こんにちは。渡邉利咲です。
ご本人の許可をいただいたものを掲載いたしますね^^
ある小さな女の子がいました。
「失敗するたびに泣いてひどく落ち込むんです」とお母様もどう接したら良いのか悩んでいたようでした。
失敗といってもまだ小さいので味噌汁をこぼしたり、お皿を落としたり、その程度です。
お母様は怒ることなく「大丈夫だよ、泣かないで。」と慰めていました。
そしたらにさらに落ち込んで、どうしようもない状態になっていたそうです。
そこで私のほうから提案をしてみました。
まず、慰めるのではなく、解決策を考えさせること。
要するに、慰めるという行為は失敗にフォーカスしたもので、その子の場合には生産性がありません。
もちろん、一旦、気持ちを汲んであげるのが必要な子もいますので十人十色ですが。
でも、その子の場合は慰めるとさらに羞恥心は高まって、落胆すると思いました。
そこで「失敗したら次はどう対応したら良いか?」ということに意識を向けると、失敗から学んで未来につなげることにフォーカスすることになります。
余裕があれば「次に上手くいかせるためにはどうしたら良いか?」も考えられるとベターです。
お子さんの性格から時間がかかることはわかりましたので、「時間はかかりますが、しばらくそのように接してみてください」とお伝えしました。
そして数か月後、女の子は失敗しても泣いて落ち込むことはなくなりました。
例えば、味噌汁をこぼしたら
「いま私がよそ見をしていたからこぼしたから、今度からよそ見をしないようにしたらいいんだよね!」
と明るくお母様に話していました。
そして
「味噌汁をこぼしたら、雑巾を持ってきて拭く」
と自ら解決策を話し、テキパキとこなすようになりました。
落ち込む様子は見せず、反省と解決策を言うようになり、それから失敗することは激減したそうです。
「子供は以前とは別人のようになりました。でも、反省していないようにも見えるのですが、これでいいんですかね?」
とお母様は苦笑い。
でもそれは見かけ上はそう見えるのですが、実は彼女の内側は傷ついています。
一見、失敗しても明るくしていているので周りから見たら違和感があるかもしれませんが、そこで失敗を責める言い方をすると追い打ちをかけて傷が深くなるのです。
失敗が激減したというのもその証拠で、本人はちゃんとわかっていると思います。
お子様が社会人になって、会社に入って仕事で失敗したときに明るい笑顔で「失敗しました!」なんて言って揉めないかというご心配があるかもしれません^^;
でもお子様はちゃんとバランスよく状況を見ることができますので、社会人になったら空気を読んで上手く対応できます。
さて、これは誰にでも言えることでもなく、お子様によって躾の仕方は異なってきます。
だからそれぞれの性格に合わせて対応していくのがベスト。
心に入る伝え方も人それぞれ。
お子様それぞれの性格を見ながら話していけると良いのかな、と思っています♪
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。
















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