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so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、なんと表現すればいいか、滝そばまで行って水しぶきを浴びるわけですので、Wetと表現します。

 

そのWetぶりがどの程度か行かなきゃ分かりません。

 

WetどころかSoakです。(^^)/

 

ぼくはウィンドブレーカーとナイロン製のズボンの上に、雨合羽の上下を着こみました。

 

これはお勧めできません。

 

待ち時間が長すぎて、滝でぬれるより先に汗でびっしょりになります。

 

着替えを前提に、なるべく裸に近い格好がいいです。

 

水着かサーフパンツがいいでしょう。

 

強力なエンジンを積んだゴムボートに乗り込むのですが、ライフベストをかぶります。

 

滝と言ってもメインの滝に突っ込むわけではなく、無数にある小さな滝が集まっている場所に向かいます。

 

ボートの船頭は波が来ると横転するかと思うほど急旋回して、波にぶつかり上に飛び跳ねます。

 

すれ違うボートの波を利用したり、ジャンプするポイントを的確につかんでいます。

 

ドカンという衝撃とともに、ボートは飛び上がり、乗客は波しぶきをかぶり歓声を上げます。

 

 

↓小さな滝が集まる地点に来ます。

 

 

しばらくは滝を眺めながら静かな時間が過ぎていきます。

 

 

滝が落下する地点に向かってしずしずと進みます。

 

 

もう十分しぶきがかかって、引き返すと思ったら大間違い。

 

 

そのまま滝の真下に突っ込んでいきます。

 

まさしく、滝行です。

 

ボタンの間、首筋から容赦なく水が流れ込みます。

 

乗客から悲鳴が上がります。

 

ようやく通り過ぎたかと思う間もなく、また突っ込みます。

 

これを4回くらい繰り返します。

 

レインコートやポンチョなど役立ちません。

 

ああこれで終わったとホッとするのもつかの間、今度はバックしてまた突っ込みます。

 

船頭たちは明らかに観客の悲鳴を楽しんでいます。

 

 

はい、これがイグアスのメインイベントでした。

 

 

ディズニーランドやUSJのアトラクションでスプラッシュを楽しみますが、こちらはスケールが違います。

 

でも、やっていることは同じ。

 

地球の裏側まで来て楽しむアトラクションかな?・・・と思わないでもないです。はい。

 

 

・・・・・・・っということで、時間を巻き戻してブラジル側から見たイグアスの滝のつづきです。

 

歩道が突き出ていて、全貌が見渡せます。

 

 

展望台に上るエレベータから見た滝。

 

 

水量は70%程度だそうですが、とんでもない量の水が落下しています。

 

 

エレベーターを上がったところから見る滝。↓

 

虹が架かっています。

 

 

ジャングルアドベンチャーと銘打って、連結トロッコ自動車でジャンブルの奥に入っていきます。

 

まあ、アトラクションを意識していますね。

 

 

 

トロッコ自動車を降りたら、今度はジープに乗り換えて川を目指します

 

 

川面にはこのショボいケーブルカーで上下します。↓

 

はっきり言ってショボいです。

 

長時間待たされ、階段を使ったほうが手っ取り早いです。

 

 

さてこれからがメインイベント「水しぶき浴び」です。

 

つづく。

 

 

・・・・・・・っということで、海外旅行をしていると、旗を持った添乗員について団体がぞろぞろ観光しているシーンに巡り合いますよね。

そういった旅行スタイルを決してバカにしているわけではないけれど、まさか自分があの団体に加わるとは思ってもみませんでした。

何というか、「沽券にかかわる」というか。(^^;)

まあ、今回実際に団体旅行なるものを経験してみて、いろいろと感ずるものがありました。

大体予想は着くと思いますが、その中でも「添乗員」について気づいた点、改良点を考えてみました。

参加者はお気楽なものですが、そういうノー天気な気分にさせてくれるのもひとえに添乗員のおかげなのです。

給料をもらいながら世界各地を旅行できてイイな・・・なんてトンでもない。

お客様に快適かつ安全にご旅行していただくために、添乗員は神経をすり減らすのですよ。

今回の添乗員のT君はベテランの中でもエース級で、見習う点がとても多かった。

現地の観光は現地のガイドに任せるのが基本ですから、歴史とか、現地の知識が豊富である必要はありません。

添乗員はガイドというより、団体をまとめる能力が求められます。

参加者同士が仲良くなれるように、深い観察力がなければなりません。

そういう意味において、団体行動が苦手な・・・というより、一匹で行動しようとしがちなぼくなどは、まったく厄介な参加者なのです。

細かくは書きませんが、何度も迷惑をかけてしまいました。

T君には神経を使わせてしまいホントーに申し訳ないと思っています。


T君の気遣いの一例として挙げておきますが、バスの座席表。

なるべく多くの触れ合いを演出するのは当然ですが、バスの窓の支柱で眺めがさえぎられる席に当たったら、次はが支柱がない席を配分するのですよ。

信じられますか?

ぼくだったら、テキトーに座ってとか、次も同じ席ってでオシマイにしちゃいますけど。

添乗員を手なずけようとの魂胆は誰もが持つでしょう。

ですが、参加者とは距離を置きます。

食事のときも、遠く離れた席か別に食べます。

実に細かい、神経をすり減らす仕事なのです。

添乗員の実態を知ったら、だれもやりたがらないでしょう。

事実、(使える)添乗員は不足しているそうです。

彼の会社では、1グループ39人が一人で受け持つマックスだそうです。

今回は22人でしたが、39人を捌くなんて想像できませんよ。

T君の次の仕事は連休の期間にエジプトだそうです。

最近は女性の添乗員がほとんどだそうですが、T君のような即戦力は引っ張りだこってわけです。

さて、その大変な作業の一つに人数確認があります。

集合したら人数確認。

トイレから出てきたら人数確認。

立ち止まるごとに人数確認。

彼はいったい何度この作業を繰り返したことでしょう?

彼が凄腕なのは、名前と顔をあっという間に覚えてしまうのです。

ぼくなんか目立つので、参加者全員から「またFirstLightかよ」と一瞬で覚えられてしまいました。(^^ゞ

迷子を出したら、そのツアーそのものが成り立たなくなる可能性もあるから、点呼はとても重要です。

分かっちゃいるけど、本音を言えば省略するか回数を減らしたい。

そこでぼくなりの提案をしてみたい。

1)参加者全員に電子タグを持たせる

アップルが作っていますよね。

使ったことがないけれど、どこに誰がいるかが一瞬で分かるんですよね。

2)添乗員にモバイルルータを持たせる

先ほど触れたバスの座席表、食事の席順、明日の予定表など、T君はあらかじめ用意した紙に記入して、毎回配るんです。

一度などは、修正テープで訂正して書き直すなどしていました。

こういった連絡事項を伝えるために、参加者にルータにつなげさせ、それを通じて連絡事項を伝える。

老人とはいえ、いまどきスマフォを持っていない人間はいないでしょう。

その他、毎朝のモーニングコールとか、リアルタイムの観光案内とか、スマフォを利用することもできるはずです。

・・・・・・・

ぼくが気付くのはこの程度ですが、このITの時代、添乗員同士が困っていることの意見を出し合い、会社独自の「添乗員アプリ」を開発してもいいんじゃないでしょうか。

えっ?そんなものに投資する金がない・・・って?

いつまでこんな原始的な添乗員頼りの仕事を続ける気ですか?

このままでは、団体旅行そのものが添乗員の不足で存続の危機に陥るとか、大きな事故を起こしてしまうとか、そちらのほうを心配すべきだと思うんですがね。

便利になれば参加者だって気に入るはずです。

まあ、ぼくの本音を言えば、団体旅行は無駄な時間が多すぎる。

他人のためになんで待たなきゃならんのだ?と思う我がまま人間にとって、二度とツアーには参加しないぞって気になりました。<m(__)m>






 

・・・・・・・っということで、ブログを書く時間がない。




・・・・・・・っということで、いまアルゼンチンです。


と言っても、イグアスの滝をアルゼンチン側から見るために国境を越えただけです。


まあ、訪問国の数に加えてもいいでしょう。^^;


65カ国になりました。


国立公園の入口です。



こちらでは同じ滝を上から見るという趣向です。

アルゼンチンは物価が高騰して、国境を越えてブラジルに買い物に行くそうです。

ブエノスアイレスに行ってみたかったけど、経済と治安の悪化でイグアスの滝で我慢しましょう。

それにしてもツアーはなぁ〜んも考える必要がありません。

緊張感のない海外旅行は初めてです。

その代償として、自由が奪われます。

団体行動に付きものの無駄な時間もてんこ盛りです。

楽ですが、二度目はないですね。(^_^;)





・・・・・・・っということで、続きです。

 

 

ようやくメインの滝が見えてきました。

 

歩道橋があります。

 

いつだったか大洪水で橋の上まで水位が上がったそうです。

 

ブラジル側は残ったのですが、

 

アルゼンチン側は流されたというニュースがありましたよね。

 

 

自撮りだと左右逆転になります。↓

 

1億3千万年以上前に形成された滝だそうですが、この滝目当てに世界中から人々が集まってきます。

 

おかげで飛行場はできるわ、高層ビルは建つわ。

 

上に上がるエレベータが付いていますが、効率がやたらに悪くイライラさせられるだけです。

 

 

つづく。

・・・・・・・っということで、今回のツアーのメインにベンドです。

 

ぼくにとってはオマケですが、ほとんどの参加者にとってこれが目的の人が大多数。

 

確かに世界三大瀑布の一つと言われるだけのことはあります。

 

この滝を目的に世界中から、中には地球の裏側からやってくるくらいですから、それなりの魅力はあります。

 

その魅力をここで冷静に(?)ご披露したいと存じます。

 

ほとんどが写真で伝えるしかないのはあらかじめお断りしておきます。

 

イグアスの国立公園入口。(ここだけで皆が記念写真をガイドにせがんで、無駄な時間が過ぎていきます。)

 

 

入口から少し歩いただけで、遠くに滝が見えてきてアドレナリンが高まります。

 

 

どう見たって世界一の川幅を誇る大瀑布という感じがしません。

 

 

↓人間慣れしたハナ何とか熊が食べ物をねだりに集まってきます。

 

鋭い爪を持っていますから、手出しは危険です。

 

 

あれっ?スケールがずいぶん予想と違うぞ。

 

 

しかし進むにつれて奥からその様相を現し始めます。

 

 

ところどころ、このような展望台があって期待が膨らみます。

 

 

↓現地ガイドです。

 

3人目ですが、どういう訳かだんだん日本語が下手になってきます。

 

日系三世だそうです。

 

 

つづく。