徐家匯天主教堂 | 上海で暮らしてみた

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2年目駐在員のささいな日常ブログ

私の住まいからすぐ近くに徐家匯天主教堂という教会があります。
かなり立派な教会で全長は83.3m、塔の高さは56mあります。


歴史は古く、1910年に完成し、1920年代までは上海で最も高い建築物だったらしい。
文化大革命の時にはステンドグラスなどが破壊されて倉庫として使われたものの、
その後修復されました(よく生き残った・・)。

教会なので入場無料ですが、中に入るにはチケットが必要です(中国では入場無料なのにチケットが必要な施設が結構ある)。
敷地に入ると、はじめにボランティアのガイドさんから注意事項を受けます。

中で写真を撮ってはいけません。
大声でうるさくしてはいけません。
あとは聞き取れない・・・

教会内に入るとガイドさんが説明を始めますが、声でかすぎ。
テメーが一番うるせーよ。

内部はヨーロッパなどでよく見られる石づくりのドームになっています。

(写真は某ホームページより)
ここが中国であることを一瞬忘れるくらいの異空間。

面白いのは、キリスト教会なのにステンドグラスや垂れ幕などに漢字があること。
あと、マリア様のところに活けてある花が菊の花だったりする。
こういう光景は世界中でもめずらしいだろう・・・一見の価値あり。

ちなみに、教会前の広場は綺麗に整備されていて、休日には結婚式をあげるカップルの写真撮影スポットになっています。

右に1組と、奥にもう一組。
中国人は写真撮影の際に何かしらポーズをとる人が多いですが、結婚写真ともなれば更に気合を入れた幸せポーズを見せてくれます。
ちょっと面白い。


謝謝!