今晩の米国市場が休場で外国人投資家の買いが限定的なことから売買代金はやっと2兆円にのせる低調な商いとなり、積極的な売買は手控えられ方向感に乏しい相場展開となりました。日経平均は25日移動平均線(16495円)を挟んだ弱持ち合いとなり小幅ながら反落して取引を終えました。

先週末約1ヵ月半ぶりに同ラインを抜けたものの、なかなか商いが盛り上がらず上値を追うにはエネルギー不足の感じです。

個別銘柄で見ても東証1部の売買代金トップの●新日鉄(5401)が25日移動平均線に上値を押さえられ伸び悩んでいます。また売買代金上位10銘柄をみても●住友鉱(5713)、●ソニー(6758)、●丸紅(8002)、●住金(5405)が同じく25日移動平均線に上値を押さえられる展開となっています。バルチック海運指数の最高値更新を材料視した海運株の●第一中央汽船(9132)は、売買代金7位で年初来高値にあと一歩のところまで急伸し、上値の重い銘柄が多いなか強さが際立っていますが、鉄鋼・非鉄・商社などの主力株は回復の力が弱い感じです。

また、海運株のなかでもひときわ目立った動きをしていたのは、●乾汽船(9113)で、商いを伴って年初来高値を更新しています。ここから海運株が相場を牽引するかどうかはまだ判断できませんが、このように強い業種が出てきたことは株式相場回復のきっかけとなりそうです。


東証1部、新興3市場ともエネルギー不足で、本格的な回復には程遠い感じがしますが、回復の兆しがでてきたことで今後に期待が持てそうです。