久しぶりに お花のお手入れシリーズです
（生徒さん達の紫陽花アレンジメントのリンクは この下にずらっと並べています↓）
美人の代名詞でもあり 紫陽花といい仲間の百合のお花
蕾が咲いて 開いて と 先日のレッスンでも 鉄砲百合を使った生徒さん達から あとから 花が咲いてきましたーなど いろんなレポートをお寄せいただいています
その際に生徒さんたちとやりとりしたことで「花粉」の話 今日は書いておこうと思います
まず 大前提にあるのが 百合を飾るとき
ゆりの花粉を
取る
取らない
皆さんは どちらですか？？
私はですね
とります
それはそれは 昔 お花を習い始めた頃 お気に入りの白（っぽい）ワンピースに うっかり 百合の花粉が・・という苦い思い出があるんですよね
布地についたゆりの花粉の汚れを落とすことは 至難の技。
花びらについた百合の花粉も花の美しさをマイナスしてしまいます
ただし
長いお花生活の中で1度だけ
お悔やみのお花を 故人の書斎に直接飾らせていただくため あがらせていただいたことがあるのですが その際 ご家族から
「百合の花粉は撮らないでください」
とはっきり 依頼されたことがありました
書斎を使っていた主が 百合の花粉がついてるのを眺めるのが好きだったとのこと
現場で花粉とりをしようと思っていた私が ほっとしたのは言うまでもありませんでした・・
百合が咲いている姿そのものを愛する人もいるということです
一般的には テーブルクロスに落ちたり 洋服についてしまったり 花びらについてしまったりするので 取り除くことをお勧めします
もう一つ 花の使命からくる理由が１つ。
そもそも花粉は 受粉のためにあります
花はなぜ咲くか、といえば 子孫を残すため（繁殖）。
お花というのは 「受粉」するために 花が咲きます。
そして 受粉すると お花は劣化のスピードが早まると言われています
植物であるけれど なんだか 動物的ですね。
生き物は 繁殖するのに 相当のエネルギーを消費するという感じかしら。。
百合は長持ちする花の一つですが
やはり花粉がない方が長く咲いてくれるのかな。。。
そんな期待も込めて 花粉を取り除いています
そんなわけで
百合の花粉の取り方を２分弱のビデオにしました
ハサミも使うことなく 素手で 手も汚さず 簡単に取るタイミングと方法を、ぜひご覧くださいね
（みんな 実践しているとばかり思っていたのですが まだまだ伝え切れてませんでした！）
＊花粉のない百合のことも出てきます
梅雨入りした関東
ジメジメですがやっと季節が進み出しましたね
7月のテーマなどはこちらをご確認下さい
（レッスン日は 7/12-13-14です）
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今までブログに紹介した 今月の紫陽花アレンジメント
美女図鑑？ 先輩たちの笑顔！
立体感をうまく出してくれた生徒さん
挑戦し続ける生徒さん
進化し続ける生徒さん
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