積極的な買いが手控えられるなか、後場に入り先物に大口売りが断続的にでたことで日経平均は大幅安の展開となりました。欧州系と見られる売りが市場の話題となったことも下げを加速したと思われます。また、日経平均のサポートラインとして2003年8月から割り込んでいない24ヵ月移動平均線(16486円)を割り込んだことも投資家心理を悪化させている感じです。寄り付き前の外国人投資家が4営業日ぶりに売り越しに転じ、出来高が依然として20億株を大きく割り込んでいる状況では、なかなか回復の兆しがでないのは無理のないことかもしれません。
本日の欧州系の売りは、商社、機械、鉄鋼セクターが多いといわれており
●新日鉄(5401) 15円安
●双日(2768) 20円安
●住金(5405) 18円安
●丸紅(8002) 28円安
などが商いを伴って下落しています。上記の銘柄に限らず商社、機械、鉄鋼株は信用取引の買い残が多く、当面戻り売りに押される展開が続きそうです。
新興市場で割安に放置されている銘柄にもヘッジファンドの売りが散見され戻りの鈍い展開が続いており主力株同様の動きとなっています。
ただ、新興市場の割安に放置されている個別株は、信用取引の買い残がボトム圏まで減少している銘柄が多く見られそれらの銘柄は、いつ動意づいてもおかしくないと思われます。今月は、信用取引の買い残が多く売り圧力の強い主力株より、小型株の戻りに期待がもてそうです。