見た目、話し方、ふるまいを変えて
子育てママなのにエレガント
格上げおしゃれプランナー
マスターインストラクター
津田由加里です。
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私は今、
ファッション、メイク、話し方を伝える
格上げおしゃれプランナーとして
活動する傍ら、
フラワーアレンジメント講師としての仕事も
ずっと続けています。
花というものに出会って20年。
教室を立ち上げてから
間もなく15年になるのですが
時々考えるんですよね。
いつ、どの瞬間に
【花で生きていこう】と
そう決めたんだっけ?
そんなとき、
必ず思い浮かぶシーンがあります。
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あじさいの涙
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『9月に娘の結婚式があるんだ
退院許可もらってさ、俺、行かないと』
病室から嬉しそうな父の声がして
私は思わず廊下で佇んだ。
側にいる婦長さんは
肯定も否定もせず
ただ静かに笑っている。
手に握りしめた
あじさいの花に
大粒の涙がポトリ ポトリと
零れ落ちた。
・・・
病院に行ったときには
既にステージ4だった父は
私の結婚式の2ヵ月前に
他界しました。
家の中でも
ろくに口もきかない
話しかけられても素っ気ない
全くかわいくない娘でした。
でも、看病生活をしながら
産まれて初めて
父の側で過ごしながら、
気付いたんです。
私がどれほど愛されていたか。
どれだけの思いで
私を育ててくれたか。
【娘の結婚式に出たい】
という思いとは逆行して
身体はどんどん弱ってやせ細り、
100キロに届きそうだった
大きなおなかはぺしゃんこになり、
歩くコトも
食べるコトも
トイレに行くコトも
出来なくなり、
シーツの小さな折り目が気になって
夜中に何度もナースコールを押す父は
どんどん赤子に戻っていくようでした。
そしてついに
話すことも出来なくなり
面会に行っても
ただただ沈黙・・・
そんな中。
大きな瞳でじっとみつめる
その視線の先にあったのが
私がせっせと作っては飾っていた
フラワーアレンジメントでした。
そこに言葉はないけれど
心と心が通じ合った気がして。
わがままで、
やさしくできなくて、
いい娘じゃなくて
本当にごめんなさい。
でも、わかってくれた気がしたんです。
花を通して。
お花って、
言葉が無くても
心と心を
結び付けてくれるもの。
そう思っています。
寄り添う親子にはなれなかった
父と私。
でも、今も、いつまでも
静かにそっと、
心の花が咲いています。
だから伝えたい。
花のやさしさを
共有できる
人と人との絆、
その温かさを。
今、
花に限らず <ハンドメイド> を仕事にしていくための
アカデミーも開講しているのですが、
どんな人もきっと
自分だけの思い入れがあるはずの
大切な作品たち。
届けるべき人に届けるために、
講師力、人間力を高めるために、
こちらの講座をご用意しています。
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格上げインストラクター養成講座
お申込みは本日4月21日まで