どうもこんにちは。8月に帰省した時に釣りに行ってきたので、そのことを書こうと思います。すぐに書こうと思っていたのですが、もう1ヶ月近く経ってしまいました。5,6年前は釣りにも行けたし、ブログを書く余裕もあったのですが、ここ3年ほどはそんな時間も捻出できない生活が続いております。この僕が全く釣りに行けないなんて、本当に悪い冗談としか思えません。
フライは昔巻いたものがたくさんあるのだが、お気に入りのものはほとんど使い切ってしまって、ボックスには入っていなかった。テムズに寄った際に、久しぶりにコマーシャルフライを買った。自分で使うフライは自分で巻く主義だったが、今はそんな時間がない。
久しぶりに購入
行き先は地元からちょっと遠い有名河川か、かつて通ったあの川か。夕方には地元の川にしよう。
車を走らせる間に某有名河川が見えてきた。この川に来たのは確か大学1年か2年の頃。前評判は良かったものの僕らには何も釣れなかった。いつかまた行ってみたいと思っていた。ここに来る予定ではなかったのだが、駐車スペースを発見し、そこに車を滑り込ませた。
夏らしく、暑い。何もしなくても汗がにじみ出てくる。ウェイダーを履くとさらに暑く感じるが、全く不快ではなかった。むしろこの感覚をずっと待ち望んでいた。ロッドはスコットのG2、9ft#5を選んだ。グラスロッドでも良かったのだけど、今日はグラファイトロッドで狭いループを作りたかった。
入渓してみると、水量が少ない。車から見ていて分かってはいたのだが、やはり少ない。フライは買ってきたものでなく、ボックスに入っていた、ロイヤルアトラクターの12番を結んだ。ピンポイントで白泡の上にフライを落とし、白泡の切れ目で待ち構えているであろうニジマスを狙ったのだが、かわいいサイズが1匹釣れたのみ。魚の反応は寂しいものだった。ニンフを沈めてみたけれど、何も反応がない。沈めて反応がないのは重症だ。そのうちに、川が濁ってきた。前日の雨の影響にしては遅すぎる。上流で何かあったのだろうか。水量が増える気配は全くない。濁りが入ったからといって状況は好転するわけでなく、次の川に向かう気持ちが強くなっただけだった。
次は別の某有名河川の上流へ向かった。もう10年以上前だろうか。このブログを始める前にはよく通っていたところだ。ちょっと神経質なニジマスがライズをしていて、もっと神経質なヤマメも釣れるところだ。
駐車スペースは昔のままだった。ただ、川に出てみて、渓相が変わっていてすこしガッカリした。渇水なのは真夏だから仕方ないとして、深い所や障害物が妙に少なく、悪い意味で流れがフラットになっていた。ドライフライを流していくが、反応がない。やる気のある魚がいれば、何かしらの反応があるものなのだが・・・
1区間釣り上がったが、魚の隠れ家になる所が極端に少なくなっていた。もう少し下流に入れば・・・
車を走らせ、だいぶ下流へ移動した。途中でラフティングの準備をしている人たちを見た。小学生くらいの子供もたくさんいた。夏休み中のイベントか何かだろうか。ラフティングとかち合わないように、ずっと下流に入った。
途中コンビニで買ったサンドイッチとカフェラテを一気に流しこむ。ちょっと雨が降った気がした。夏の午後だから急な雨はよくあることだ。もし雷が鳴ったらすぐに戻ろう。雷だけはダメだ。命にかかわる。
渓相は素晴らしかった。60cmのニジマスが潜んでいそうな気配がした。深みのある倒木の周りにフライを入れていく。ガバっと出てくれれば・・・
次は深みのある対岸の流れにフライを流していく。その時、上流からラフティングのボートがやってきた。この場所もラフティングエリアだったのだ。
あー、しまったと思うが、仕方ない。川は色々な人が色々な楽しみのために訪れる場所なのだ。次々にやってくるラフティングボートの人たちと挨拶を交わし、川から上がることにした。釣りはできなくなってしまったが、腹が立ったりは全くしない。フライフィッシングをしに川にやってきて、また違う楽しみのために川にやって来た人たちと出会ったのだ。川を通じて、それぞれ楽しんでいるということを見ることができたのだ。それだけで何かとても楽しい気持ちになった。
次の川に向かうことにした。次にいつここに来られるかは全く分からない。名残惜しいが仕方がない。
かつて通った川に向かうことにした。ニジマスが釣れる川だ。入渓すると上流にも下流にも釣り人がいた。川に入るまで気付かなかった。今更ポイントを変えるのも時間のロスだと思い、ちょっと待つことにした。下流の人がいなくなり、下流のプールへ向かった。川を見ているとライズがあった。例のロイヤルアトラクターを流すが、反応がない。ドリフトには問題はないので、フライがあっていないのだろう。パラシュートアントにすると案の定、ライズがあった。かわいいニジマスだった。ストマックに興味があったが、そのままリリースした。おそらく予想通りテレストリアルが入っているだろうから、わざわざ魚に負担を掛ける必要もないだろう。川から上がり、地元の川に向かった。
小さいニジマスだった。
ストーンフライの抜け殻。川の水がきれいな証拠。
地元の川に着いたのはまさにイブニングライズの時間だったが、1年を通じてかなり釣り人が入っている川なので、ライズは見られなかった。ウェットフライをドロッパーにつなぎ、川へ入った。流れが強いので釣り上がるのは厳しい。ダウンクロスに投げて、スイングさせていく。シンクティップラインを使えばよかったと思うが、もう今さら車に戻る気がしない。
流れが強いので、転ばないよう気をつけながら釣り下っていく。魚からの反応はない。深い所も、良さそうなところもフライを流したが、ダメだった。
暗くなるまでウェットフライを流し、釣り下っていったが、結局何も釣れなかった。暗い中、車まで歩いた。ちょっと前なら月に数回はやっていたことだが、今年この時間まで釣りをしたのは初めてだった。明日はもう釣りには来られないだろう。次に釣りに来られるのはいつだろうか。ぼんやりと考えながら歩いた。