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上海で暮らしてみた

2年目駐在員のささいな日常ブログ

上海にもネコカフェがあるというので連れて行ってもらいました。
とあるマンションの一室にある入口を入ると・・・

いました。まるまる太ったネコたちが。
全部で7~8匹くらいか。


店内には様々なネコグッズやネコ写真があり、ネコと遊ぶためのオモチャも置いてあります。
キャットタワーの様なものはありませんでしたが、ネコたちはテーブルやソファに登ったり、
椅子の下に潜り込んだり、たまに客のコーヒーカップにちょっかいを出したりして過ごしています。
特に滞在時間の制限はないみたい。

普通のオモチャにはだいぶ飽きた様で、なかなか反応しませんが、
私のデジカメのズームレンズが伸び縮みするのには興味があるらしく、
ひざの上に座ったままジーーーっと追跡してました。

にゃんだ!?

この店以外にもネコカフェは何軒かあるみたいです。
中には日本人経営の店も。

上海でネコカフェに行くとは思わなかったなぁ。


謝謝!

私の住まいからすぐ近くに徐家匯天主教堂という教会があります。
かなり立派な教会で全長は83.3m、塔の高さは56mあります。


歴史は古く、1910年に完成し、1920年代までは上海で最も高い建築物だったらしい。
文化大革命の時にはステンドグラスなどが破壊されて倉庫として使われたものの、
その後修復されました(よく生き残った・・)。

教会なので入場無料ですが、中に入るにはチケットが必要です(中国では入場無料なのにチケットが必要な施設が結構ある)。
敷地に入ると、はじめにボランティアのガイドさんから注意事項を受けます。

中で写真を撮ってはいけません。
大声でうるさくしてはいけません。
あとは聞き取れない・・・

教会内に入るとガイドさんが説明を始めますが、声でかすぎ。
テメーが一番うるせーよ。

内部はヨーロッパなどでよく見られる石づくりのドームになっています。

(写真は某ホームページより)
ここが中国であることを一瞬忘れるくらいの異空間。

面白いのは、キリスト教会なのにステンドグラスや垂れ幕などに漢字があること。
あと、マリア様のところに活けてある花が菊の花だったりする。
こういう光景は世界中でもめずらしいだろう・・・一見の価値あり。

ちなみに、教会前の広場は綺麗に整備されていて、休日には結婚式をあげるカップルの写真撮影スポットになっています。

右に1組と、奥にもう一組。
中国人は写真撮影の際に何かしらポーズをとる人が多いですが、結婚写真ともなれば更に気合を入れた幸せポーズを見せてくれます。
ちょっと面白い。


謝謝!
上海には実弾射撃場が2箇所(?)あって、そのうちの一つ「東方射撃館」というところに行ってきました。


銃はピストル型からライフル、エアガン(空気銃)等色々ありますが、
今回は初めてだったので、5.6mm口径の小型拳銃の体験コースを。

受付を済ませ、射撃場に近づいていくと、徐々に発砲音が大きくなり、
やっきょうが壁にあたって転がる音が聞こえてきて興奮度UP!
射撃場に入るとすぐにイヤープロテクターを渡されますが、付けずにいると発砲時のバンッ!って音のあとにキーンという残響が残るくらいの音がする。

係員がカギのついたボックスから拳銃をとりだして渡してくれますが、
比較的小型の拳銃なのにズシっと重い。

っていうか、こんなに簡単に銃を手に出来ていいのか?
私は会員ではないし、受付の際に提示したパスポートも直ぐに返却されたし。
拳銃も紐でつながれているわけでもないし・・・

話は戻って、結構な重さなので、初心者は両手でしっかりと持ち、更に発射台に置かれた土嚢みたいな袋に乗せて構えます。
的までの距離は20mくらいか。
標的はなんと日本兵(!)・・・ではなかった。



発射!!

10発撃って的にあたったのは6発。撃った感想は・・・
意外とあっけなく終了。遊園地みたいに風船が割れたりした方が楽しいかも?

ここは射撃だけでなく、アーチェリーもできます。今回の体験コースは射撃のほかにアーチェリーもセットだったのでやってみることに。

なにを隠そう、私は中1~高3まで、アーチェリー部だったのだ。
的までの距離は10m程度。競技では30m以上あるので、この距離なら全部真ん中に入れられるぜ。


と思ってたら、20年のブランクは大きく、あら?って感じ。
それでも一般人よりはうまいので、注目を集めて緊張・・・
ちなみに料金は、射撃(実弾10発)とアーチェリー(12本)で99元デス。


謝謝!


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上海に来る誰もが一度は口にする小龍包。
起源については諸説ありますが、最も有名なのが南翔という上海郊外の街で生まれたとする説。

今から140年前くらいに、南翔にある「古猗園」という庭園のわきにあった「古猗園レストラン」の店主である黄明賢という人物が「南翔大肉饅頭」というのを売り出したところ大人気になった。
すると同業者が真似し始めたので、黄明賢は具を大きくし、皮を薄くするなどして簡単に真似できない様に工夫をこらし、これが今の小龍包になった。という話。

その発祥の地である「古猗園レストラン」ですが、今でも現役で営業しています。
こちらが入口。


小龍包は20個入りで出されます。



今回は5月の3連休「労働節」の真ん中に行ったので、店内は激込み。
中国人との熾烈な席とり競争に勝たなければ本場の小龍包は食べられません。

ちなみに、「古猗園レストラン」の店主である黄明賢の弟子が開いたのが「南翔饅頭店」。
そう、上海随一の観光名所「豫園」に店を構える人気店で、日本でも六本木ヒルズなどに出店しています。
ただ、この小龍包発祥話は、南翔饅頭店の主張なので、どこまで本当かはわかりません。
「元祖」「発祥」の類はだいたいどれも異説があるし。
でも、そういう由緒ある店で食べるのはやっぱりいい思い出になる。

小龍包の話ばかりしましたが、「古猗園」は明の時代につくられた上海最古級の庭園。竹林や池、回廊などが美しい。


上海中心部から地下鉄で約30分+バス2停留所で行けます。
気軽に行ける庭園なので、おすすめします!

謝謝!
中国で免許を取って以来、運転する機会はなかなか無かったのですが、先日レンタカーを借りてみました。

こちらはレンタカー屋の事務所。

システムは日本とほぼ同じで、大手なら地方都市での乗り捨ても可能です。
唯一違うのはガソリンが満タン返しではなく、燃料メーターを元に、使った分だけ精算すること。
もし、途中で給油して残量が増えた場合は規定の計算式により返金されます。

今回借りたのはプジョー307。


料金は1日レンタルで175元(2,700円くらい)+保険料+ナビ等のオプション代。
車種はいろいろ選べます。
人気があるのはやはりBMWとアウディ。日本車は、、、あるけどマイナーな感じ。
反日の時に使えなくなるから当然か・・・

中国での運転は緊張する。
右側通行には慣れてるけど、左ハンドルは経験が浅いので落ち着かない。
中国の運転マナーはとても悪く、合流ポイントで譲り合うなんてのはあり得ないので、強引に行かないといけない。
手をあげて譲ってもらおうとしても「なにしてんの?」って感じ。

道がイマイチわからないし、ナビも当然ながら中国語なので音声があてにならない。

あと、意外と苦戦するのが右折。
右側通行の中国では、右折(左側通行の日本でいえば左折)は赤信号でも曲がってOKなんですが、
これが慣れない。青信号を横断中の歩行者の列を蹴散らす様に進むのが逆に難しい!
(車優先が慣例化している中国では、歩行者に譲ってると後続車からクラクション攻撃がガンガンきます)
ちなみに、右折矢印信号がある場合はその表示に従わないといけません。

また、たまにあるのが左折車線が左端にない(!)ケース。

この写真みたいに、左折車線が右側にあったりします。
大型車でもゆったり曲がれる様にわざとこうしてるんですが、
左折するからと思って左車線を走っていると車線変更が必要になって慌てるケースがあります。
ドライブはほどほどに・・・


謝謝!