今日は、朝から何とも文字に表現できないような相場でした。
昨日の引け味が悪かったことと、米国での経済指標も良くなかったことから、寄り付きから売り優勢となり、また外資系証券が先物で売りを仕掛けているとの噂も広がり(実際そうだったようですが)、一時15840円と先週の安値15830円の水準まで売り込まれるなど、緊張する場面もありましたが、前引け前から買戻され終わってみれば、16257円△98円。大陽線を立てて終了しています。何度もこういう場面をみてきましたが、昨年の6月のSQのときもそうですが、悪材料が亡霊のごとく付きまとい、振り回されます。昨年の6月は日銀のゼロ金利解除で景気が腰折れするという弱気のアナリストが急に注目され、またマスコミもこぞってそれを書きたてたことで不安心理が増長、そこに先物業者の売り仕掛けが見事にはまり、株価は大きく下落したことを記憶されている方も多いと思います。今回のサブプライムローンも全く同様なことではないかと思っています。確かにヘッジファンドの資金は投資家の解約により売りが出ているのは否めませんが、半面、新興市場の外人投資家は、ジャスダック市場でここ3週買い越しが続いています。新興市場で外人が買い越しとなっている理由としても納得がいくのは、新興3市場の今日の終値で連結連結決算をおこなっている企業のうち、利益剰余金があり、今期の連結当期利益がプラス予想でPBRが1倍割れの企業をスクリーニングすると1334社中348社あります。PBRといえば、ご存知のように会社の解散価値である純資産と現在の株価を比較しるものですが、それをも下回る企業が300社以上あることは、明らかに売られすぎで、そこに目を付ける外人も出てきて当然と思われます。2003年不良債権の問題で銀行株が売られ続け、りそな銀行にいたっては47円(現在でいえば47000円)と額面50円割れまで売られました。当然、PBRは1倍割れ。そこを拾い続けたのが外人でした。りそなHDの株価は2005年12月499000円 約10倍となりました。一番大儲けしたのは外人です。
今回も中長期では、先々同じことがきっと起きでくるはずです