サブプライム問題に関し米ブッシュ大統領が、対策をまとめると報じられたことを好感し東京株式市場は幅広い銘柄が買われとうしょう1部の値上がり銘柄が1559銘柄と90%の銘柄が値を上げるほぼ全面高の相場展開となりました。


日経平均は、2003年8月から下回ったことのなかった24ヵ月移動平均線(16378円)を今月の月足が下回るのではなかと心配されましたが大きく上回って取引を終え、7月23日に下回った25日移動平均線(16525円)も上回って終わり高値引けとなりました。


まだ実需の商いは盛り上がっておらず、出来高は20億株を割り込む低調な商いでエネルギー不足の感は強く名実伴に9月相場入りとなる来週からの商いを注目したいところです。


個別銘柄は、本日も東証1部の売買代金1位、2位、8位と上位を占めているメガバンクの動きが気になります。


売買代金トップの●みずほFG(8411)は、約2ヵ月ぶりに引け値で25日移動平均線(714560円)を大きく上回って取引を終えました。節を抜けてきており戻りを試す展開が期待できそうです。


2位の●三菱UFJFG(8306)、8位の●三井住友FG(8316)はまだ下値を固める段階にあるものの反発のタイミングが近づいている感じです。


サブプライム問題でも国内の銀行は痛手が少なく、サブプライム問題で痛んでいる欧米の銀行との比較感から注目を集めてもおかしくない感じです。


出遅れている銀行株は、戻り相場を牽引する可能性があり要注目と思われます。

証券会社が格付け変更・目標株価変更した銘柄は、

みずほ証券 

●パーク24(4666) 2→3 引下げ
 第3四半期決算発表で稼働率の伸び悩みと新規開発物件の収益化の遅れで通期会社利益計画の達成は難しくなったと判断。

先日も掲載しましたが、本日の東京市場の動きを見ているとまさに「閑散に売りなし」の格言通りの相場展開となっています。日米伴に経済指標の発表が相次ぐことや、サブプライム問題の影響が見極めずらい海外ファンドに対する懸念が強く外国人投資家の買い手控え姿勢が強まっていることで積極的な買い手不在が続いており低調な商いのなか方向感に乏しい展開が続いています。東証1部は連日20億株を大きく割れる低調な出来高が続いており主力株は総じて戻り売りに押される展開となりました。


半面、新興市場は指数の動きは緩慢で3市場とも5日移動平均線を挟んだせまいレンジの持ち合いとなりましたが、個別銘柄ではジャスダック市場の●テレウェイブ(2759)が売買代金3位の大商いでストップ高、マザーズ市場では●NGIGROUP(2497)が売買代金2位の大商いでストップ高するなど商いを伴って急伸する銘柄が散見されます。東証1部市場でも値上がり上位は●紀州紙(3882)、●フェニックス電機(6927)など時価総額が100億円強の小型株の上昇が目につきます。小型株はここまでの上昇相場のなかではあまり目だった動きがなく見切り売りに実態以上に大きく売られた銘柄が多かっただけに買い戻されている感じです。


低調な商いが続いていることから、小口の資金でも大きく値上がりする可能性があり資金効率のよい小型株に資金が向い始めています。


新興市場の小型株は注意してみておきたい局面です。





証券会社が格付け変更・目標株価変更した銘柄は、


【野村証券】
●ソフトウェア・サービス(3733) 新規2
 電子カルテ市場の拡大で高成長を持続。


【ドイツ証券】
●日本テレビ(9404) Hold→Buy 引上げ
目標株価19000円継続
 地上波テレビ局は北京五輪に向かって業績を回復、また中期的には地上デジタル、インタネットTV の普及とともに成長力を高めると判断。

●TBS(9401) Sell→Hold。引上げ
目標株価2550円→3300円
 赤坂再開発が2009年3月期から収益貢献し、2010年3月期にはフル寄与する見通し。


【モルガンスタンレー証券】

●商船三井(9104) Overweight。
目標株価1739円→1966円
 大手3社の中で、ドライバルク市況に対する利益感応度が最も高い。

米国株安、円高を嫌気され幅広い銘柄が売られたことから日経平均は一時16000円を割り込み400円を超える大幅安となりました。本日は売買代金が2兆4150億円と2兆円を超えてきたものの依然として商いの盛り上がらないなか、小口の売りに押された感じです。東証1部の個別銘柄を見てもここまで賑わってきた主力株は、信用取引の買い残が積み上がっている銘柄が多く短期筋の見切り売りに値を消す銘柄が急増したのではと思われます。ちなみに非鉄株の●住友鉱(5713)は信用取引の貸借倍率14倍、商社では●伊藤忠(8001)が16倍、鉄鋼株では●新日鉄(5401)が13倍、自動車株の筆頭●トヨタ(7203)が15倍と軒並み貸借倍率が10倍を超えており、売り残に対して10倍以上膨らんでいる信用取引の買い残が戻りの段階で売りに回ってくることから、低調な商いが続く現状では上値を重くしている感じです。


半面、新興市場はジャスダックの売買代金が429億円と昨日から30%増加、マザーズ市場の売買代金は293億円と昨日から40%増加、ヘラクレスは売買代金はまだ公表されていないものの出来高は昨日の約3倍となっており、回復傾向が顕著にあらわれてきています。新興市場の個別株は、実態以上に売られている銘柄が多いことや、ライブドアショックから売られ続け信用取引の買い残も急減している銘柄が多く、商いが増加してくれば短期間で戻る銘柄が多いと思われます。昨日も掲載しましたがジャスダック市場の●楽天(4755)は連日の大商いで75日移動平均線を奪回してきました。あきらかに新興市場に変化の兆しがでていると思われます。新興市場の小型株の動きには要注目です。

証券会社が格付け変更・目標株価変更した銘柄は、


【野村証券】
●いすゞ自動車(7202) 2→2
●カカクコム(2371) 2→2
●インテリジェンス(4757) 2→2
●NTTドコモ(9437) 3→3
●光通信(9435) 3→3
 
【クレディスイス証券】
●東京建物(8804) OUTPERFORM継続。目標株価1800円
●いすゞ自動車(7202) OUTPERFORM。目標株価920円


寄り付き前の外国人投資家の売買が、売り2000万株 買い1490万株と昨日以上に売買とも減少し外国人投資家が手控え姿勢を強めていることに加え、国内投資家も月末を控え見送りムードが強まっており昨日以上に低調な商いとなりました。


売買代金が1兆8851億円、出来高は13億3187万株と今年の大発会の半日立会いなみの低調な商いとなりました。


さすがにここまで低調な商いが続くと、相場の格言で言われる「閑散に売りなし」の相場展開となっており、上値は重いものの下値を売ってくる投資家もいない感じです。


「閑散に売りなし」の解説を見てみると、

【相場が大きく下落した後、出来高が減り、揉み合いに成ると、強気
だった者も次第に弱気になり、空売りをしたい心理状態になってくる。
しかし経験則的にそのような状態になると、目先の売りも出尽くして
いることから、きっかけ一つで急騰する場合も多く、閑散に売りなしと
言う。】


この解説にもあるとおり、こういう状況のときはあるきっかけで急速に戻す可能性があり、空売りなどは注意をしたいところです。


いずれにしましても、この場面は慌てて売るのは得策とは思えません。


じっくり対処していきたいところです。



証券会社が格付け変更・目標株価変更した銘柄は、


野村証券
●アインファーマシーズ(9627) 2→1 引上げ
 行政が具体的なジェネリック薬普及策を示すようになったことから。子会社のジェネリック薬卸のホールセールスターズが2007年4月からグループ外へ販売を開始。
●日医工(4541) 新規2
 注射剤ジェネリック薬の拡大で収益力の強化を図る。
●東和薬品(4553) 新規2
 診療所・開業医市場に特化。開業医市場はブランド薬より薬価差益の大きいジェネリック薬が採用されやすい。医療機関への直接販売体制を取っており、高い収益性を維持することが可能と解説。
●シミック(2309) 新規2
 製薬会社から指名されたモニターが医療機関の臨床試験の進行状況を確認し、試験が適切に実施されていることを保証する業務のモニタリング業務でシェア1位。
●イーピーエス(4282) 新規2
 癌領域におけるデータマネジメント・統計解析が強み。 


大和総研
日本板硝子(5202) 2→1 引上げ
 欧州板ガラス事業の収益拡大が続く。
リンテック(7966) 3→2 引上げ
 業績モメンタムは第1四半期をボトムに改善。


ドイツ証券
●あいおい損保(8761) Hold→Buy。 引上げ
 第1四半期の海外事業が好調、資産運用も好調で業績予想を上振れる可能性あり。


モルガンスタンレー証券
●博報堂DYホールディングス(2433) 新規Overweight。目標株価9000円
 広告市場が飽和状態にあるなか、グループ内製化の強化による利益創出力の強化、クロスメディア展開による統合マーケティング・サービスの強化などで中期的な業績成長が期待できると解説


米国市場でNYダウが急伸したものの出来高は11億株と約2ヵ月ぶりの低調な商いとなった。東京市場も日経平均が小幅反発したものの出来高は14億7122万株と昨年12月以来の低調な商いとなりサブプライム問題による信用収縮で市場参加者が急激に減少している感じです。低調な商いが続いているだけに上値が重く一時24ヵ月移動平均線(16367円)を上回った日経平均は押し戻されて取引を終えました。日米ともに低調な商いが続いていることから、滞留出来高の多い水準
 日経平均では16500円、NYダウでは13500ドルをいっきに抜くのは難しそうな感じです。


個別銘柄で見ても、●丸紅(8002)など商社株、●住友鉱山(5713)など非鉄株、●新日鉄(5401)など大型鉄鋼株などは、ここからいっきに戻るのは難しいと思われます。


半面、事業停止命令を嫌気され5連続ストップ安となるなど過剰反応と思われるほど大きく売られた●フルキャスト(4848)が、本日まで4日連続ストップ高と急速に戻しています。


フルキャストの動きを見ていると、本来その銘柄が内在している価値を大きく下回るほど急激に売られた銘柄は適正な水準まで戻ろうとする力が強く働くのではないでしょうか。

先週末まで連続ストップ安となっていた●ブロードバンドタワー(3776)も、フルキャストと同様な動きになる可能性もあるのではないでしょうか・・・

証券会社が格付け変更・目標株価変更した銘柄は、


大和総研

●テクモ(9650) 3→2 引上げ
 業績モメンタムが上向く。


 ゴールドマンサックス証券

●京都銀行(8369) 中立→売り推奨 引下げ。
 同行保有の任天堂等の株式の価値は十分に同行株価に織り込まれていると考えられる。
●三井物産(8031) 強い買い推奨を強調。
 同証券で鉄鉱石の価格見通しを上方修正。

アナリストの、商社株へ強気の見方は、継続しているようです。