浦和レッズ vs 全北現代モータース | Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~

浦和レッズ vs 全北現代モータース

さて、1か月ちょいあった春休みも終わり明日ドイツへ戻ります。
(ドイツって打つつもりがなぜか日本と入力していた・・・・)

春の夕日がなんだか寂しさを倍増させます。

ちょっぴりセンチメンタルなともです。

さて、今回の日本でのサッカー観戦は昨日が最後。
アジア・チャンピオンズリーグ

浦和レッズ VS 全北現代モータース
Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~
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でした。

結論から言うと、チャンスで決めておかないとこうなるよ
っていう典型的な試合。
週末の新潟戦から先発を4人入れ替えて臨んだ浦和ですが
今回も開始6分に原口が先制点。

槙野が囲まれながらもドリブルで強引に中央を抜け出し
原口へ。フリーの原口が落ち着いて決めた形。
その後は、しばらくレッズのペースが続き両サイドの
関口、平川らが積極的にサイドを攻めこむ。
それに加えて、槙野、坪井も積極的に上がり分厚い攻撃。
リーグ戦に出ていないメンバーであるにも関わらず
まったく遜色のないプレーをしていました。
しかしながら、原口、マルシオが決定的なシーンで
決めきれない。今シーズン高いラインを保っていたDFラインも
徐々に後退し始め、さらには無理に責める必要がないことで
GKを含めたDFラインの危険な位置でパスを回し始める。
本来ならばこれで相手を釣り出してカウンターを狙うのだが
この日はDFと前線のバランスが悪く、前に人数が固まり
DFも下がるのでバイタルエリアが大きく開いてしまう。
そうこうしてるうちに相手の前線のプレッシャーが
激しくなり危険な位置でのミスが増える。
単純にクリアすればいいのだが、かたくなまでに
つなごうとするので相手に囲まれている選手へパスしたり
パスの出しどころがなくてカットされたりなど。
クリアしてもバイタルエリアがあいているので
すぐに相手に拾われその対応に追われる始末。
前半は1-0でしのぎ切ったものの
相手は後半からエース李東国を投入。

後半開始後も流れは変わらずクリアボールを相手に
あっさり拾われそこからミドルで同点。

その後は焦りからか、さらに大勢が前掛かりになり余計に
セカンドボールを拾えなくなってしまった。
チャンスも何度かつかんだものの、コンビネーションがうまく
合わず得点には至らない。後半はしかも左サイドの関口が
守備に追われ完全に消えていた。得点の気配がないまま
セットプレーから2点目、左サイドからアウトにかかった
スーパーゴールで3点目を奪われ万事休す。

コオロキ、梅﨑、宇賀神を入れてなんとか得点を奪いに
行こうとするが、2点差の状況で相手がガチガチに
ひいてしまったためゴールをこじ開けるには至らず。
梅﨑のようにどんな体勢からでもシュートを打つ
という背極性がもっとほしかった。
前半はそれで相手に圧力をかけられたのだが
後半梅﨑投入まではほとんどシュートもなく
為すがまま(DF那須だけに)

やはりJでは通用しても、アジア上位との対決となると
まだまだ個人で勝てないのかという試合だった。

戦術的にも、絶対的個のあるスター選手を置かない
というのはわかるのだが、アジア以上の国際レベルとなると
やはりワシントン級の規格外の選手が必要になると思われる。
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