生徒さん作品のご紹介が続きましたが
今日は 6月に贈答のお花としてお届けしたお花をご紹介します
直近から、、お供えのお花を今日は紹介します
訃報が届いてから日も経っていないため お花は全て「白上がり」でお作りしました
今回は 偶然同じ時期に訃報を受け取ったかたからのご依頼で
２つ、お届け先は別々の方たちです。
最近 お別れが多くなったのは私も同じです
ちなみに お悔やみのお花で 白だけでお送りする時 お花の仕事の中では「白上がり」でまとめる、とか 「白上がり」でお作りする、といいます。
白上がりとは 文字通り 全て真っ白で作ることで
昔は（私の世代の人は十分昔。。）４９日までのお花は全て白上がり、が常識でした
今では 優しい水色、紫、ピンクを添えることもありますし ご家族が望めば とびきり明るいお花を包んだこともあります
そもそも 白上がり、という言葉はは
染めものの色の言葉から来ているようです
紺色や黒の布地などに 模様を白く染め抜くこと。白上げのことです
そして もう一つは お釈迦様のお話から。
お釈迦様が亡くなった際に 夏椿、（沙羅双樹）が 一気に枯れて白くなったという説があるところからくる白
お寺によっては このことを大事にしていて 白上がりのお花を飾るとしているところもあるようです
なるほどなるほど。。。
「白上がり」の語尾に来る「あがり」とは・・
と思って考えてみると
食いしん坊の私の頭にくるのはまずはお寿司屋さん。
しめの挨拶・「あがりちょうだい」といえばお茶が出てきて 会計へ。。ですよね。
「あがり」は 「最後の」という意味もあるようです。
白上がり、って 人生の最後ってことなんだね、 改めて考えさせられました
今回は残された方がどちらも ご高齢の男性お一人、と聞きました
お一人でのお暮らし、お花も 管理しやすいように 小さめのバスケットで作りましょう、と ご依頼主さまとご相談して 写真のようなお花になりました
使ったお花は
白ゆりは八重咲き（花粉が出ませんので 管理が楽かな）
白いカラー
白いトルコキキョウ
白い小菊
です
人生はいつか「あがり」がくる。
そんなことを思うことも増えてきましたが
残された私たちは 生きて まだやっていきたいことがありますよね
先輩たちのように「あがり」を迎えるまで 日々しっかりと生きていかなくてはですねと ご依頼いただいた方と言葉を交わしました
無事お届けして良いお供えになったようです
大事な役目をお任せいただき 気持ちも引き締まるとともに この度も学ばせて頂きました
日々 目の前のことでいっぱいの私ですけれど
人生のあがりまで 私は あと何を残せるでしょうか。
最近そんなことも 頭に浮かぶようになりました
目の前のことといえば 来月のレッスンですね
暑いけれど 夏のお花をご紹介せずに夏は終われません
夏のアレンジ、7月のテーマなどはこちらをご確認下さい
（レッスン日は 7/12-13-14です）
＝＝＝
今までブログに紹介した 今月の紫陽花アレンジメント
美女図鑑？ 先輩たちの笑顔！
立体感をうまく出してくれた生徒さん
挑戦し続ける生徒さん
進化し続ける生徒さん
＝＝＝
レッスンのお申し込み、そのほか のご相談はLINEにて
（私の個人ラインアカウントではなく 教室のラインの方にお願いします）
フラワージェンヌのLINE公式アカウント
人気のあるミモザやクリスマスのレッスンは LINEのメッセージから募集をご案内しています
季節のお花についてビデオレターが届いたり、プレゼント企画も時々あります
お得な情報ゲットしてくださいね
もちろん 直電話も受け付けています（番号は下に↓）
横浜馬車道・関内のフラワーアレンジメント教室
フラワージェンヌ
電話の方は
09080453722 岸まで、
教室に関する連絡は 現在 主にLINEを使っております。
馬車道界隈の景色や レッスンの様子など時々更新
教室の場所
★関内アトリエ教室★
事務所兼アトリエ・完全予約制
横浜市中区相生町4-69 関内和孝ビル6階→map
★石川町教室★注・貸しスペースです
通常 第４火曜 13時30分〜→map
(こちらは 貸しスペースです。
レッスン開催時のみ利用させて頂いています直接の訪問はご遠慮ください）