美味しく楽しく介護の食事!
先月無事96歳を迎えた母の介護をしています。…と言っても娘の顔も解らないような認知症ではないし、寝たきりでいる訳でもなく、毎晩晩酌をしている程だし、デイケアでリハビリをし月に1〜2回はショートステイを利用して暮らしているので、世にいう介護生活に比べたら楽な方なのだろうと思います。それでも起きるところから着替え、食事、トイレの全てに子供以上に手がかかり、時折り疲れた〜っ!とヘタレます💦中でも一番頭を悩ませるのは食事です。咬む機能を維持する事も大切ですが、オットと話した結論では何より口からの栄養摂取を優先させるべきという事でした。そこで、飲み込みやすく栄養価も高めで、且つ美味しく食べる事の出来る食事を考えます。少し前までは玄米ご飯も食べていたのですが、口腔乾燥が強いせいか噛み砕いても飲み込むことが難しくなり、柔らかく崩れるような形態ばかりです。カブのポタージュは夫にも好評でした!野菜やハムなどの食材にはんぺんを合わせて蒸してムース状に。ハッシュドビーフはブレンダーにかけてからかおかゆと一緒に提供。山芋はおろしてお刺身とワサビ醤油で和えるほか油で揚げてみたり、里芋などもマッシュして揚げ出し風にすると美味しいです。基本的に自分達と同じものを食べてもらいたいと考えてメニューを決めますが、今はお皿の上でトロミをつけられる食品添加物もあるので飲み込みやすいあんかけにする事も容易です。また、ヘビロテで朝食にしているのは、バナナ、黒胡麻きなこ、ココア、はちみつ、牛乳を使ったバナナスムージーと手作りカステラです。(超ハイカロリー!)先日はチーズスフレを作ったり、母のおかげで久しぶりにお菓子作りに燃えています💕