Eintracht Frankfurt gegen FC Bayern München | Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~

Eintracht Frankfurt gegen FC Bayern München

ドイツに戻ってきてまだやっぱりさびしい感がぬぐえない。
石版探しの旅に出ます(違)

ともです。

さて、再渡独翌日にも関わらずやっぱり行ってきました。
すでに優勝をほぼ手中に収めているバイエルン・ミュンヘンと
何としてもEL圏内を維持したいフランクフルト。

そしてフランクフルトはホームだけに目の前で優勝させるのだけは避けたい。
バイエルンは引き分け以上、または2位ドルトムントが引き分け以下でも
優勝が決まってしまう好条件。

フランクフルトはキャプテンのシュベクラー、チーム得点王のマイヤーを
負傷で欠く苦しい状態。乾はいつも通り左のウイングでスタメン。
バイエルンの方は、クロースが怪我で離脱中。本来のメンバーは
マンジュキッチ、リベリー、ファン・ブイテンが入るが
マンジュキッチはベンチ外でほかはベンチ。
ミッドウィークのCLに備えてだろうが、温存、メンバーを落とすとは言い難い
ゴメス、シャキリ、ボアテンクを起用。

開始直後からやはり個人能力で上回るバイエルンがボールを支配し
ゲームをコントロールする。
フランクフルトはしっかり守って前線のスピードある選手の
カウンター狙いといった感じだった。
大きな守備の破たんはないが、バイエルンの個+パスワークは
やはり脅威となり立て続けにチャンスを作られる。
9分にはシャキリのポスト直撃のシュート。
そして25分にペナルティエリア内でミュラーを倒しPKを献上する。
キッカーはアラバだったがこれをまさかの失敗。
バイエルンは先制のチャンスを逃す形となった。

フランクフルトのチャンスがないわけではなく
カウンターから何度かチャンスを作る。
しかし、最後のところで精度であったり
コンビネーションであったりとうまくかみ合わず得点にはならず。

フランクフルト側は29分の早い段階で
この日マイヤーの代わりに入っていたラニッヒを交代。
アイグナーとマトムーアの2トップにし、乾がトップ下で
中盤はダイヤモンドのような布陣に変更。
しかし、流れはあまり変わらず常にバイエルンペース。
逆に乾がボールを持つ機会が減り始めた印象。


そのまま両チームとも決め手を欠き後半へ。


後半入ってすぐの52分。右サイドのラームからの低いクロスを
上がってきたシュバインシュタイガーが技ありのヒールキックで
ついにバイエルンが先制する。
しばらくは、バイエルンのポゼッション重視かつ
無理に攻めない展開にフランクフルトはなかなかボールが奪えない。
しかしながら、乾が再び左サイドにポジションをとるようになり
そこから何度かチャンスを作る。
61分には、ドリブルから4,5人抜き去りシュート。
66分にもシュートを放つ。
チャンスはフランクフルトが増えてきたがなかなか決まらず。
どうしても点が取りたい、せめて引き分けに持ち込みたい
フランクフルトは74分にマトムーアに代えてラキッチを投入。

直後にアイグナーが相手左サイドをきれいに突破して
絶妙のクロスをラキッチに送り、ラキッチがシュートを放つが
ノイヤーのビックセーブによって阻止される。

さらには、再び相手左サイドを突破したところで
ダンテの明らかなハンドがあったが見逃されてしまう。

80分過ぎにはコーナーのこぼれ球をダイレクトで
乾がシュートを放つが惜しくもサイドネット。

結局このまま試合は終了し、
バイエルン・ミュンヘンがブンデスリーガ史上最速で最多23回の優勝を決めた。