【ことば・コミュニケーションの発達や食べることをサポートする言語聴覚士】

ことばの発達サポートfluffy代表の多部未来(たべみく)です。

 

4月21日〜4月24日は

感覚統合”の概要と、

前庭感覚固有受容覚触覚

についてお話ししましたニコニコ

 

4月25日から

”感覚統合”と”ことば”の発達の関係性

というテーマでお話ししています音符

 

これまで、

”姿勢”と”ことば”

”眼球運動”と”ことば”

”身体図式”と”ことば”

についてお話ししました。

 

今回は

”運動企画”と”ことば”

についてお話しします。

 

”運動企画”と言われても、

ピンとこないのではないでしょうか?

運動企画”とは…

 

① 新しい不慣れな運動を企画し、

② 身体の各部をあまり意識せずに、

  タイミング良く、順序立てて

  協調させながら、

③ 目的となる運動を実行する

 

この一連の流れのことです上差し

 

こう言われても、

私たちは無意識にしていることなので、

いまいちピンとこないかと思いますニコニコ

 

 

では、

”運動企画”が未熟だとどうなるか??

 

いつまでも頭で考えて手足を動かすことになり、

滑らかな動きにならず、

ぎこちない動きになります…

 

例えば…

 

・スキップが苦手

・ダンスが上手に踊れない

・ボールが上手く投げられない

・縄跳びが苦手

・鉄棒が苦手

・ブランコがこげない

・ジャングルジムの上り方や下り方が分からない

 

などの様子がみられます。

 

 

 

また、”運動企画”が未熟なお子さんは、

遊びが発展せず、同じ遊びばかり行います…

 

これは、

 

① 見つける

② やってみる

③ 気付く

④ 発見する

⑤ 発展させる

⑥ 学ぶ

 

という循環が生まれにくいからですアセアセ

 

 

運動企画”に関係する感覚は、

前庭感覚固有受容覚触覚視覚聴覚

ですパー

 

また、これまでお伝えしてきた

姿勢眼球運動身体図式

も関係します上差し

 

 

では、どうやって”運動企画”の発達を促すのか?

 

運動企画”は先程述べた感覚や機能が

関係していますので、

これまでお伝えしてきた遊びや活動を

たくさんしましょうルンルン

 

無理やりではなく、

お子さんが「やりたい!」と思ったものを音符

 

 

 

また、上手くできない運動に関しては…

 

・動きを細分化して、スモールステップ

 「できた!」と感じることを積み重ねる

・動きを大人がサポートする

・動きをことばにして伝える

 

というように、

段階的に、時間を掛けて取り組みましょうキラキラ

 

 

運動企画”についてはご理解いただけたでしょうか?

 

 

それでは、

”運動企画”と”ことば”の発達

がどう関係しているのかをお話しします!

 

例えば…

 

・全身を動かす運動にぎこちなさがあるならば、

 唇や舌などを器用に動かすことも苦手で、

 発音が不明瞭になる

 

・行動や運動を順序良く組み立てるのが苦手なら、

 論理的に考えて話すことが難しい

 

などが挙げられますタラー

 

だから、

”運動企画”と”ことば”の発達

は関係していると言えます上差し

 

だからと言って、

”ことば”に対してアプローチするのではなく、

まずは全身を使った動きがスムーズ

できるようにアプローチしましょうブルーハーツ

 

 

 

次回は、

”巧緻動作”と”ことば”の関係性

についてお話ししようと思いますニコニコ

 

ご理解いただけるよう努めますので、

是非読んでいただけたらと思いますピンクハート

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

【ことばの発達サポートfluffy】のホームページはこちら↓

https://www.fluffy-kotoba.com

 

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4月21日〜4月24日は

感覚統合”の概要と、

前庭感覚固有受容覚触覚

についてお話ししましたニコニコ

 

4月25日から

”感覚統合”と”ことば”の発達の関係性

というテーマでお話ししています音符

 

これまで、

”姿勢”と”ことば”

”眼球運動”と”ことば”

についてお話ししましたルンルン

 

今回は

”身体図式”と”ことば”

についてお話しします。

 

身体図式”と言われても、

ピンとこないのではないでしょうか?

ボディイメージ”は

聞いたことがある方も

いらっしゃるかと思います。

 

厳密には、

”身体図式”と”ボディイメージ”

は違うそうなのですが…

 

臨床現場にいて、

”ボディイメージ”ということばを

使う人が多いので、

ほぼ一緒と思っていただいても

良いのかなーと思いますニコニコ

 

今回は一応、

身体図式”ということばを使って

お話ししていきます。

 

 

身体図式”には2つの役割があります。

 

① 身体の地図の把握

 →”自分の身体の輪郭”&

  ”身体の各部の位置関係”&

  ”手足の長さ”&

  ”身体の幅や大きさ”の把握

 →主に”触覚”&”固有受容覚”が関係

 

② 身体の機能の把握

 →自分にはどの程度の運動機能がある

  のかを把握

 →主に”固有受容覚”&”前庭感覚”が関係

 

それと、前々回と前回お話しした、

姿勢”や眼球運動”も関係します。

 

 

”身体図式”が未熟だと…

 

・物や人によくぶつかる

・身体の動きがぎこちない

・運動が苦手

・つまずきやすい

・人の動きを見て真似することが苦手

・できそうもないことをやる

・できそうなことでも拒否する

・手先が不器用

・物の操作が下手

・ぼーっとしている

・自己刺激(爪噛み、揺れる、など)が多い

・こだわりが強い

・感情のコントロールが難しい

 

などが挙げられます上差し

 

 

 

お子さんに当てはまるものはありましたか?

 

ちなみに、私は…

・物や人によくぶつかる

・運動が苦手

が当てはまりますタラー

 

 

では、どうやって”身体図式”の発達を促すのか?

 

① 身体の地図の把握

・ふれあい遊び

・どろんこ遊び

・プール

・トンネルくぐり

 

 

 

② 身体の機能の把握

・よじ登り

・しがみつき

・飛び石渡り

・アスレチック

 

 

 

などがありますルンルン

 

”身体図式”についてはご理解いただけたでしょうか?

 

 

それでは、

”身体図式”と”ことば”の発達

がどう関係しているのかをお話しします!

 

例えば…

 

・身体部位の名称理解

・口の動きを真似して言う

 (まずは手足などの動きを真似できるように!)

 

などが挙げられます上差し

 

 

あと、

ぼーっとしていたり、

ずっと自己刺激を入れたりしていると、

ことばが脳に届かないですよね??

 

 

だから、

”身体図式”と”ことば”の発達

は関係していると言えます上差し

 

 

まずは、お子さんが「やりたい!」と思える

遊びからやってみましょう音符

 

寝る前にふれあい遊びをするのも良いですよねルンルン

 

 

だっこ!」「おんぶ!」と言われたら、

お子さんによじ登ってもらって、

自力でしがみついてもらうのも

アリだと思いますウインク

 

 

次回は、

”運動企画”と”ことば”の関係性

についてお話ししようと思いますニコニコ

 

ご理解いただけるよう努めますので、

是非読んでいただけたらと思いますピンクハート

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

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4月21日〜4月24日は

感覚統合”の概要と、

前庭感覚固有受容覚触覚

についてお話ししましたニコニコ

 

4月25日から

”感覚統合”と”ことば”の発達の関係性

というテーマでお話ししています音符

 

前回は

”姿勢”と”ことば”

についてお話ししました。

 

今回は

”眼球運動”と”ことば”

についてお話しします。

 

”眼球運動”と聞いて、

「眼球が動くことかな?」

とイメージすることは

できるかもしれませんが、

いまいちピンとこないのではないでしょうか?

 

眼球運動”には3つの種類があります。

 

① 追視

 →動く物を見失わずに見続けること

  並んでいる物を順に目で追うこと

 

注視点移行

 →素早く視点を他へ移すこと

  主に状況把握や場面認知に役立つ

 

輻輳(ふくそう)・開散

 →”近く”ー”遠く”へ視点を移すこと

  板書(黒板を見て、ノートに書く)に役立つ

 

その”眼球運動”に関係する感覚は、

視覚前庭感覚固有受容覚です上差し

 

それと、姿勢が安定していることにより

眼球運動はさらに発達しますキラキラ

 

”眼球運動”には4つの段階があります。

 

① 自分も相手も静止している

② 自分は動き、相手は静止している

③ 自分は静止し、相手が動く

④ 自分も相手も動く

 

では、どうやって”眼球運動”の発達を促すのか?

 

【自分も相手も静止している活動】

・パズル

・読み聞かせ

・塗り絵

 

 

 

【自分は動き、相手は静止している活動】

・ケンケンパ

・平均台

・飛び石

 

 

 

【自分は静止し、相手が動く活動】

・クーゲルバーン

・ボールキャッチ

 

 

 

【自分も相手も動く活動】

・鬼ごっこ

・トランポリンで跳びながら風船タッチ

 

 

などがあります。

 

”眼球運動”についてはご理解いただけたでしょうか?

 

 

それでは、

”眼球運動”と”ことば”の発達

がどう関係しているのかをお話ししますニコニコ

 

例えば…

 

① 自分も相手も静止している状態では、

 

じっくり物を見て、

その物自体がどういうものなのかを知り、

その中でことば掛けすることで、

物とことばが結び付いて理解されます電球

 

また、並んでいる物を数えることで、

数量の理解に繋がります電球

 

② 自分は動き、相手は静止している状態や、

③ 自分は静止し、相手が動く状態では、

 

お散歩しながら、

草花や乗り物、動物などを見て、

ことば掛けをすることでも

物とことばが結び付いて理解されます電球

 

④ 自分も相手も動く状態では、

 

自転車に乗りながら、

隣を走る車を見て、

「車、速いね」とことば掛けすれば、

比較することばの理解にも繋がります電球

 

上記の内容はほんの一部ですが、

お子さんが見ている物に

大人がことば掛けすることで

ことばの理解が育ちますキラキラ

 

また、注視点移行

状況把握場面認知にも役立つので、

対人面コミュニケーション面の発達

にも影響してきますキラキラ

 

だから、”眼球運動”は

ことば”だけでなく、

対人面”や”コミュニケーション面

の発達に関係していると言えます上差し

 

また、音読板書をするためにも

眼球運動が上手く機能する必要があります鉛筆

 

 

まずは、お子さんが「やりたい!」と思える

遊びからやってみましょう音符

 

”眼球運動”が苦手なお子さんですと、

集中が続かなかったり、

「できない!」と言って、

やろうとしなかったり、

途中でやめてしまうかもしれませんタラー

 

最初は少ない量や難易度を下げてみたり、

大人がお子さんをサポートしたりして、

できた!」という経験を

積み重ねていきましょうルンルン

 

そうすることで、

できることが少しずつ増え、

眼球運動”も少しずつ発達してくると

思います目

 

次回は、

”身体図式”と”ことば”の関係性

についてお話ししますニコニコ

 

ご理解いただけるよう努めますので、

是非読んでいただけたら幸いですピンクハート

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

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前回までは、”感覚統合”で重視されている感覚、

前庭感覚固有受容覚触覚

についてお話ししてきました。

 

その中で、

・それぞれの感覚がどういうものなのか

・うまく機能しないとどうなるのか

・どうアプローチをしたら良いのか

を説明してきましたニコニコ

 

ただ、

それぞれの感覚と働きと育て方は

なんとなく分かったけど、

”ことば”との関係性が分からない…

という状態だと思います。

 

今回からは、

”感覚統合”と”ことば”の発達の関係性

を説明していきます上差し

 

今回は

”姿勢”と”ことば”

についてお話しします。

 

例えば、

私たちは片足立ちで会話をすることは

ある程度できるかと思います。

(片足立ちが苦手な方は立ち話を想像してください)

 

でも、

片足立ち&爪先立ちになったら、

バランスを保つことに必死で、

話を聞くことも、

話すことも難しくなり、

会話どころではなくなりますよね?

 

だから、”姿勢”を保つことに必死だと、

”ことば”は脳に届きません!

 

また、姿勢が崩れている状態だと、

自然と覚醒が落ちてきて、

”ことば”は脳に届かなくなりますタラー

 

だから、

”姿勢”が安定していることが、

”ことば”を学習する

上で重要になってきます上差し

 

 

その”姿勢”に関係する感覚は、

前庭感覚”と”固有受容覚”です。

 

前庭感覚”の働きの

・正しい姿勢・負担の少ない姿勢を保つ

・バランスをとる

 

 

固有受容覚”の働きの

・重力に抗して姿勢を保つ

・バランスをとる

 

が主に”姿勢”と関係しています。

 

”姿勢”を保つには2つの力が必要です。

 

① 重力に抗する力

② バランスをとる力

 

①の”重力に抗する力”を育てるためには、

”うつ伏せで反る”活動で背筋を、

”仰向けで丸まる”活動で腹筋を鍛え、

体幹が安定するようにしていく

必要があります電球

 

また、体幹が安定してくると、

”姿勢”以外にも、

手足や目、口が上手く使える

ようになってきます。

 

口が上手く使えるということは、

お話しする力食べる力にも

繋がってきますキラキラ

 

【うつ伏せで反る活動】

・うつ伏せで、手足と頭を上げる

・うつ伏せで、上体を上げて、手で足首を持つ

 

 

【仰向けで丸まる活動】

・仰向けで、膝を手で抱えて、頭を上げる

・鉄棒で、豚の丸焼き

 

 

などがあります。

 

②の”バランスをとる力”を育てるためには、

自分の身体の傾きを感じ、

筋肉に入れる力を調整したり、

身体や足を上手く使ったりすることが

必要です!

 

【バランスをとる活動】

・坂の上り下り

・平均台

・飛び石渡り

・ブランコ

・片足立ち

 

 

 

などがあります。

 

まずは、お子さんが「やりたい!」と思える

遊びからやってみましょう音符

 

”姿勢”を保つことが難しいお子さんですと、

このような遊びを嫌がるかもしれませんもやもや

 

最初は難易度を下げたり、

大人がお子さんをサポートしたりして、

できた!」という経験を

積み重ねていきましょうルンルン

 

そうすることで、

できることが少しずつ増え、

”姿勢”も少しずつ変化してくると

思いますキラキラ

 

今回は

”姿勢”と”ことば”の関係性

について説明しました。

 

ちょっとはご理解いただけたでしょうか?

 

次回は、

”眼球運動”と”ことば”の関係性

についてお話ししようと思いますウインク

 

ご理解いただけるよう努めますので、

是非読んでいただけたらと思いますピンクハート

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

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【ことば・コミュニケーションの発達や食べることをサポートする言語聴覚士】

ことばの発達サポートfluffy代表の多部未来(たべみく)です。

 

”ことば”が出て、

”コミュニケーション”がとれるようになるために

必要な土台があります上差し

 

「その土台とは一体何なのか?」

「どうして土台を作る必要があるのか?」

といった内容を数回に分けて

お伝えしていますニコニコ

 

言語聴覚士がお子さんにアプローチをすることで

対人面や言語面、コミュニケーション面に

変化はみられます!

 

ただ、言語聴覚士が”ことば”だけに

フォーカスを当てて関わっても、

お子さんの変化はわずかなものですタラー

 

そのためには、どうすれば良いのか?

”ことば”が育つための土台を作ることが重要ですキラキラ

 

土台の1番下の部分は、”規則正しい生活”です!

”規則正しい生活”については、

睡眠編】と【食事編】でお伝えしましたウインク

 

4月21日に”規則正しい生活”の上の土台である、

”感覚統合”の概要をざっくりとお話し、

”感覚統合”が”ことば”を育てる土台

であることがご理解いただけたかと思います。

(【感覚統合編〜概要〜】の記事を

読まれていない方は是非ご覧ください)

 

【感覚統合編〜概要〜】の記事でお伝えした、

”感覚統合”で重視されている感覚は、

前庭感覚固有受容覚触覚

の3つです。

 

前々回は”前庭感覚”、前回は”固有受容覚

についてお話ししました。

 

今回は”触覚”についてお話しします!

 

”触覚”は”前庭感覚”や”固有受容覚”よりは

イメージしやすいかと思います。

 

”触覚”とは簡単に言うと、

皮膚を通して、

触覚、圧覚、冷覚、温覚、痛覚

を感じる感覚のことです!

 

もう少し詳しく説明すると…

 

”触覚”には大きく分けて2つの役割があります。

① 識別系ー触った物の形や素材が何であるのか分かる

② 原始系ー防衛機能として瞬時に反応する

 

例えば…

①の識別系は、

ポケットに数種類の小銭を入れていても、

手探りで500円玉を取り出すことができます。

 

②の原始系は、

暗闇で何かに触れられるとビクッと反応することです。

「熱っ!」「冷たっ!」「痛っ!」と

反射的に手を引っ込めますよね?

 

この2つの例の共通点は”見えない状態”であることです。

異なる点は、

意識的に使っているか、

無意識に反応しているか、

です。

 

①の識別系は、発達と共に判別機能が育っていきます。

ただ、発達の偏りなどで触覚に未発達さが残ると、

②の原始系が優位となり、防衛機能が働きます。

 

②の原始系が優位だと、

一般的には不快に感じない程度でも拒否的になり、

情緒不安定対人関係のトラブルに繋がりますタラー

 

触覚”の働きは…

 

① 防衛

② 識別

③ ボディイメージ(身体地図の把握)の発達を促す

④ 情緒を安定させる

⑤ 覚醒の調整

⑥ 手先の器用さ

 

が挙げられます。

 

触覚を強く感じすぎると…

・汚れることを嫌う

・(触れたくなくて)不器用

・偏食

・睡眠が不安定

・寝つきにくい

・物音で起きる

・パニックになりやすい

・知らない人が集まる所が苦手

・知らない人を警戒する

・全体を見渡せる所にいたがる

・他害

 

触覚を弱く感じる、感じられないと…

・痛みに鈍感

・自傷で痛がらない

・(道具に触れてもよく分からないため)不器用

・動画や遊びに夢中だと、触れても気付かない

・口に手を入れて舐めている

・注意が向きにくい

 

という状態として表れます。

 

お子さんに当てはまる項目はありましたか?

 

ちなみに、私は…

 

知らない人が集まる所が苦手で、

知らない人を警戒して、

不安や緊張が強くなります驚き

そんな状況で、背後から声を掛けられると、

異常にビクッとしてしましますハッ

 

また、20歳頃のエピソードですが、

美容師さんに髪の毛を触られる時に

頭皮から背中にかけて鳥肌が立ち、

不快で全身が緊張し、顔も強張り、

極力うつむいてやり過ごしていましたガーン

 

では、どうやって”触覚”にアプローチしたら良いのか?

 

本人が受け入れてくれる遊びや活動から取り組みましょう!

無理やり触らせるのは逆効果なので、控えてください注意

 

【好きな感触探し】

・ふわふわしたぬいぐるみや毛布

・感触系の絵本

・ふれあい遊び

・マッサージ(どういう触られ方が好きなのか)

 

 

 

【色々な感触遊び】

・水遊び

・泡遊び

・小麦粉粘土

・スライム

・砂遊び

・ボールプール

 

 

 

【お手伝い】

・クッキング

・洗濯

 

 

【識別する力を育てる遊び】

・何かなBOX

・感触あてクイズ

・背中文字あてクイズ

 

 

 

まずは、お子さんが「やりたい!」

と思える遊びからやってみましょう音符

 

大人が楽しそうに遊んでいる姿を見せて、

興味を持ってもらうことから始めてみるのも

良いと思いますルンルン

 

また、過敏なお子さんは、

サワサワ触られるとゾワゾワしますが、

ギューっと圧を掛けて触る

と受け入れてくれやすいですグッ

 

それでも、触られることを嫌がるのであれば、

毛布や布団を身体の上に敷いて、

その上から圧を掛けて、

じっくりと触ってみてください!

 

 

ギューっと圧を掛けて触られるのに慣れたら、

手のひらやグーでトントンしたり、

ギューっと揉んでみたり、

指先でツンツンしてみたりして、

どの触られ方が好きなのか

を把握しましょう電球

 

お子さんが不安な時に、

その触り方で触ってあげて、

不安や緊張を軽減させましょうピンクハート

 

あとは、見える所から触れてあげましょう目

見えない所を触る時はどこを触るのかを

伝えてから触ってあげてください!

どこを触られるのか予期できていると、

少し安心しますほんわか

 

クイズ系は、まず大人が回答者になり、

お子さんには出題者になってもらいましょうルンルン

そうすると、そのクイズの楽しみを感じた上で、

自分も答えたい!

気持ちが芽生えると思いますウインク

 

今回は”触覚”について説明いたしました。

ちょっとはご理解いただけたでしょうか?

 

この記事で、お子さんのことを

少しでも理解できる部分が

みつかればと思いますピンクハート

 

これまで3回にわたって、

前庭感覚固有受容覚触覚

について、それぞれお話ししてきました。

 

次回からは、

感覚統合ことばの発達の関係性

についてお話ししようと思いますニコニコ

 

引き続き、読んでいただければ幸いですにっこり

どうぞよろしくお願いします!

 

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