危険な位置でのミスが増える。
単純にクリアすればいいのだが、かたくなまでに
つなごうとするので相手に囲まれている選手へパスしたり
パスの出しどころがなくてカットされたりなど。
クリアしてもバイタルエリアがあいているので
すぐに相手に拾われその対応に追われる始末。
前半は1-0でしのぎ切ったものの
相手は後半からエース李東国を投入。

後半開始後も流れは変わらずクリアボールを相手に
あっさり拾われそこからミドルで同点。

その後は焦りからか、さらに大勢が前掛かりになり余計に
セカンドボールを拾えなくなってしまった。
チャンスも何度かつかんだものの、コンビネーションがうまく
合わず得点には至らない。後半はしかも左サイドの関口が
守備に追われ完全に消えていた。得点の気配がないまま
セットプレーから2点目、左サイドからアウトにかかった
スーパーゴールで3点目を奪われ万事休す。

コオロキ、梅﨑、宇賀神を入れてなんとか得点を奪いに
行こうとするが、2点差の状況で相手がガチガチに
ひいてしまったためゴールをこじ開けるには至らず。
梅﨑のようにどんな体勢からでもシュートを打つ
という背極性がもっとほしかった。
前半はそれで相手に圧力をかけられたのだが
後半梅﨑投入まではほとんどシュートもなく
為すがまま(DF那須だけに)

やはりJでは通用しても、アジア上位との対決となると
まだまだ個人で勝てないのかという試合だった。

戦術的にも、絶対的個のあるスター選手を置かない
というのはわかるのだが、アジア以上の国際レベルとなると
やはりワシントン級の規格外の選手が必要になると思われる。
Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~