昨日20億株を12営業日ぶりに回復した東証1部市場の出来高が、本日15億株と再び20億株を大きく下回ったことで東証の主力銘柄は戻り売りに押される上値の重い展開となりました。


昨日売買代金トップの大商いで急反発した●新日鉄(5401)が25円安と25日移動平均線に上値を押さえられ急反落円安を好感され下げ渋っていた●キャノン(7751)●ソニー(6758)も値を消す展開となりました。また、●三菱重工(7011)は8月17日安値642円に迫る動き、●JFEHD(5411)も下値を切り下げる展開と売買代金上位の主力株には軟調な銘柄が目立っています。


半面、新興市場は●楽天(4755)●インデックス(4835)などが商いを伴って堅調な展開となっています。
ブルームバーグでは、国内の年金積立金管理運用独立行政法人が年内をめどに小型株への投資に踏み切る計画と報じており投資額は1000億円程度と見られています。


ここまで売られた新興市場にもやっと長期投資の資金が目を向けてきた感じです。

新興市場には予想PER10倍割れや、PBRが1倍割れがごろごろしており、今買って寝かせておけば1年後2年後には、2倍3倍になる可能性があると思われます。


年金資金など長期の資金が入ってくれば、底なしのように下落している新興市場の小型株の下値がかたまってくると思われますので、下値が固まったのを確認して狙っていくタイミングが近づいています。

新興市場の復活は、もう秒読み段階です・・・

証券会社が格付け変更・目標株価変更した銘柄は、


【野村証券】
●ビー・エム・エル(4694) 新規3
●日清食品(2897) 2→3引上げ
 
【ゴールドマンサックス証券】
●ポイント(2685)  「中立」でカバレッジ開始。
●グリーンホスピタル(3360) 「買い推奨」継続。
目標株価26万円→15万円
 
【みずほ証券】
角川グループホールディグス(9477) 3→2。引上げ
目標株価3100円 

【モルガンスタンレー証券】
●ダイキン工業(6367) Equal-weight→Overweight。引上げ
目標株価4600円→6100円
●コマツ(6301) Equal-weight継続。
目標株価3460円→3960円 
●日立建機(6305) Overweightの投資判断で調査再開。
目標株価4970円
●豊田通商(8015) 新規にOverweight、
目標株価3600円


【クレディスイス証券】
●リンナイ(5947) NEUTRAL継続、
目標株価3500円→3200円
●清水建設(1803) NEUTRAL継続、目標株価730円→650円

今日は、朝から何とも文字に表現できないような相場でした。
昨日の引け味が悪かったことと、米国での経済指標も良くなかったことから、寄り付きから売り優勢となり、また外資系証券が先物で売りを仕掛けているとの噂も広がり(実際そうだったようですが)、一時15840円と先週の安値15830円の水準まで売り込まれるなど、緊張する場面もありましたが、前引け前から買戻され終わってみれば、16257円△98円。大陽線を立てて終了しています。何度もこういう場面をみてきましたが、昨年の6月のSQのときもそうですが、悪材料が亡霊のごとく付きまとい、振り回されます。昨年の6月は日銀のゼロ金利解除で景気が腰折れするという弱気のアナリストが急に注目され、またマスコミもこぞってそれを書きたてたことで不安心理が増長、そこに先物業者の売り仕掛けが見事にはまり、株価は大きく下落したことを記憶されている方も多いと思います。今回のサブプライムローンも全く同様なことではないかと思っています。確かにヘッジファンドの資金は投資家の解約により売りが出ているのは否めませんが、半面、新興市場の外人投資家は、ジャスダック市場でここ3週買い越しが続いています。新興市場で外人が買い越しとなっている理由としても納得がいくのは、新興3市場の今日の終値で連結連結決算をおこなっている企業のうち、利益剰余金があり、今期の連結当期利益がプラス予想でPBRが1倍割れの企業をスクリーニングすると1334社中348社あります。PBRといえば、ご存知のように会社の解散価値である純資産と現在の株価を比較しるものですが、それをも下回る企業が300社以上あることは、明らかに売られすぎで、そこに目を付ける外人も出てきて当然と思われます。2003年不良債権の問題で銀行株が売られ続け、りそな銀行にいたっては47円(現在でいえば47000円)と額面50円割れまで売られました。当然、PBRは1倍割れ。そこを拾い続けたのが外人でした。りそなHDの株価は2005年12月499000円 約10倍となりました。一番大儲けしたのは外人です。
今回も中長期では、先々同じことがきっと起きでくるはずです



【日興シティグループ証券】
●KDDI(9433) 新規1M、目標株価110万円。
 
【メリルリンチ証券】
●伊藤忠商事(8001) 中立→買い。引上げ
目標株価1450円

●ウシオ電機(6925)  中立→売り。引下げ
妥当株価1900円

【クレディスイス証券】

●積水ハウス(1928) Outperform継続、
目標株価2100円→1750円
 

積極的な買いが手控えられるなか、後場に入り先物に大口売りが断続的にでたことで日経平均は大幅安の展開となりました。欧州系と見られる売りが市場の話題となったことも下げを加速したと思われます。また、日経平均のサポートラインとして2003年8月から割り込んでいない24ヵ月移動平均線(16486円)を割り込んだことも投資家心理を悪化させている感じです。寄り付き前の外国人投資家が4営業日ぶりに売り越しに転じ、出来高が依然として20億株を大きく割り込んでいる状況では、なかなか回復の兆しがでないのは無理のないことかもしれません。


本日の欧州系の売りは、商社、機械、鉄鋼セクターが多いといわれており
 ●新日鉄(5401) 15円安
 ●双日(2768) 20円安
 ●住金(5405) 18円安
 ●丸紅(8002) 28円安
 
などが商いを伴って下落しています。上記の銘柄に限らず商社、機械、鉄鋼株は信用取引の買い残が多く、当面戻り売りに押される展開が続きそうです。


新興市場で割安に放置されている銘柄にもヘッジファンドの売りが散見され戻りの鈍い展開が続いており主力株同様の動きとなっています。


ただ、新興市場の割安に放置されている個別株は、信用取引の買い残がボトム圏まで減少している銘柄が多く見られそれらの銘柄は、いつ動意づいてもおかしくないと思われます。今月は、信用取引の買い残が多く売り圧力の強い主力株より、小型株の戻りに期待がもてそうです。

証券会社が格付け変更・目標株価変更した銘柄は、


UBS証券
●島精機(6222) 新規Buy。目標株価6500円 

●NTTドコモ(9437) Sell→Neutral 引上げ
 株価の最近の下落とバリュエーションが理由。


ゴールドマンサックス証券
●J.フロント リテイリング(3086) 「買い推奨」でカバレッジ開始。目標株価1200円。


みずほ証券
●花王(4452) 2→1。引上げ
目標株価3800円→3900円
 売上の基調は昨年度下期より好調。国内最大のホールセラーとしての配荷力や販売力の増強が理由。


モルガンスタンレー証券
●JR東日本(9020) Overweight継続。
1100000円→1122000円
●JR西日本(9021) Overweight継続。
668000円→673000円
●JR東海(9022) Equal-weight継続。
1350000円→1420000円
 鉄道事業の輸送量が予想以上に強いことで3社の目標株価を引き上げ。

昨日の米国市場が休場で市場参加者が限定的で商いは盛り上がらず、売買代金は2兆円を割り込み1兆9025億円と先月28日以来の2兆円割れとなりました。低調な商いのなか方向感は定まらず日経平均は25日移動平均線(16461円)を挟んだ弱持ち合いが終日続きました。これだけ低調な商いとなると主力銘柄は上値の重い展開となり材料銘柄が個別に物色される展開となっています。


日経平均が7月から8月17日にかけての約1ヵ月の短期間で15%以上も急落した後だけに、いっきに戻りるとは考えづらく最低でも1~2ヵ月の日柄調整は必要な感じです。主力銘柄が本格的に戻るには時間がかかりそうで、当面主力銘柄の上値は重そうな感じです。主力株が休養している間、小型株・材料株が活躍する相場展開となりそうですが、本日急伸した●木村化工機(6378)の7月の動きのように短期間で株価が3倍ちかく急騰する銘柄が、でてくるのか注目したいところです。


●木村化工機(6378)原子力発電関連という大きなテーマをバックに株価は仕手化しましたが、今回も大きなテーマをバックに急騰する銘柄がでてくるか注目したいところです。


本日の動きを見ると太陽電池関連株が、注目を集めそうな兆しがでています。

本日急伸した●エヌピーシー(6255)など太陽電池関連は要注目です。

証券会社が格付け変更・目標株価変更した銘柄は、


野村証券
●J.フロントリテイリング(3086) 新規2
 2011年2月期に営業利益600億円を目指す。
●全日本空輸(9202) 新規3
 積極投資で一段の差別化
●日本航空(9205)  新規3
 着実な構造改革の遂行に期待。


日興シティグループ証券
●横浜ゴム(5101) 2M→1M。引上げ
目標株価900円継続。
 株価下落を受けての評価の引上げ。

●ブリヂストン(5108) 2M→1M 引上げ
目標株価2800円→2950円
 株価下落を受けての評価の引上げ。

●住友ゴム(5110) 1M継続。
目標株価1550円→1600円。
 値上げ効果や数量構成のプラスの影響拡大などで同証券では上方修正。


モルガンスタンレー証券
●セコム(9735) Equal-weight→Overweight 引上げ
目標株価6300円→6700円 

●参天製薬(4536)  Equal-weight→Overweight。 引上げ
目標株価3200円→3600円
 2008年度後半発売予定の緑内障新薬の期待を株価に織り込むべき時期と判断。

●東和薬品(4553) Overweight-V→Equal-weight-V。引下げ
目標株価5900円→5400円
 当面のポジティブ材料出尽くしと判断


クレディスイス証券

●サッポロホールディングス(2501) Underperform→NEUTRAL 引下げ
 目標株価650円→600円
 ビール市場の縮小から販売数量が前年割れ。

●DOWAホールディングス(5714) OUTPERFORM継続 
目標株価1410円→1500円
 化合物半導体事業の成長期待が高いとの見方に変更は無い。

●住友金属鉱山(5713) NEUTRAL[V]継続 目標株価2480円→2440円
 ニッケル市況の下落を受け下方修正。


今晩の米国市場が休場で外国人投資家の買いが限定的なことから売買代金はやっと2兆円にのせる低調な商いとなり、積極的な売買は手控えられ方向感に乏しい相場展開となりました。日経平均は25日移動平均線(16495円)を挟んだ弱持ち合いとなり小幅ながら反落して取引を終えました。

先週末約1ヵ月半ぶりに同ラインを抜けたものの、なかなか商いが盛り上がらず上値を追うにはエネルギー不足の感じです。

個別銘柄で見ても東証1部の売買代金トップの●新日鉄(5401)が25日移動平均線に上値を押さえられ伸び悩んでいます。また売買代金上位10銘柄をみても●住友鉱(5713)、●ソニー(6758)、●丸紅(8002)、●住金(5405)が同じく25日移動平均線に上値を押さえられる展開となっています。バルチック海運指数の最高値更新を材料視した海運株の●第一中央汽船(9132)は、売買代金7位で年初来高値にあと一歩のところまで急伸し、上値の重い銘柄が多いなか強さが際立っていますが、鉄鋼・非鉄・商社などの主力株は回復の力が弱い感じです。

また、海運株のなかでもひときわ目立った動きをしていたのは、●乾汽船(9113)で、商いを伴って年初来高値を更新しています。ここから海運株が相場を牽引するかどうかはまだ判断できませんが、このように強い業種が出てきたことは株式相場回復のきっかけとなりそうです。


東証1部、新興3市場ともエネルギー不足で、本格的な回復には程遠い感じがしますが、回復の兆しがでてきたことで今後に期待が持てそうです。


証券会社が格付け変更・目標株価変更した銘柄は、


野村証券
●カルソニックカンセイ(7248) 3→2 引上げ
 自力のコスト削減と日産の生産回復でV字回復へ。
●ニッパツ(5991) 2→3 引下げ
 TDKがタイのHDD用サスペンションメーカーの買収を決めたことで、ニッパツのHDD用サスペンション事業のシェア拡大に不透明感が増したため。
 
みずほ証券

●朝日インテック(7747) 新規2
 PTCAガイドワイヤーで世界シェアを拡大。


モルガンスタンレー証券

●ドトールコーヒー(9952) Equal-weight→Overweight。引上げ
目標株価2600円
 10月1日付けで日本レストランシステムと経営統合、合併により収益基盤は更に強固になる模様。


クレディスイス証券

●DTS(9682) Outperform→NEUTRAL 引下げ
目標株価3700円→4210円。
 第1四半期業績を受け、増額修正。


コスモ証券

●フィールズ(2767) 新規「B+」 ターゲットプライス230000円