よくわからないNHKの番組改編 | アナログオーディオと音楽★NetThePopブログ

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ヤフブロ移民組

 最近は立ち寄ることがなくなった深夜のコンビニ。勤め人をしていた頃、あるいは親の介護をしていた頃、深夜の1時、2時に致し方なく深夜のコンビニに買い物に行く事があった。住宅街に近い深夜のコンビニは寂寥感に満ちている。物悲しいものがある。賑わっている訳がない。客が来ないので、アルバイトの兄ちゃん、姉ちゃんが店外で煙草を吸っていたりする不届きな場面に遭遇する場合もあった。水道光熱費と人件費をかけて24時間営業していて採算が合うのかと余計な心配までしてしまう。コンビニは値段が高い。おまけに深夜は商品の補充時間を過ぎているので、買おうと思ったものがなかったりする。コンビニが地方に台頭しだしたのは、1970年代後半から80年代初めくらいだろうか。その頃「開いてよかった」などというキャッチコピーがあった。くたくたに疲れて、もう目は涙目になるくらいショボショボになっていて、何んとか最後の力を振り絞って買い物をしようと入った店に目的のものがなかった時の脱力感は筆舌につくしがたいものがある。そんな時は「開いてただけでしょ」と言いたくなったりした。

 4月、新年度になって色々なものが改編される。テレビ、ラジオの番組も改編される。何となくラジオを聞いていることが多い日常なのだが、とても呆れたのがNHKFMの平日23時台から24時台の番組である。いつも聞く番組があったりなかったりする時間帯なのだが、驚いた事に4月1日から何故か外国語講座をやっている。

私の勝手な決め事なのだが、FMは音楽を中心に流す媒体だったはずである。NHKの第2放送でやるべき番組を何でFMに持って来るのか、頭の上に果てしなく?マークが浮かんでしまう。テレビでもBS4Kの開始と引き換えにBS1と2を統合がしたがために、結構無理な番組構成になっていたりする。

 かつて竹中平蔵とかいう人が総務大臣兼郵政民営化担当大臣だった時、NHKFMぶっ潰す的方針を打ち立てたことがあった。当時、唖然としながら、多くのブロガーの方々と連携しながら、竹中平蔵という人のブログに苦言多々な意見攻撃をしかけたり、トラックバック機能を有効に使いながら(昔のブログはサイトメーカーが違ってもトラックバックが可能だったりした)ネット上で反対表明した。そんなこんなの行動が功を奏したのかどうか不明だが、NHKFMは生き残った。ヤフブロ時代で、このブログにもその時記録が残っている。残念ながら記事へ沢山あったコメントはアメブロに移った時点で全部消えているが…。

 そんな時代を経験して来た人にとっては、何でFMで夜中に外国語講座?となってしまう。何の効率化なのか?それとも奇をてらって受けを狙っているのか?理解不能である。

 夜中の外国講座の放送は、深夜のコンビニで買いたいものが品切れだった時の脱力感と重なるのである。

 

ON AIR画像出展 NHKらじるらじる(一応著作権気にして記述)

 

written by 鹿毛不二彦